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5月のグラグリッド~過去への理解を深め、今を捉え、これからに挑む初夏~

こんにちは、関です。
木々の若葉も萌え出て、いよいよ心地よい春の陽気を楽しめる季節になってきました。

グラグリッドでは4月から完全リモート勤務が始まり、二か月が経過しました。現在はオンラインで社員同士のコミュニケーションをとりながら活動しています。

①6月以降へ向けてご提案ラッシュ!

まだまだ予断を許さない状況ですが、「この状況のなかで何かできることはないか」という方々からお問い合わせをいただいており、現在のグラグリッドは絶賛ご提案祭りです。

現在進行中・ご提案中のお仕事
・生命保険会社様 価値を生み出す営業に関するサービスデザインプロジェクト
・製薬会社様 患者様の意識と行動の研究におけるグラフィックファシリテーション導入
・イベント会社様 海外ゲストを迎えたプレゼンテーションと意見交換におけるのグラフィックレコーディング導入
・インフラ会社様 社員向けビジュアルシンキングの体験会
・新宿区立落合第六小学校での授業「ノート学」の準備
・小学生の「創造的読解力」向上の学習支援、仕組み構想
・お弁当お惣菜屋さんのサービスデザインプロジェクトの準備

私たちがオンラインで、そして今後の状況によってはオフラインで皆さんの想いに貢献できることは何か?を日々考えて過ごしてします。

②社内プロジェクト「COVID-19の影響で変わった市場調査・エコシステム分析」が始まりました

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サービスデザインのアプローチで価値ある体験と社会のしくみをつくる
パートナーである、私たちグラグリッド。

現在、大きく変わりつつあるこの「社会のしくみ」の変化の兆しを捉えるために、COVID-19の影響をうけて始まった新しい取り組みのエコシステムの分析を行っています。

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■エコシステムとは?

自然界における「生態系」を意味する言葉。生物とそれを取り巻く環境が相互に作用しながら、「生産・消費・分解」によってバランスを保って、循環している状態を指しています。
これになぞらえて、ビジネスの分野では、ひとつのビジネス(サービス)に関係する組織、団体、個人がどのような繋がりや作用を持ちながら、収益構造を成立させているのか、その循環の仕方と全体像を指す言葉として使われています。

具体的には、いま週に2日、メンバーが見つけた新しい取り組みのエコシステムマップを制作してそれぞれ持ち寄り議論しています。

メンバー同士で議論を深めることで、さらに取り組みの登場人物の関係性や実施のための工夫をあぶり出し、社会の変化や私たちが出来ることは何かを捉える試みです。

このメンバーがサービスのエコシステム分析の視点を養えるという、副次的効果もあらわれています。

③AktioNote様にて連載がスタートしました

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株式会社アクティオ様が提供している「創造する人」「革新する人」のためのノート、「AktioNote(アクティオノート)」。

さまざまなジャンルでチャレンジする人を応援しているウェブメディアで、チャレンジャーの皆さんへイノベーションを創出するヒントをご紹介する連載が始まりました。

第一回となる今回は、三澤、和田がグラフィックレコーディングとは何か? なぜ絵を描くことが思考の活性化に役に立つのか? を解説しています。

まずは簡単に始めてみる方法として、ノートを変えること、テンプレートを活用することの具体的な導入方法もご紹介していますので、ぜひご覧ください。

(おまけ)「教養の会」が大好評!

オンラインだと業務以外のコミュニケーションや学びの時間がなかなか取りづらいのが悩み。
そこで先日、新卒社員への課題図書を社員全員で読んだあと、オンラインで知識を深める「教養の会」を開催しました。

教養の会とは
教養の会は読書会ではありますが、読んで感想を言い合うだけではありません。読み方、読み解き方までデザインされた、知識を教養にするためのメソッドです。
幅広いジャンルの本をみんなで読み、その解釈をとおして知識を深め、繰り返すことで、教養を身につけることを狙いとしています。この「教養の会」は、グラグリッドの尾形が学んでいた小樽商大ビジネススクールの仲間との間で生まれたものです。本を読み、語り、美味しく飲む会として5年ほど続いています。



現在は直接会ってコミュニケーションをとれる環境ではありませんが、こうして新しい学びの場が作られたり、新卒社員の川村の入社をきっかけに会社のビジョンの捉え直しを行ったりしています。

これからへ挑むために、今できることを。

刻一刻と変化していく困難な状況の中ではありますが、一日でも早い事態の収束と、影響を受けられている方々の一日も早いご回復をお祈り申し上げます。

(関)


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