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20240627 日記362


車検と宝塚記念

車検に出していた車が帰ってきました。

今回、車検のついでに2年くらい前から温風しか出なくなっていたエアコンの修理も頼んだのだけど、見積もり23万という回答があった……。

父から引き継ぎ走行距離は10万キロ間近。エアコン以外にもいろんなところにガタが来ており、定期的に数万単位の修理代が発生している。

恐らくこの車と夏を過ごすのは次の車検までになるだろうと考えた結果、今年も汗だくになりながら窓全開でアニソンを流すことで何とかする(ならない)ことに決まりました。

愛着がある車なので、手間がかかるとはいえお別れの日を想像するとちょっと寂しい……。

金額次第では普通に直すつもりだった修理代が丸々発生しなくなったため、自分の中では「23万勝った」という非常によくない思考になり、宝塚記念で普段より多く勝負したところ惨敗を喫しました……。(今年の日記史上最低の描写)

フォロワーの日記を読んでめちゃくちゃ共感していた。

VRChatワールドNAGiSAで遊んだ

VRChatで話題になっていた日本人向け1対1お話しワールドNAGiSAに遊びに行きました。

俺はコミュニケーションが得意ではないのだけど、人と話すのは好きで、大人数の飲み会は苦手だけど、1対1に近い少人数の飲み会は好きという非常にめんどくさい性質を持っている。

VRChatでも、VRC学園のような1から新しく関係性を構築していく場所は良かったのだけど、既に形成されたグループに飛び込むのが苦手で、学園後にクラスメイト繋がり以外でなかなか声をかけられない(声をかけてもらうことでしか新しいフレンドを作ることが出来ない)ことに悩んでいたりした。

NAGiSAは同じワールドにいる人たちがランダムに部屋に飛ばされて、1対1で5分間の会話を繰り返していく仕組みになっており、会話に対してゆるやかな強制力が生まれた上での1対1で初めて会う人と話すことができる、俺の極めてめんどくさいコミュニケーション需要を完璧に満たした天啓のようなワールドだと感じた。

合計3時間(36人)くらいNAGiSAで話してきて、印象的に残っている人とのお話を書いていこうと思います。

かわいいアッシュちゃんの方

VRChatで初対面の場合、まずはアバターの話題から入ることが多い。

私が普段使ってるアバターの素体はアッシュちゃんなのだけど、2021年にリリースされたアバターということもあり、最近はめっきりアッシュちゃんを使っている方を見なくなっていた。

なのでNAGiSAを初めて3人目くらいで、めちゃくちゃかわいいアッシュちゃんの改変の方と出会えた時にテンションが爆上がりしてしまった。こういう、ランダムかつおしゃべり出来る場で出会えると嬉しさが500倍くらいになる。(ギャンブラーの性質)

5分間ほとんどアバターの話をしていた気がする。

同じぷらすわんアバターである真冬ちゃんもかわいいのだけど、真冬ちゃんはちょっと女性的なかわいさが強いので、微妙なニュアンスの差異でアッシュちゃんを使い続けてしまうという話にめちゃくちゃ共感をしてもらえてよかったです。

一緒に写真撮ってもらえばよかった……。

ミャンマー在住の大学生の方

NAGiSAは日本語話者しか入れないように、入り口に簡単な質問(一番北にある都道府県はどこ?とか)が用意されているのだけど、ミャンマー在住のめちゃくちゃ日本語が上手な方とマッチングした。

初手で年齢を聴かれて元気よく答えてしまったけど、向こうが大学生なのでこちらがビックリしてしまった。

もともと日本のアニメが好きで、VRChatを初めて仲良くなった日本人の方と遊んでいるうちに言葉を覚えたため、話すことはできるけど読み書きはほとんどできないらしい。そういうこともあるんだ……。

来年、日本に行く予定ということだったけど、コミュニケーションという意味では全く問題ないと思いますよとお伝えした。

やや自分が情けなくなり、俺も今後は英語で話しかけられてもボディランゲージなどでコミュニケーションを取ることを諦めないようにしよう……と思った。

VRC学園3期の先輩&12期の後輩

VRChatの初対面で得られる情報として、アバターの他にプロフィール欄が存在する。

俺のプロフィール欄をみてVRC学園の出身であることを知って「実は自分もVRC学園の3期生なんですよ~」と言って下さった方がいた。

私は10期生なので「すんません。焼きそばパン買ってきます……」と言ったら「あはは。コーヒー牛乳もお願いします」とノリよく返してくれた。

その後、12期の方とも偶然出会う。学園出身者がNAGiSAに多すぎる。担任の先生の名前を聞いたら10期の同期だった。

私は卒業して1年以上が経っても、未だに10-4の友人たちとゆるやかな繋がりが続いているのだけど、12期の方はもうクラスメイトとあまり会わなくなっていると話していた。

卒業後もクラス単位の関係性が続いていること、想像以上にすごいことなのかもしれない。(ありがたい)

うんこを描くのが上手い初心者の方

さっきVRChatを始めたばかりという、デスクトップモードの方ともマッチングした。

初手でこのワールドに来るのか……と思ったけど、案外正解かもしれない。

デスクトップモード(VRゴーグル無し)かつ始めたばかりにも関わらず、何故かめちゃくちゃQVペンの使い方が上手くて、その技術をフルに生かしてウンコを描きまくっていた

小学生なので一緒にウンコを描いて爆笑して5分が経過していました。

その後、フレンド申請が送られてきたのでフレンドになった。確実にVRChatの適性あると思う。

4足歩行のイケメン

男性アバターのイケメンと会うのが珍しく、まじまじとみていたら、折角8頭身のイケメンなのに4足歩行で這いながら移動してきて笑ってしまった。

髪型の作り方が現実のイケメンみたい(オタクの語彙)に何層かに分かれてセットされていて、すげえな……と思って「この髪型、どうやったんですか?」と聞いたら「オリーブオイル塗りたくってます」との返答があった。そういう適当な返答も、容姿と声が相まってホストみたいで雰囲気が出ててよかった。

女の子の姿もありますよと言って見せてくれた改変が、これまでみたことのないレベルの作り込みですげえ!すげえ!って言ってたら5分が経ってしまった。恐らく何らかのすごい技術者だった可能性が高い。

ハンギョドンが好きな方

ハンギョドンが好きとプロフィールに書かれていたので、初対面の人に俺が幼稚園の頃にハンギョドンにペロペロキャンディを奪われたエピソードを披露してしまった。

BADコミュニケーションだったと反省している。

ウナギマンさん

名前がウナギマンさんという方で「やっぱりウナギがお好きなんですか?」と安直な質問をしたら、俺のように質問をする人が多いからか、ウナギに対する豆知識やエピソードトークがめちゃくちゃちゃんと出てきて、名は体を為す方だった。

天然のウナギがヤクザのしのぎになっている話や、北海道の大学がPCの排熱を利用したウナギの養殖に成功した話など、5分間のウナギ漫談(ウナギマンだけに)を頂いてしまった。

一個エピソードトークを持っていって、5分間、ひたすらそれ一本で回して磨いていく使い方もできるな……と思った(やめな)。

変な人とロールプレイ

NAGiSAを初日からずっとやっている方に「変な人に気をつけてくださいね」と言われたので「変な人、会ったんですか?」と聞いたら「初手で『コ●ナワクチンを何回打ちましたか?』と聴いてきた人はいました」という返答が帰ってきた。

その方が「現実でもVRでも、開けた場所だったらコミュニケーションを拒絶してしまう相手でも、閉じた場所で5分間っていう制約があると、意外と『5分だし話を聞いてみよう』ってなるんですよね~」と話していたのが印象的だった。

確かに、ある程度、身の安全があって、5分間のリングの上での戦いとなるここだからこそ、対話できる人というのはいるのかもしれないし、俺も大きくいえばその枠の中にいる変な人の可能性もある。

あと「そういう意味では、変な人のロールプレイをして反応をみるっていう使い方をする人もいるのかもしれませんね」とも話していて、使い方としてはあまり良くはないのだけど、そこまで発想が進んでるのがすごいな……とも思った。

小説と競馬をやってる方

プロフィールに「小説書いてます」という情報と「競馬をやっています」という情報が書かれている人が来て、めちゃくちゃ話しが合いそうな人が来た……と思って嬉しくなってしまった。

NAGiSAは双方の合意があれば、5分間の会話時間を延長することもできる

案の定、めちゃくちゃ話が合ってしまい、5分じゃ足りないな……と思っていたのだけど「もっといろんな人と話したいんじゃないだろうか?」「俺が楽しいだけで、向こうは楽しくないかもしれない」という俺のめんどくさい自意識が発動してしまい、5分間でお別れしてしまった……。

でも、いつかまたお話したいなと思ったので、ワールドを出る前にフレンド申請をしたらすぐに返ってきて嬉しかった。良かった……。楽しかったのは俺だけじゃなかったんだね……。

夏コミの原稿

何とは言わないが、久しぶりに夏コミに寄稿する文章を書かせて頂きました。

人間的な成長と、これまでの贖罪を示すため、これまで締め切りギリギリかオーバーで提出していた原稿を締め切り3週間前に提出しました……。

昨年の修羅場を超えて、4000文字という上限が前よりイージーに感じるようになったのと、どこに力を入れて時間をかけるべきかが、以前よりもハッキリしている分、何を書くか迷わなかったというのが大きいのかもしれない。

俺にしては珍しく、提示されたテーマに対して、今の自分が持てる全てを出した4000字とちゃんと言える文章を書いたつもりなので、機会があれば是非読んで下さい……。(まだ具体的な告知はできない)


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