就活体験記~「何となく」から「納得」へ
はじめに
初めまして。就活を終え、学んだことや感じたことを残しておきたいと思います。はじめに簡単な自己紹介をします。
出身:福島県
大学:千葉大学
学部:文学部人文学科歴史学コース
中学生の時から、歴史が好きだったという理由だけで大学選びをして、進学しました。今思えば、この「好き」という感情が全ての始まりであり、自分の感情に素直であったことが就活にもつながっていたなと感じます。そんな私の就活を振り返ってみたいと思います。
就活の流れ
私がたどった就活の流れを簡単にまとめてみたいと思います。
3年4月:就活スタート(説明会に行ってみる程度の何となくスタート)
3年6月:長期インターンを始める(インターンを理由に就活しなくなる)
3年12月:長期インターンを辞め、本格的に就活を始める
3年2月:内定を頂き、意思決定する
以上のように、私の就活は、何となくのスタートから見ると長期間頑張ったように思えますが、実際にきちんと出来ていたのはほんの3か月程度の事であったようにも思います。どうして始めたてが上手くいかなかったのか、そして何をきっかけに本格的に動き出すことができたのか、細かく振り返ってみたいと思います。
何となく就活スタート期
就活を始めたのは、3年生の4月頃でした。4年生の先輩から、内定をもらったという話を聞いたり、大学でキャリアイベントが開催されるようになり、「就活しなくては…!」と焦って始めたという状態でした。
しかし、私には就活が何であり、どう進めたらよいのか全く分かりませんでした。とりあえず、有名な就活サイトに登録し、名前を知っている企業の説明会に参加してみた、ただそれだけでした。説明会に参加しただけで、就活している気分になっていたのだと思います。
そんな状態のまま一か月が過ぎたころ、ある会社の説明会で長期インターン生の募集をしていると聞きました。「インターンってガクチカになるやつ⁈」と考えた私は、就活にも使えそうで給料も発生するなら、という単純な気持ちで長期インターンを始めました。
長期インターン全力期
甘い気持ちで始めたインターンは、私にとって大きな影響を与えてくれたものになりました。3つに分けて説明します。
1つ目は、やりきる経験を積むことが出来ました。当然のことですが、給与が発生するということは、それに見合うだけの成果を出さなければいけません。そのために、目標に向かって周囲の人と切磋琢磨した経験は、ガクチカの一つになったことは間違いありません。
2つ目は、社会に対して関心を持つきっかけになったことです。人材系の営業のインターンを通して、社会には人に関する課題が山積みであり、社会は人の集合体であるのだから人が変わらなければ社会は変わらないのでは、という考えを持つようになりました。やりたいことも明確でなければ、興味のある業界などもなかった私にとって、人材業界というものに興味を抱くきっかけになりました。
3つ目は、就活の先輩・仲間との出会いです。学部内には、進学や公務員・教員を目指す人が多く、ともに頑張る仲間はあまりいませんでした。そんな中で、インターン先では就活に真剣に取り組んだ先輩や、今全力を尽くしている同期と出会うことが出来ました。
何となく就活からの脱却期
インターンで出会った先輩に、就活について相談した際に、「企業をたくさん見ているみたいだけど、自分については理解を深められているの?何のために今インターンしてるんだっけ?」と質問されました。インターンを始めてからも、機会があれば企業の説明会に参加し、就活していると思い込んでいた自分にとって、先輩からの問いかけは転機になりました。自分と向き合ってみたが、思うようにできませんでした。自分は就活をしている気持ちになっていただけでした。インターンでは、やりきったという気持ちがありつつも何となく続けていただけであったため、「就活に力を注ぎたい!自分ときちんと向き合わなくては!」と考えなおし、インターンを辞め就活を本格スタートさせました。
就活本格スタート期
インターンで出会った先輩から、inteeというサービスを紹介していただきました。就活エージェント、というものすら知らなかった私は、とりあえず行ってみよう!の気持ちで説明会に参加しました。そこで、自分自身が自己分析というものが全く出来ていないことに気が付きました。
メンターの脇本さんにたくさん深掘りしていただいたことで、自分の過去を振り返り、未来について考えることが出来ました。やりたいことや強み、志望動機など、すべてにおいて過去の体験と紐づけて整理できたことがとても良かったです。
意思決定期
自己分析からやりたい事を考えられた私は、順調に面接を進んでいくことが出来ました。しかし、ある面接で「第一志望群の企業があると思うけど、最後はどんな情報で意思決定するの?」と聞かれたときに、答えることができない自分に気付きました。事業内容や、MVVへの共感度合い、企業の規模、など様々な要素がある中で、自分の決定軸は何なのか、すごく悩みました。
そんな時にヒントになったのは、自己分析でした。大学受験や部活動、習い事など、過去にも様々な場面で意思決定をしているのは確かであり、過去の自分が何を基準に意思決定をしたのか振り返ってみました。その結果、決定軸の根幹は「自分がワクワクするか、やりたい・好きだと感じるか」といった自分の素直な感情にあるのだと気が付きました。就活においても、今までのように感情に素直に従うことで、納得できる決断ができると考えました。
そのため、私の最終的な意思決定の軸は「ワクワクする!この会社の人たちと働きたい!」という感情でした。
最後に
「何となく」という曖昧な気持ちで始めた就活でしたが、インターンやinteeのメンターさんとの出会いを通して、納得のいく意思決定をすることが出来ました。就活を通して、自分の感情が最終的な決定軸である、と気付くことが出来てとても良かったし、人生通して変わらないことなのかもしれないなと思いました。
最後に、私が就活で巡り合った考え方を記しておきたいと思います。
「選択に正解はない。自分で正解にすればいい。」
私が内定承諾した企業の社員の方に言われた言葉です。決定軸に悩んでいた私にとって、すごく刺さった言葉でした。自分が取った選択を正解にできるように、これから努力していけばいいのだと、強く熱い気持ちを抱くことが出来ました。
intee(インティ)|自分の意志でキャリアを切り拓く就活支援サービス
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
上記リンクが、inteeさんのサイトになります。
私が本格的に就活を始めるきっかけでもあり、自己分析から意思決定までサポートしていただいたinteeさん、脇本さんには感謝しかありません。本当にありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?