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シャニマスさんへ

※この記事にはネタバレが含まれます

今回の企画、制作陣へ直接ありがとうが送れるかもしれない企画だという事に気が付きました。
なのでシャニマスに人生を救われた私はどうしても制作陣にファンレターが送りたい。ただそれだけの記事です。
普段は他人が見てるかもしれない事を意識して書いている事が多いのですがこの記事は自分の感情100%です。
見づらいかもしれないけど自分の言葉で伝えたいのでそうします。

この記事は多分企画の趣旨とずれていると思います。だから賞品とか別に要らないし、当選しても辞退するので別の欲しい人に送って欲しい。

私がシャニマスを始めたのはサービス開始から10日後の事。
最初の頃のWINGは凄く難しくてTrueなんて夢のまた夢でした。
千雪さんで初めてWING優勝した時のことは今でも忘れられないぐらい嬉しかったです。
それから少しして、グレフェスが実装される告知がありました。私は対人戦が苦手なので実装される直前にシャニマスから離れていきました。

そこから数年後、私は性格が良くないのでリアルの人間関係で少し問題があり心が疲弊しきっていた時期がありました。
今まで遊んでいた友人とも疎遠になり、暇な時間が出来た頃、そういえば昔シャニマスを遊んでいた事を思い出して気まぐれでまた触ってみようかなとなりました。
丁度ノクチルが実装される直前辺りだったと思います。

元々千雪さんが好きだった事もあってアルストロメリアのイベントシナリオを試しに読んでみようかなと思いました。
そのシナリオが「薄桃色にこんがらがって」でした。

シナリオを読んでびっくりしました。
自分の知っている昔のシャニマスと良い意味で全然違ったからです。
結末はどうせ3人か2人で同率優勝するんだろうな~と思ってました。

こんなにも嘘がないお話を初めて見ました。
こんなにも人間を描いている作品を初めて見ました。

「あ」という一文字の言葉にこんなに沢山の感情が乗せられるものなんだと衝撃を受けました。

残酷な世界なのにどこまでも誠実であろうとする三人。
疲弊していた私の心には劇薬すぎるぐらいに響きました。
気が付くと涙が出ていました。私は自分に驚きました。ここ数年間何を見てもドライな感情で一滴も涙が出なかった自分が泣いたからです。
自分にはそういう感情はもうないのだと思ってました。

普段どんな話でも1回しか見ないのですが、この話は何度も何度も読み返しました。その度に泣きました。
好きすぎて聖地巡礼までしました。人生でそんな事をしたのは初めてです。

大事な場所

今まで全然泣かなかったのにこれがきっかけなのか、すぐ泣くようになってしまいました。

それからというもの、今までの時間を取り返すようにシャニマスのコミュを片っ端から読みました。
気づけばアルストロメリアだけじゃなく、283プロの皆が好きになっていました。

私はシャニマスのお陰で心を取り戻す事が出来ました。
こうして言葉で感謝を表してもしたりないぐらい大切な物を頂きました。
人の優しさを行動だけじゃなく、その心をありがたいと思える人間になりました。

自分の事は好きになれないけど、自分に優しくしてくれた人たちに少しでも恩返しがしたい。その為の人生を生きようと、何の生きがいもなく二酸化炭素を吐き出すだけの人間から卒業できました。

シャニマスも時がたち在り方も当時と変わってきています。
もしかしたら自分が好きだったシャニマスはこの先無くなるかもしれない。
それでも私はシャニマスにありがとうと言い続けると思います。
好きだった思い出は変わらないから。

今でもシャニマスは大好きです。
願わくばこれからも誠実さを貫いていって欲しいです。

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