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20210701 日記182 豊崎愛生さんの楽曲『Cheers!』について

この言説については、後にライブのことを書き残す上でも留めておく必要があるのと、外にも届く可能性が結構あるので残しておこうと思う。

一番は単純に俺が書きたいだけだが……。

『Cheers!』があまりにも良すぎて、今日一日無限に聴いていた。

『タワーライト』という楽曲があって、この曲も豊崎愛生さんの楽曲の中でもトップクラスに好きな曲なのだけど、全く未知の土地であった東京という街に踏み入れ、不安の最中、東京タワーのオレンジの光をみると安心したという、愛生さんの上京当時の思いが反映された楽曲だった。

対して『Cheers!』には「33階の東京タワー」という歌詞が登場する(※ザプリンスパークタワー東京33階のレストランから東京タワーが一望できる。この楽曲のタイトルは乾杯を意味する)ように、憧れとして眺めていた『東京』という象徴の中から、その温かくてキラキラした明かりそのもののことを歌った楽曲だと感じている。

自分にとっての「東京そのもの」だと語った土岐麻子さんと、土岐さんのシティポップを形作ってきたトオミヨウさんとのコンビによって、タワーライトの中の明かりの歌が紡がれ、そして、その輝きの在りかは「人と人とが出会って、乾杯すること」の中にあるというメッセージが送られたこと、アルバムのテーマとしても、単曲としても、あまりにも美しすぎる。

土岐麻子さんが歌ってきた楽曲が「東京そのもの」であること、それを託せるだけの東京という街に血を通わせる音楽であったことを、ライブに行って知ることが出来ていたからこそ『Cheers!』という楽曲が、ここまでぶっ刺さったんだろうな……と思っている。

ライブに連れて行ってくれた後輩(※この日記に登場する全ての後輩を司る存在。趣味の範囲が流石にバケモノ)に感謝の意を込めて、興奮気味にメッセージを送ったら、また、俺が感じていたことを上回ることを言ってきたので「列を成して下さい」と、アルバムのテーマに沿って先を歩かないように注意しておいた。(パワハラ)

土岐麻子さんのライブにもまた行きたいね……。

後で土岐さんのラジオも聴こうと思います。


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