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日銀総裁の会見について思うこと

一日で円安が大きく進みましたね。1ドル160円が射程範囲に入りました。おそらく到達するでしょう。

この急速な円安を招いた原因は植田総裁が為替が物価に影響を与えていないの発言のせいなのは間違いない。

植田総裁の円安が大きな物価上昇に影響を与えてない発言は確かにCPIを見る限り正しいように聞こえるが、それは間違いだ。各企業は最長の為替予約を行い円安の影響を受けないように努力している。為替予約は最長一年、為替予約が終わる企業も多いのではないだろうか。

為替予約が終わった瞬間、今の円安が物価に反映される。そうなると一気に物価が上昇する。今年は世間一般では給料が上がったということだが、上昇分は消し飛ぶのではないだろうか。

植田総裁の発言はデータをもとに話していてしっかりしているように思えるが、毎回のように不用意に円安を呼び込み対策を余儀なくされているように感じる。元学者ということで分析は得意なのかもしれないが、発言がどうえいきするかの実務者の目線が足りないのではないだろうか。

今はアメリカの利下げまで耐えしのぶ局面。今回の円安も耐え忍ぶために対策として為替介入が入ると思われる。口先介入だけでも効果がありそうな状態で、それをせず。円安を不用意に進めてしまい、実弾を投入せざるおえなくするのは、日銀総裁としてどうなんだろうか?


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