アイマスハーブ農園アドベントカレンダー8日目 舞台『さよならアンドロメダ』全通して日替わりゲストパート見た人

舞台『さよならアンドロメダ』千秋楽おめでとうございます!

私事ですが今回とうとう全通しました〜。
初日マチネで一目惚れしてから、本当に瞬く間の旅でしたね……。
切符という名のチケットに関して、譲渡や交換でご協力頂いた方々本当にありがとうございます…!
そんなご協力頂いた方への感謝を込めて、こちらの記事では日替わりパートについてのレポを残しておきます。

本編についての感情をみっちり詰めた感想はこちらの記事(https://sonna/monoha.nai)で散々書き散らしましたので、よろしければどうぞ。

☆日替わりパートとは?

・毎公演の最終幕前に挟み込まれる、日替わりゲストによる一幕
・初日および千秋楽には無し(初日はアルバ、千秋楽ではジーリオの回想が追加されました)
・ゲストの事前告知は無し(公演後、舞台公式アカウントにて写真付き報告)
・基本的には常演メンバーの登場はなく、一人芝居(例外あり)。セットは車窓と座席のみ

☆感想

北川真尋さん 友達と喧嘩して学校を飛び出し、気付いたら列車に乗っていたという少年(?)
自分がここにいる明確な理由が分からないという立ち位置は、アルバに近かったのかな。
「この列車とんでもなく長いから、通路走りたくなるね!」なんて笑う活発な姿と、いつまでも帰り道が分からないのは友達に拒まれているからではないかと不安がる姿が対照的で、演者ご本人に対して前者のイメージが強かった自分にはすごく刺さった。
(?)を付けた通り性別について明確な描写はなくて、快活な姿が少年らしく、不安げな姿は少女らしく見えたのがこの舞台らしくて好き。真尋さんの演じ分けが見事でした。

決心して折返しの列車へ走り出して行くフォームと横顔がたいそう美しくて、流れ星みたいだった………。


・並木芽衣子さん 大きなトランクを抱えた、旅好きの女性
旅の過程で切符を手に入れて、星めぐりを満喫しているところ。
けれど駅で切符を持たない人々に縋られる度、この旅を楽しんでいるだけの自分は乗客に相応しくないかもしれないと悩んでいた。
彼女の語る銀河のお土産や観光地の話がすごく素敵だったんだけど、あれってもしかして彼女が今まで行った実在の場所や物がモチーフだったりします…?(12/8追記:芽衣子さんファンのフォロワーさん情報で、ファンミでその通りとお話あったそうです!しかも該当部分の台詞は芽衣子さん原案とのこと。素敵すぎる~!)

芽衣子さんがこれまでの旅を楽しそうに語るから自分も旅行した気分になれて楽しかった!芽衣子さん著の星めぐりガイドブックください!
ラストで車掌さんから「このまま列車に乗っていれば、苦しいことも悲しいこともなく何処までも行けるかもしれませんよ」って囁かれて、
「それも素敵な旅ね。でも私の旅じゃない!」
ってホームへ駆け出してくの、全日程随一の明るい別れで良かったな~


・水嶋咲さん 恋人と駆け落ちを試みた少年
愛する彼女と2人で列車に乗ったはずなのに、彼が目を開けたら座席には千切れた切符が1枚落ちていただけだった。彼女は銀河の旅が怖くなったのか、元から自分なんて好きではなかったのか、それとも列車に辿り着けなかったのか。
確かなのは、二度と会えないことだけ。
「それでも好きだ。僕を大好きと言ってくれる彼女が、大好きだ」
大好きという言葉を何度も繰り返して思い出に縋っている姿が切なかった。
ジーリオの言葉を借りるなら『あんなところ』である、はくちょう座で降りた彼は一体どこに行ったんだろう…。
とても悲しいのに咲ちゃんの繰り返す「大好き」があまりにも幸福に満ちているからそこに美しさを見出してしまう回でした。

そしてまさかの315プロ!この日の時点ではゲストは主役3人と同事務所縛りだと思ってたので驚いたな~。彼のことは存じ上げてたのでそっちの役なんだってことにも驚いたけど、すごく合ってた。
ファンの皆さん気にしてましたが、舞台上の髪型は公式の写真通りポニーテールでしたよ!


・周防桃子さん サイズの合わない女優帽を被った少女
永遠の美しさをもたらす花「残光の桔梗」を摘むため切符を手に入れたは良いけれど、対価として銀幕のスターとして積み重ねてきた年月を支払ってしまったため姿は少女にまで戻り、誰も彼女という女優を覚えていないらしい。
高慢な態度で今まで演じた役を挙げて過去を振り返るのだけど、その度に「私の居なくなったあの役は誰が演じているのかしら……」と思案する姿は純粋にキャスティングが気になっているようで、根は純粋な映画好きなのが垣間見えるのが魅力的でした。
最後にはペガサス座駅、つまり学園都市へ向かうことに決めて「学芸会からやり直すわ」って微笑む姿は決して自棄になったものではなく、自分ならば何度だってスターになれると確信した大女優の余裕でしたね…。

どう見たって姿は可憐な女の子なのに、動作や表情に老熟した女性が見えて、本当に大女優が若返ったんじゃないかって思ってしまうほど。
舞台というステージで、元子役の本気を見れた奇跡を噛み締めました。


☆まとめ

本当に外れのない贅沢な日替わりで、僅かな幕間だというのにゲスト全員のファンになってしまいました…。
客演陣に共通点が無いため、今後この劇団で舞台出演がある子たちなのでは?という噂もあり、ファンになった身としては楽しみすぎます。

レポに関しては全公演分書こうかとも思ったのですが、私自身いつかまたあの汽笛が聞けることを信じているので、あえて網羅せず抜粋にしておきます。
もしもあの回どうしても知りたい!ということがありましたらひっそり追加しておきますので、是非教えてください~!
何度でも言いますが本当に毎日素晴らしかったので、そのアイドルのファンの方にはお伝えしたい…!

それでは皆様、またいつかいつか、星めぐりの旅にてお会いしましょう!



★完走した感想
すごく楽しかったのでみんなやってほしい。見たい。
舞台沼にわかなので石は投げないでほしい。
ということでアイマスハーブ農園アドベントカレンダー8日目でした。
主催のkatariyaさん、いつも美味しいハーブをありがとうございます🌿
いつかそちらの農園でハーブ摘みとして雇って下さい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?