「バラバラリリック」の2つのカミサマ

「カミサマはなんと!望んで不必要になったので!」

このカミサマって誰だ?という話。

cosMo作品のカミサマとは

消失シリーズで「カミサマ」と言えば2つである。激唱の「語り継がれる創造神」=∞ミクと、Hyper∞LATiONの「カミサマ」=マスター(たち?)である。またハイパーインフレに関しては少女の二次創作である以上「少女」という可能性も一応残っている。

文脈をcosMo曲全体にまで広げればもう二人カミサマはいる。一つはご存知ステラ、もう一つがHΨ=世界創造=EΨの「アン」である。

が、動画的には確かにこの「アン」であるのは間違いないが、世界創造は楽曲の主導権をcosMo(黒猫アンティーク)が握ろうとした作品である。メタ的にも、五人目のカミサマとしてcosMoが加わる。ある意味当然である。

二人のカミサマ

ではバラバラリリックのカミサマはどれなのか。私は「∞」そして/または「cosMo」だと考える。

文脈が薄れる、個性をなくすということは「∞」ルートとも考えられる。それを「リアルの矜持」として否定した。という解釈と、

「作者の死」の文脈である、すなわちコンテクストと一緒に作者も無視される、という解釈である。

両方同時に成立しうるだろう。