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看護師のお昼ご飯

せっかく憧れの看護師に、辛い実習と国家試験を乗り越えてなったのに、どうして辞めたいと思ったのか…ひとつひとつの要素について、書いていこうと思っています。

私は狭くて深い人間関係の中で生きてきました

なので、視野が狭い人間だと思っています

自分が与えられた環境に疑問をもつことがほとんどなく、与えられたら、受け入れる。ただ、受動的な生き方をしてきました

でも、ちょっと世界が変わり始めたきっかけがありました

看護師って、病院の中でお昼ご飯を済ませることがほとんどです
お弁当を持参する、売店・食堂で買うという、基本的に外に出られない、何かあった時すぐに対応できるように病院内にいなくてはいけない。

そして、忙しいときは何かしらあるので、ご飯を中断したり、結局そのまま食べれなかったりすることもありました
残業代として請求できるかどうかは、上司の声がけ次第。20分とかだと、サービスです
私は全部サービスでした。残業代になったことないです。笑

自分が十分にお昼ご飯食べれてないのに、食事介助してるときは泣きそうになりました。笑
しかも、30分かけたのに結局1割だけ摂取…とかもありますよね

そんな感じの看護師のお昼ご飯問題

勤務中は病院に篭りっぱなしなので天気のいい日なんかはもったいない気持ちになりますよね。紫外線を浴びるのはお肌のためには嫌だけど、お散歩したり公園に行ったりカフェでのんびりしたり…雨の日に比べて、私は、やりたいことがたくさん浮かんできます

窓から見える外の景色をみて、
「外に出たい…」と、呟く看護師もいましたね。笑

他のお仕事も、外に出る機会が多くはないと思いますが、よくドラマとかでおしゃれなお店にランチに出かけているのを見て、すごく憧れました。

白衣で出かけるわけにいかないので、もちろん外に出ることは叶わないのはわかってましたので、食堂で食べるお昼ご飯が一番幸せでした

外の景色を見て、病棟から少し離れられただけで、気持ちが楽になれる唯一の時間でした


社員食堂がない病院にいたこともあるので、病棟の一室の休憩室で食べてました。おかげで業務中はお昼休みでもほんとに病棟から離れることはなかったですね

そんな感じだったので

休憩時間くらいは、自由になれる時間がほしい

強く思うようになりました

この思い出たちが、積み重なって、看護師を辞めて異業種に行きたいという気持ちを作っていきました

小さなことの積み重ねの私の思い出に、共感してくれる人がいたらいいな


ただの憧れ、高望み

そう思う人もいるかもしれません

でも、そんな憧れを自分の努力次第で、1つでも可能にできるかもしれない、完璧でなくても自分の理想に近づけるかもしれないのなら、一歩踏み出したいと私は思います

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