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20241002 日記376

ブチ抜く吉田

discordでフォロワーから教えてもらったトリプルファイヤー吉田さんのYouTubeチャンネル、ブチ抜く吉田に夢中になってしまっている。

トリプルファイヤー吉田さん、髪型と、猫背と、いつもニヤニヤしてるところと、ひょろひょろな体型と、醸し出される弱々しいオーラがリアルの俺と似ているため、かなり他人とは思えない部分がある。

初のMCバトル参戦で、呂布カルマを相手に「俺は収穫できるほどまだ育ってねえぜ」というパンチラインを繰り出し善戦したのをみたのが最初の出会いだったのだけど、そこから聴いたバンドの曲もいい。

トリプルファイヤーの曲は、パチンコがやめられないことや、物事を先延ばしにしまくったりすることみたいな、しょうもないことばかりを歌っているのだけど、その情けなさが突き抜けすぎているせいで、めちゃくちゃカッコいいバンドサウンドと並び立つものにまで昇華されているのがすごい。

ただ、その情けなさには深いところで共感がある。

結局はいつまでも先延ばしにして、グルグルと決断を出来ずにいる自分自身とトリプルファイヤー吉田さんは、同じ穴のムジナでもあるのだ……。

そして、その圧倒的なまでの情けなさはフロントマンの人間性から滲み出ているものであり、ブチ抜く吉田は、そんな吉田さんがブチ抜こうとする日々をありのままに記録したチャンネルだった。

初回で「ブチ抜くためには部屋が散らかりすぎている」「生活を変えるために断捨離とDIYをしなくてはならない」と言って片付けた際に出た処分品をフリーマーケットで売る回。

オチがめちゃくちゃいい。無くなったといわずに「増やすことは出来なかった」というのがあまりにもリアルすぎる。

「海に行きましょう」と江の島に出かける回。

この先も吉田さんは、呂布カルマにディベートでボコボコにされた時や、7年間先延ばしにしていた神社の資格習得の電話をした際など、日常の中で耐えられないことや傷つくことがあると必ず海に行く。

このカットが芸術的すぎる。

吉田さんの同居人をオーディションで選ぶ回。

最後オーディションという目的を忘れて、志願者たちがブチ抜きたいことを話していくシーンで謎に感動してしまった。

この回あたりで、ブチ抜くという言葉の意味が、おおむね猛烈と同じであることを悟った。

高校時代の同級生、イケダさんの漫才3部作。

イケダさん、周囲と問題を起こしたり、普通に言動がよくなかったりしてヤキモキするのだけど、漫才3部作ではいずれもステージに立ってネタを二本披露していて、そこは見習わなくてはな……と勇気をもらう。

舐達磨のMCを聴いて志願してきた人が、ネタに玉音放送のくだりを入れることだけは頑なに譲らなかったのでめちゃくちゃ笑ってしまった。変な人すぎる。

クリスマスシリーズ。

この先、クリスマスの風物詩となるカメラマン・サトウさんのお友達スズキさんが良すぎる。

いい人なのだけど報われない様子が動画で起こる出来事だけでも分かる。

お酒を飲むと、日ごろ抱えていたストレスが全て表れて泣きだしてしまう。スズキさんがクリスマスを一緒に過ごせる友達がいてよかった。

あまりにもトリプルファイヤーの曲すぎて笑ってしまった。

今日、このチャンネルを知るキッカケとなった7年間先延ばしにしていた資格習得の書類を出しに行く動画が、恐らくどこかから怒られて非公開になっていた。

全部の動画が面白くて、続きを待ちわびてしまっている。

ブチ抜いて行きましょう。

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