【ヴィクトリアマイル2024】調教後の感想

みなさまおつかれさまです。
グラスワンダーの子孫でPrix de L'arc de triomphe、ぐらそんです。

今日はヴィクトリアマイルの調教後の分析をしていきます。

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有力馬分析

ナミュール 2.0倍 S+
ドバイターフ2着、香港マイル3着、マイルCS1着、富士S1着。去年の秋から覚醒している感のあるナミュール。実際、去年のヴィクトリアマイルのときの馬体と富士S、マイルCSのときの馬体を比較すると完全にキ甲が抜けて仕上がってきており、桜花賞時は430キロに満たなかった馬体重も460キロ近くまできている。馬体の成長とともに胸前やトモの筋肉の発達も素晴らしくマイラーとして完成の域に入っている。2000mくらいまではこなせるマイラーになっている。とはいえ去年のヴィクトリアマイルや安田記念では大敗しているのでそこは気になるところ。今のナミュールに乗るのは相当プレッシャーかと思うが、武豊騎手なら文句なしだろう。調教は不明だが最有力。
坂路54.0-24.8-12.0、不明 B

マスクトディーヴァ 4.0倍 B+++ > A
前走は先行して1番枠から完璧な抜け出し。ローズSをレコード勝利しているように実力は相当なものだが、東京新聞杯で6着に敗れているのは気になる。東京が合わないのか遠征が向かないのかどちらにしてもマイナス要素ではある。一方、モレイラ騎乗は大幅プラス要素ではある。そのプラスマイナスで考えたい。
今週の調教はしっかり伸びていい感じ。
坂路52.9-24.9-12.1、CW84.7-52.1-23.2-11.5、坂路55.1-26.2-12.7 B > B++

ウンブライル 8.6倍 S
阪神牝馬Sではパドックで入れ込み気配だったが、あれで0.1差2着まで差を詰めているのならかなりいい。しかも大外をぶん回してほぼマスクトディーヴァに勝ちきっている内容のある2着。無茶苦茶ムラがあるので川田騎手騎乗というのはいいのだろう。それでも勝ちきれるかは疑問だが状態は大分よさそう。マスクトディーヴァより上にとりたい。勝ちまである。
W85.0-53.0-11.3、日曜坂路53.3-25.1-11.8、W81.8-51.6-23.4-11.0 B+++

モリアーナ 13倍 B++
阪神JFで12着に敗れている以外は6着以内には入っており、結構優秀。速いあがりを使えるタイプのため安定して差してくるが展開待ちの部分はかなりある。今回、有力馬が差しばかりのなかさらに差して来れるか。
W87.6、W80.7-50.6-23.4-11.3、W83.4-51.9-23.2-11.4 A

フィアスプライド 17倍 B+
マイル3-1-1-2。東京マイル1戦1勝。中団から速いあがりを使えるタイプだが、今回同型は多い。
W84.6-51.6-23.1-11.1、W84.8-50.7-23.0-10.9、坂路53.1-25.0-12.2 B+

コンクシェル 19倍 A
逃げると3戦3勝。この内容なら東京1600も逃げきれてもいい。課題としては1800が4-0-0-1と圧倒的に好成績で、前走からマイナス要素が大きいこと。展開は向くと思う。
CW85.5-53.0-23.1-11.4、CW81.1-51.7-23.0-11.3、CW85.5-54.0-11.8 B+++

ハーパー 21倍 S
マイル2-0-0-1-0。敗れたのは桜花賞の4着のみ。
牝馬限定戦2-2-2-1。馬券外は桜花賞の4着のみ。
大阪杯13着、有馬記念9着、エリザベス女王杯3着が古馬戦の成績。ただ、重賞勝ちしたのはクイーンCで東京1600の条件。1.33.1でドゥアイズ、モリアーナ、ウンブライルに勝利している。桜花賞も実は4着。ヴィクトリアマイルは桜花賞の成績が結び付きやすいということを考慮すると桜花賞で一番頑張っているのはこの馬。さらに有馬記念や大阪杯で古馬牡馬にもまれてきたこともプラスだし、何より有力馬が差し勢が多いなか先行できる馬。
坂路53.1-25.3-12.6、日曜坂路54.8-25.4-12.6、CW83.0-52.5-22.5-11.3、CW84.1-53.7-23.2-11.7 B+

ドゥアイズ 23倍 A++
マイル1-2-1-2。阪神JF3着、クイーンC2着、桜花賞5着。掲示板を外したのはオークスと秋華賞のみでマイルなら安定した脚が使える。前走の阪神牝馬Sでもあがり33.0を使って0.4差5着にはきており、大外を回したためロスが相当大きかったが最後はかなりいい脚を使っていた。大外を回して負けるのはムルザバエフの悪いパターン。2月には京都1600を1.32.6で勝ちきっており、持ちタイムもしっかりしている。今回、鮫島騎手が乗るようだがこういうタイプには合うと思う。
CW83.8-52.1-11.6、CW84.0-53.4-11.6 B

ライラック 39倍 B
展開がハマると好走する。高速めのミドルラップがよく、どちらかというと中距離というタイプなのでマイルの流れが合うか疑問。
W81.8-51.2-11.7、W86.3,W86.9 B > B+++

フィールシンパシー 40倍 C
福島牝馬S組。先行力があるのはいいがメンバー的には厳しいと思う。唯一いい点をあげると去年秋の東京1600で1.31.9を出して勝ちきっていること。
W82.3-51.3-11.5、土曜坂路53.5-25.5-12.3 B+ > B++

総括

ナミュール 2.0倍 S+
マスクトディーヴァ 4.0倍 B+++ > A
ウンブライル 8.6倍 S
モリアーナ 13倍 B++
フィアスプライド 17倍 B+
コンクシェル 19倍 A
ハーパー 21倍 S
ドゥアイズ 23倍 A++

考察

ナミュール、マスクトディーヴァ、ウンブライル、モリアーナが人気順になりそうだがすべて差し馬。こういう展開になると前に行く馬を狙いたいところ。そうなるとコンクシェルやハーパーということになる。

全体展望

ナミュールは昨年の秋から急成長し、ドバイターフ、香港マイル、マイルCS、富士Sで素晴らしい結果を残しています。馬体の成長も目覚ましく、特に桜花賞時の体重から約30kg増加しており、2000mまでのマイラーとして完成の域に達しています。武豊騎手がそのポテンシャルを最大限に活かすと期待されています。

マスクトディーヴァはローズSをレコード勝利している実力馬で、前走でも先行から抜け出して勝利しました。東京新聞杯での6着が懸念材料ですが、モレイラ騎手の騎乗が大幅なプラス要素です。

ウンブライルは阪神牝馬Sで入れ込んだものの、0.1差の2着であり、外を回ってもマスクトディーヴァに勝利できる可能性があります。ムラがあるため不確定要素はありますが、川田騎手の騎乗が有望視されています。

モリアーナは安定して速いあがりを使い、展開待ちではあるものの、他の差し馬が多い中で、持ち前の差し脚を生かせるかが注目されます。

フィアスプライドはマイルで好成績を残しており、速いあがりも使えますが、今回同型の馬が多いのが課題です。

コンクシェルは逃げると強く、東京1600mでも逃げ切れる可能性がありますが、1800mに比べて条件が厳しい点が課題です。

ハーパーは東京1600mでの勝利実績があり、桜花賞でも4着の成績を収めています。有馬記念や大阪杯での経験が先行力を磨き、強さに繋がっています。

ドゥアイズは安定した脚を使い、桜花賞5着、阪神JF3着の実績があるマイル巧者です。京都1600mでの持ちタイムも素晴らしく、鮫島騎手が相性を発揮する可能性があります。

ライラックは展開がハマれば好走しますが、中距離向きで、マイルの流れに合うか疑問です。

フィールシンパシーは先行力はあるものの、メンバー的に厳しい展開が予想されます。

調教後の見解

ヴィクトリアマイルは上半期では牝馬最強決定戦なのだが、バリバリの調教は見当たらなかった。総合すると一番よく見えたのはウンブライルの先週の調教。併せ馬でびっしり。

正直、勝ち馬はウンブライル、ナミュール、マスクトディーヴァ、ハーパーのうちの1頭だと思っているがパドックさえよければウンブライルの勝ちもある。

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