20230220 日記297 私立VRC学園6日目
目まぐるしく流れる青春生活に、体力が着いてこれなくなってしまった――
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2月20日の授業は、Kajiさんの「現役執事が教えるVRCのコミュニケーション方法」でした。
Kajiさんのお話、授業の進め方がすごく上手だったのもあったけど、非常に興味深い内容だったと感じている。
学園生活を通じて、VRChatの『何』に楽しさを見出し、興味を抱いているのかというのは、生徒それぞれに結構違うのだなというのを感じていた。
だからこそ授業内容も多岐に渡っていて、アバター改変やワールドの作成といった技術や仕組みを教える授業もあれば、ゲームとしての面白さを深堀りする授業、VRChat上での過ごし方についての授業など、様々なカリキュラムが用意されている。
Kajiさんの授業を受けて、俺自身は圧倒的に『コミュニケーション』の形に感動し、興味を持ってここに来たのだなというのを自覚した気がする。
この授業「現役執事が教えるコミュニケーション方法」という講義内容で、社会人向けのマナー講習としてお金を取ってしかるべき内容だったと思う。
ただ、現実にいる俺が、会社に強制されたなどの理由もなく「現役執事が教えるコミュニケーション方法」を能動的に受講するかと言われると、その講義の様子をイメージ(セバスチャンと呼ばれるおじいちゃんが教えてくれそう)した段階で、なんかお堅そうだな……俺の常識不足をシバかれるんじゃないか……と思って敬遠する可能性が99%だと思う。
今回は学園の必修授業の一環として、一定の強制力をもって受けた授業とはいえ、執事の恰好をしたカワイイアバターの先生が教えてくれる(そして美少女の俺がそれを受講する)からこそ、現実世界ではイメージの壁に阻まれて99%触れることが出来なかった非常に興味深いお話を聞くことができた。
恐らく、VRChatを始めて、私立VRC学園に入ることを決めなければ、得られなかった体験と知識だと思うと、それだけでVRを始めた価値はあったのだと思う。
「VRChat上では自分の話ばかりしてしまう人が多い」という話を聞いて、ウッ…………!ってなってた。(自分に罪の意識があるため)
SNS上で仲良くなる人たちというのは、共通の趣味や、自分が発信した何かが理由となることが多く、その上で現実でも会いたいと言って下さるなら……と甘えて、遠慮なく自分語りを連発していた節がある。
VRChat上は、話してみるまでその人が何者かは分からず「気が合うな」と思って、より深く聞いてみたら共通の趣味があったりする順序なので、コミュニケーションの能力そのものとしては、インターネットよりも現実の方が近いように感じている。
Kajiさんの現実での執事としての体験をVRChat上に応用した講義だったので「現実とVRC上のコミュニケーションを比較して、これはVRCにしかないと思ったことって何かありますか?」と質問させて頂いた。
VRChat上では、誰か友達に会おうとすると、その友達の友達も同じ輪に入ってきて、どんどん人が増えていくというのが最大の違いだと回答して頂いた。確かに…………。
とても大きな学びがあった授業だったので、とても良かったですとわざわざ授業後にお伝えしに行ってしまった。また、どこかでこういうイベントやったりしていたら是非お話を聞きに行きたい。
放課後、ミキエルさんがクラスメイトを口説き落としていて、ウロウロしていた俺がターゲットになる。
流石にこの歳になって女性と話すことも増えたし、誕生日ディズニーランド行ったし(?)今さら女の子にからかわれても照れることとかないやろ……と思ったら、普通にASMRからかい上手のミキエルさんを受けて激照れモジモジおじさん爆誕してしまった。
コミュニケーションについての講義を受けたばかりで、さっきの自分語りについての指摘はかつて彼女にもされたことがあったのがフラッシュバックしていたので、こんな俺と仲良くしてくれて…………マジでありがとうね…………と、謎に感謝の気持ちが湧き上がった。
クラスの目立つ女子にからかわれてちょっと嬉しいみたいな感情がよみがえって良かったです。これもVR上の学園生活だからこそ実現できた体験だったのかもしれない。
この日は珍しく長いこと教室に居残っていたのだけど、日付が変わる頃に、Reinaさんがアップしたワールドに行くことに。
この学園中に何かに触発されて成果を上げるの偉すぎる……。
その後は、Reinaさんの3畳1間をスーモで埋め尽くしたことについて、円周率さんの謝罪会見が始まった。(そんなワールドもあるんだ……)
時間も深くなってきて、人数も少なくなってきたけど、俺は翌日休みでこの日の放課後は最後まで立ってる覚悟だったのでpyocopelさん、pareoさん、むんすりさんと次のワールドへはしごする。
ロックマンみたいなオリジナルの2D横スクロールアクションゲームが遊べるワールド。
VRのスティックでゴーグルを被りながら、アバターの姿で2Dゲームをやるというの逆に無かった発想だったかもしれない。(ゲームが下手すぎて、みんなが2周してる間にようやくクリアできた)
TLでみて気になっていた『囚人のジレンマ』『VRChatterの主張』のワールドに連れて行ってもらったところで、Questのバッテリーが切れてしまい「最後の一人になるまで立っているとは何だったのか」と煽られながら解散。
1週目は意外と0時半にはVRChatをやめていた(日記もあったため)ので、この日は夜更かしできて楽しかったです。
もう2週目に入って、残り5日しかないんだな……と思うと、早くも卒業のことを意識する日でもあった。めちゃくちゃ目まぐるしくはあったけど、みんなと過ごした時間は楽しかったね…………。(総括にはまだ早い)
ココに学園生活の記事をまとめてあります。
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