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20240509 日記355


VRラップの授業を受講した

ゴンザレス下野先生の『ラップ入門: 初心者向けマスタークラス』に参加させて頂きました。

HIPHOPを聴くのは大好きで、MCバトルも今は無きフリースタイルダンジョンの公開収録に行ったり、UMBを観に行ったりもしていたのだけど、自分が飛び込むには相当勇気が必要な分野でもあった。

ただ、現実の自分では自信が無くて踏み出せなかった場所に触れることが出来るのが、VRを初めて一番良かったことでもあるので、いつかVRのラップカルチャーに触れてみたいなとは頭の片隅で思い続けていた。

しかし、現実の俺の自信の無さから来る逡巡を、そのかわいさで飛び越えてきたVRケイスケくんでも、流石にサイファーバトルイベントにイキナリ参加する勇気までは持てなかった……。

今回、授業という形をとって下さったことで、ずっと気になっていた世界に触れるハードルが低くなったのは非常にありがたかったです。

精一杯のストリートファッションで参加したケイスケくん

これまでVRC学園を始め、VR上でいろいろな学園系イベントに参加させて頂いてきたのですが、個人的にはこの授業が一番楽しかったかもしれない。

HIPHOPの成り立ちや、四大要素の説明の部分からとても丁寧に教えて下さり、VRラップの授業という以上に、カルチャーに対するリスペクトが前提にあったことが素晴らしいなと思った。

俺自身も、かなりザックリとした理解だった部分をプレイヤーであるゴンザレス下野先生に教えて頂けて、知りたかったことと授業の題材がめちゃくちゃ噛み合っていたこともある。

ラップに必要なスキルの解説や、実際に韻を踏んでみる練習を経たあと、最後に自己紹介ラップを15分で作成して披露する課題が待っていた……。

文章という意味では、韻や口に心地よさを意識した言葉選びは、既にラップから取り入れていたのだけど、ビートに乗せてラップをする経験は一度も無くて、めちゃくちゃドキドキした……。

最後ただの挨拶でかわいいね

先生は上手に韻を踏むこと以上に、今本当に自分が思っていることをリリックに込めた方がいい時があると授業で話しており、俺も全く同じ意見だったので、上で書いたような授業に参加した気持ちを込めたリリックを書く。

発表の順番が来て、教壇に上がると、先生の合図と共にビートが流れる。

作詞の段階で小節や音を意識した言葉選びは出来てなかったのだけど、音楽としては少なからず聴いてきたからか、拍を待ったり、小節に詰め込んだり、言葉をどう無理なく音に乗せるかを自然と意識していたのが自分で面白かった。

あと、単純に拙くても音に乗せて自分の言葉でラップするのが、とても気持ちのいいことなんだなという発見もあった。

ゴンザレス下野先生はリアルでもラップされている方という話だったのだけど、恐らく、リアルの俺とリアルの先生で同じように話せたかというと、俺側の勇気が無かったり、場所的な接点が無かったりして、かなり難しかったんじゃないかと思う。

特に、ファッションが重要なカルチャーでもあるので、現実の自分では似合わなくても、VR上では思い描く理想の姿でラップが出来るというのは大きなポイントだと思った。

現実の俺が同じく教壇の前で拙いラップを初披露するのは恥ずかしさが圧倒的に勝ってしまうのだけど、VRケイスケくんはかわいいので許されるという意識が大真面目にあった。

授業の後、VRMCバトルイベントの決勝戦がちょうど行われていて、先生に連れてきてもらった。

シンプルにめちゃくちゃレベルが高い……。

ラッパーたちのカッコよさは、その生き様や音楽、ライフスタイルが表出したものが滲み出ると思うのだけど、VR上ではそれが改変自ら作成したアバターとして表されるのがめちゃくちゃ面白かった。

性別関係なく、自分自身が選んだ一番美しい姿としての美少女がカッコいいラップをしてるという事実が、VR上ならではの文脈だなと感じさせられる。

あらゆる意味でとても学びの大きく、今後もVR上では、気になったことには臆さず飛び込んでみようと思えた時間でした。

メダルゲームで遊ぶ / UNISON SQUARE GARDEN

先週のおかえりらじおで、豊崎愛生さんがメダルゲームで豪遊した話を披露されていて、それめっちゃいいな……と思い、日曜日の仕事終わり、唐突に「メダルゲームやりに行こう!」と彼女に告げて、ゲームセンターに遊びに行った。

昔は100円で10枚が相場だった気がしたが、1000円で400枚も貸してくれたので、200枚ずつに分けて豪遊する。

全く知らないメダルゲームばかりで興奮してしまったのだけど、まずは近くにあったポケモンコロガリーナというゲームを遊ぶ。

最初はゲーム性をあまり理解せずに、秒でメダルが吸われて行ったのだけど、サイコロを振る時にBETするコインの枚数を選択できて、かけた枚数が多ければ多いほど、ポケモンをゲットできるマスに止まった時の成功報酬が上がる、邪悪なマリオパーティーぽい仕組みであることを理解する。

40枚かけで勝負に出た時、運よく6連続でゲットチャレンジに成功して、200枚スタートのメダルは874枚まで膨れ上がる。

伝説のポケモンまでマスターボールはとっておけと言われていたのに、40枚がけのタイミングで報酬ゼロになるのが嫌すぎて、1回目のハネッコにマスターボールを投げた心意気がマシンに評価されたんじゃないかと思っている。(サンダーは逃がしてしまった……)

運が良かったのもあるけど、一人500円でめちゃくちゃ長く遊べてしまうことが分かった。おじいちゃんおばあちゃんがハマるのも分かるし、公営ギャンブルとかパチンコ行くよりは健全なのかもしれない。

メダルを持ち越しにするのは危険(※休みの日とかにめちゃくちゃやりに来ちゃうから)と感じたので、ポケモンで874枚をゲットした後は、彼女が遊んでいたメダルをレールから流して押し出すタイプの筐体で無為にメダルを消費しまくっていた。

最終的に、彼女が閉店ギリギリまで粘って、育ててたメダルタワーをあとわずかのところで倒すことが出来ず「また来ましょう」「月に一度くらいは」「明日倒しにだけ来ようかな」とギャンブルにハマる前夜みたいな状態になってしまったので、今後は計画的に遊ぼうと思います。(楽しかったです)

GWはあの施設へ行こう

GW最終日は、久しぶりにあの施設に出かけました。

ゴールデンウィーク最終日ということもあって、あの建物の前でやってた猿回しのパフォーマンスをウキウキで観に行ったのだけど、俺たちが来たタイミングも悪く、途中で離席したお客さんに対してパフォーマーが苦言を呈するパートから始まってしまった。

そこからパフォーマーの途中で離席する人への苦言が止まらず、シームレスに「ご祝儀をもらわないとやっていけない」「途中で離れちゃうような人のお金はいらない」「風が強いが頑張ってやるので多めに観て欲しい」といったトークパートが10分くらい続く。

ゴールデンウィークの子供たちが一番の相手(と自ら明言していた)と話している割には、俺たちがみた15分中10分は間違いなくそういうシビアなお金やお客さんの態度の話で、肝心の芸の時間がほとんどなく、しかも強風のコンディションを理由にめちゃくちゃ失敗していた。

着いた直後にやってたので、フラッとみにきたパフォーマンスで「途中で帰られると悲しいです」と言われて遠回しに途中離脱が許されない状況に追い込まれ「10円、100円ではやっていけません」「できれば四つ折りでお願いします」と、お金を払わないとパートナーのお猿さんが生きていけない内情を語られた後で小銭を払うわけにもいかなくなった結果、観終わって四つ折りでご祝儀を払った後、彼女とめちゃくちゃ苦言を呈する形になった。

現状が厳しいのは承知の上で、目先のお金を求めるその方法では絶対にリピーターはつかないし、業界全体の未来を先細りさせるだけで、生き物を相棒にしながら、言葉ではなく芸を磨いてパートナーと己の身を立てる覚悟が足りていないと思った。

40代で脱サラしてこの業界に入り数十年と話していたので、もう年齢的にもこのパフォーマンスの在り方を注意してくれる人が観客を含めて周りに誰もいなくて、その場はしのげるからこの方法が定着してしまったんだろうなとも思った。

なんで、ゴールデンウィークの楽しいイベントでそんなことを思わされなきゃいけないんだ!!!!!!!!

気を取り直して、ハンバーガーフェスで高いハンバーガーを食べる。肉がガッシリしていて美味しかったです。

猛烈絵馬、ちゃんと残っていた。あの施設にお越しの際は是非探してみてください。

メインの目的だったマンガラノベ図書館に行く。

お客さんの一人がライトノベルコーナーで「朝からいても、読めて3冊くらいだろ」と話していて、それはその通りなのだけど、ここまでライトノベルを網羅していて、パッと概要を確認できる場所はなく、アイデア出しや参考文献探しにはこの上ない場所だと思っている。

最近、俺だけでなく彼女もライトノベルに燃えていて、我が家は大ライトノベル時代に突入している。

純粋に彼女がどんな作品を書くのか興味がある気持ちもあるのだけど、自分の執筆のためにも、彼女の火を絶やさないことは重要だと感じており、お互い別々の場所で3時間くらいラノベコーナーに居座っていた。楽しかったです。

そんなことを言っていたら、あの施設から「出版・IP、アニメ・実写映像」の事業が無くなる噂が飛び込んできた。

マンガラノベ図書館は残ってくれるよな?(微妙なライン)


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