見出し画像

20240425 日記353


Bluetoothイヤホン

昨年末に買ったばかりのBluetoothイヤホンをポッケに入れたまま洗濯してもうた……。

気が動転して、水浸しの状態で動作確認してしまい、乾燥剤代わりのお米に入れて2日放置したあとも音が戻らなかった。(その後、お米はしっかり洗ってBluetooth米として俺が美味しく食べました)

以前使っていたイヤホンも壊れたわけではなかったので、一時的に代わりに使うくらいならいいかな……とも思ったのだけど、仕事の通話にも使用していたのと、ノイズキャンセリング機能の優秀さを知って、それがない旧イヤホンに戻れなくなり、仕方なくかわりのイヤホンを購入することにした。

結果、5日間放置したら水没したBluetoothイヤホンが復活していました……。最近の防水は優秀だね……。

上が1時間の洗濯に耐えた超防水イヤホン、下が早とちりで追加購入した新しいイヤホンです。

全く同じイヤホンを買わなかったのがせめてもの救いで、新しく買った方が音楽を聴く上ではイイ感じで、前の方が通話やノイズキャンセリングの強さは優秀なので、今後はシーンに分けて併用する贅沢な使い方をしようと思います……。(前向き)

皆さんもイヤホンが水没した時は諦めずに5日間くらいは乾燥させて下さい

姉とメイドの小競り合い

火曜日、地元で友人に髪を切ってもらったついでに実家に帰った。

この八景島シーパラダイスにおける絵あわせゲームのエピソード、何としても姉に伝えなくてはいけないという使命感(姉はこういう話が大好きなため)に駆られていた。

一番いい形でお出しできるよう、まずは髪を切ってくれた友人に話して、姉向けにトーク調整してから実家に帰ったところ、姉から「メイドと小競り合いになった話」というめちゃくちゃフックの強いタイトルの話を100分に渡る超大作でお届けされることになった。

普通100分も誰かの話を聞いてられないし、全然話がまとまっていないし、道中いろんなところに話が散らかるのだけど、情景描写と心理描写の巧みさが凄まじく、聴き応えがあって惹きこまれてしまう。(普通、姉をそういう評価軸でみないよ)

エピソードそのものよりも、姉という人間が持つ天性の語り口が面白いケースなので、家に帰って彼女に同じ話をしても俺では全然面白く話せず、何か悔しい気持ちになった。

猛烈ラジオをやっている中で「普通は一人でそんな喋れない」と言われるのだけど、俺も一般的にはめちゃくちゃ一人で喋る人間なのに、身近に一人喋りの怪物がいた結果、姉との比較で喋る量は普通くらいだと勘違いし続けていた可能性がある。多くの人に迷惑をかけてきたな……。

いつか猛烈ラジオセカンドシーズンのゲストに姉を引きずり出したい(※姉はラジオをやったほうがいいため)気持ちもあるが、単純に姉と感覚を共有しすぎて俺だけがめちゃくちゃ面白くなってる可能性もある。

ゴールデンボールの話は、姉が以前話していた「イルカのショーは百合」という謎の言説を10年越しに理解したという話を導入にして「今日、これだけはどうしても姉に話したかった」と伝えた上で、ショーの風景や絵合わせゲームのルールをあえて丁寧に説明したら爆笑してもらえてよかったです。

観たアニメ

ガールズバンドクライを3話まで観ました。

各話タイトルが邦ロックの楽曲を引用していて、手招きされているようで、癪に障っていた(逆張り)のだけど、素直に観てみたら死ぬほど面白くて謝罪することになった……。

特に第2話は、ここ1年で観たアニメの単話で5本指に入るくらい良かったです。

主人公の井芹仁菜さんがものすごいキャラクターだなと思う。

クラスメイトに無視されるいじめを受けて高校をやめることになった過去があるのに、キャラクターからそのことを同情されるのではなく「そんなんだから、高校やめることになったんじゃない?」と言われて、こちら側もその言葉に正直同意してしまう主人公、なかなかいないよ……。

キャラクター造形としてはかなりギリギリなくらい社会性がなくて、俺はめちゃくちゃウケてしまうけど、これは俺が32歳な気がしていて、仮に17歳だったら強烈な共感か、強烈な同属嫌悪かのどちらかに振れていた気がする。

3話で追いかけてきたすばるちゃんを撒いて、一人で帰るためにコンビニに寄ろうとするやつ、俺も会社の飲み会帰りに電車一緒になりたくない時などによくやってしまうので、井芹仁菜さんを笑う資格はないのかもしれない……。

その、概ね己の中に原因がある社会に対するままならなさを、誰かに思い切りぶつけるためのロックンロールという作劇が一貫しているのがすごいことだと感じている。

もともと音楽アニメは大好きなのだけど、パンクロックのノーフューチャーの精神を芯に据えた話を女の子たちのアニメでやること自体がすごいし、それを覚悟を持ってやってるのが伝わるアニメだなと感じている。

井芹仁菜さんはその衝動性をコントロールできるようになっちゃうと音楽的につまらなくなるので、成長譚みたいにはならず、ずっとブチギレてるアニメになるのかもしれない。今後も楽しみです。

夜のクラゲは泳げない2話まで観ました。

「JELEE」の活動に協力することを決めたまひる。
早速MV用のイラスト制作を進めていくが、肝心の作曲をできる人がおらず困っていた。
そんな中、2人がバイトするカラオケバーに現れたのは、
アイドル時代の花音を推してくれていた少女、高梨・キム・アヌーク・めい。
動画を見て覆面シンガーが花音だと特定しためいは、
会うなり「解釈違い」だと今の花音を否定するような言葉をぶつける。

1話は良かったのだけど、キャラクターたちの目指すところとか、渋谷という街の描き方を通して、俺というよりは下の世代に届いているならいいな……という気持ちだった。

ただ、2話から出てきた新キャラ高梨・キム・アヌーク・めいさんが「解釈違いです!」と言い始めてから、血がにじむくらい下唇を噛みしめながら観ていた。

正直、2話の方が断然面白かったし、ほぼ同じ材料を使って、俺よりも俺がやりたかったことを物語として上手く落とし込んでいるのが、この夜のクラゲは泳げない2話だったので、めちゃくちゃ勝手に謎の敗北感に苛まれていた……。

作者の方がガガガ文庫新人賞出身なので、待ってろよ……という思いを強くした(何で?)。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?