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【シャニアニ2nd】シャニマスオタクの第一幕感想【ネタバレ注意】

一期がアレすぎたけれど今回も一応観に行きました。
良かったところと悪かったところに分けて書いていきます。


良かったところ

オリジナルだけで勝負する事をやめた

ゲームで描いていない所を描きたかったからなのか、一期は全部の話がゲーム内で描かれてない所でした。ただ、面白ければよかったけど面白くはなかった。
面白い話が書けないならゲームで評価の高い話を描けばいいのに「この視線はこういう意味で~」とか「ここではめぐるの振りに追従してるけどここでは前をみて踊ってて~」みたいなこだわりばかりで中身がスカスカだったという他なかった。
その反省なのか分からないけど、2話では評価の高いシナリオ「Straylight.run」をそのままアニメに持ってきました。
アニメとゲームを同じ世界線にするこだわりも捨てたらしく、オーディション番組はビーチでも何でもないし、八百長の話を耳に挟むのが愛依から冬優子に変わっていたりと尺感などに合うようにか、程よく改変されていました。

怒涛の新曲ラッシュ

新曲の量、多すぎない?
4話ではハロウィンライブが行われたのですが劇中で披露した4曲が全て新曲。しかもEDも新曲。
プリズムフレアも合わせれば第一幕だけで新曲が6曲です。1期のケチり具合はなんだったのか。

丁寧な展開

スタジオが突然停電したりパステルナイスが来られなくなったみたいな強引な展開はほぼありませんでした。(ゼロではないよ)
真乃をメインでお話が展開していくのですが
真乃が何に悩んでいるのか独白

ちょこと千雪さんが真乃の様子に気づき相談に乗る

そのお陰で真乃は一歩前進する
という流れが「分かりやすく」描かれていました。
めぐるや灯織も悩んでいる事には気づいているようですが深く立ち入ることはしないし、そこを丁寧に描いているのは良かったです。

悪かったところ

全員喋るノルマ

1話が一番気になったのですが、相変わらず全員が喋らないといけないノルマが存在しているようでした。カットがころころ変わるし登場人物も多いので1期流し見した程度では恐らく全キャラ覚えている新規は居ないでしょうし、誰が喋ってんの~?ってなりそうです。
既プレイ勢としては2話~4話はそんなにノイズにならなかったです。

クソダサフォント

題名のクソダサフォントは相変わらず続投していました。
EDは少し改善が図られてたのにどうして…

真乃ポエム

1話~2話は真乃が悩みを吐露するシーンがあるのですがずっっっっと抽象的な事しか言ってないので具体的に何に悩んでるのか分からなすぎる。
どんなアイドルになりたいのかビジョンが見えないって事なのかな~と思って見てたのですが表現を変えて同じことを連呼してるようにしか見えなかった。流石に飽きる。
ただ、3話でちょこ先輩と千雪さんに具体的にどう悩んでいるのか説明があったのでよかったです。
1期の一晩でいきなり心変わりみたいな突然の描写で置いてけぼりにされなかった。

まとめ

シャニマスはゲームなので自分のペースで作品に触れる事が出来ます。
その為、小さな心の機微にもいったん立ち止まって「(ここ、どういう意味だったのかな)」と自分で考える時間が取れます。
しかし、アニメは勝手にすすんでいくのでそんな時間はない。考えている間に話に置いていかれる。
だからシャニマスらしさはアニメと相性が最悪だと思うし、1期はそのせいで失敗したように見えました。

2期はアニメ的表現に舵を切ったように見えました。
だから逐一説明するし、置いていかれることが無かったです。
ストレイライト自体が2次元を体現したようなキャラクターなのでつまらなくする方が難しいと思っていたのですが、存外愛依ちゃんが越境で良い味出しててよかったです。

第2幕の予告では三峰が「今のバラバラなアンティーカについて」と感謝祭を匂わせてたり、千雪さんが「嫉妬…だと思うの」と薄桃色にこんがらがってを匂わせていたりしたので、このまま原作で評価が高いコミュをアニメに落とし込んでくれることを祈るばかりです…

Catch the shyny tailやらなかったの忘れてないぞ高山。

言い忘れてましたが、ノクチルは1幕では殆ど出てきません。(後ろ姿が映る程度)
ノクチルが見たくて映画館に足を運ぼうか悩んでる人はやめた方が良いかも。
でも話は(一期と違って)面白かったですよ!


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