見出し画像

寄付カレンダー2022/12/26~2023/01/01

【寄付カレンダー:12月26日】プロ野球誕生の日/ジャイアンツの日 ボクシングデー

12月26日は、プロ野球誕生の日(1934年)/ジャイアンツの日で、ボクシングデーです。

1934(昭和9)年のこの日、日本初のプロ野球球団であり、読売ジャイアンツの前身である「大日本東京野球倶楽部」が設立された日です。1935年、アメリカ遠征の際に「トーキョージャイアンツ」を名乗り、帰国後もそのままジャイアンツの名称を使用し、翌1936年にジャイアンツを巨人と訳した東京巨人軍が正式名称となりました。
ジャイアンツといえば、積極的にチャリティ活動に取り組んでいる球団の一つです。2015年3月からは「Ghands(ジーハンズ)」と名付けた社会貢献活動を実施しています。募金活動も実施しています。

ボクシング・デー(Boxing Day)は、イギリス及び英連邦などで実施されているキリスト教関連の休日です。元々は、クリスマスの翌日に教会が貧しい人たちのために寄付を募り、箱に入れられた(boxing)クリスマスプレゼントを贈る日であったことから"Boxing Day"と呼ばれています。イギリスのユニセフのボクシング・デーのマスコットとして、くまのパディントンが就任しています。

【寄付カレンダー:12月27日】ウィリアム・アームストロングの命日 国際疫病対策の日

12月27日は、アームストロング砲の開発者のウィリアム・アームストロングの命日(1900年)で、国際疫病対策の日です。

ウィリアム・アームストロング(1810年11月26日 – 1900年12月27日)は、イギリスの発明家、実業家で、アームストロング砲の開発者です。その他に造船などでの功績がありました。1887年にアームストロング男爵に叙されました。慈善活動も積極的で、自治体への土地の寄付、ニューカッスル大学への寄付、ハンコック自然史博物館の創設への寄付、遺産のうち10万ポンドは、病院の建て替え費用として寄付されました。

国際疫病対策の日(International Day of Epidemic Preparedness)は、2020年に国連によって設定された国際デーです。感染症の予防、準備、およびそれに対するパートナーシップの重要性を提唱しています。予防接種で画期的な成果を残したフランスの生物学者、ルイ・パスツールの誕生日にちなんで制定されました。
感染症予防に関する活動を寄付で応援してはいかがでしょうか。

【寄付カレンダー:12月28日】村田修一さんの誕生日

12月28日は、元プロ野球選手の村田修一さんの誕生日(1980年)です。

村田修一さん(1980年12月28日-)は、元プロ野球選手です。現役時代は横浜ベイスターズや読売ジャイアンツで活躍され、現在は読売ジャイアンツのコーチを務めています。
長男が早産による未熟児でNICU(新生児集中医療室)に入院した経験から、新生児医療の支援に取り組んできました。1安打につき1万円を積み立てる「ささえるん打基金」やチャリティ活動による寄付を実践されてきました。

【寄付カレンダー:12月29日】元・国際生物多様性の日

12月29日は、元・国際生物多様性の日です。

元・国際生物多様性の日(International Day for Biological Diversity, World Biodiversity Day)は、1993年(平成5年)のこの日、生物の多様性に関する条約(Convention on Biological Diversity)が発効したことにちなみ、記念日として設定されました。
ただ、2000年(平成12年)以降は同条約が1992年5月22日採択されたことにちなんで、5月22日が国際生物多様性の日に変更されました。
生物多様性に関する活動を寄付で応援してはいかがでしょうか。

【寄付カレンダー:12月30日】アンジェラ・バーデット=クーツの命日 本山彦一の命日、タイガー・ウッズの誕生日

12月30日は、イギリス貴族のアンジェラ・バーデット=クーツの命日(1906年)で、大阪毎日新聞社長の本山彦一の命日(1932年)で、ゴルファーのタイガー・ウッズの誕生日(1975年)です。

アンジェラ・バーデット=クーツ(1814年4月24日 - 1906年12月30日)は、イギリスの富豪、慈善家で、後に女男爵に叙せられた人物です。1837年。亡き祖父の後妻の死去により、祖父の遺産200万ポンドを相続し、「イギリスにおける最も富める女子相続人」として知られるようになりました。彼女は、受け継いだ財産の大部分を、奨学金や寄付金といった幅広い慈善活動に充てていました。彼女が生涯を通じて慈善事業に費やした金額は、300万ポンドを超えたそうです。

本山 彦一(嘉永6年8月10日(1853年9月12日) - 昭和7年(1932年)12月30日)は、大阪毎日新聞社長で、当時、東京日日新聞を合併し毎日新聞の祖を作った人です。その他、貴族院勅選議員などもされていました。
本山は毎日新聞社時代に積極的に慈善活動に取り組み、「慈善病患者」と呼ばれるくらいの人でした。現在の公益財団法人毎日新聞大阪社会事業団は、新聞社が組織した法人として日本で最も古いもので、1911年(明治44年)に、その前身の財団法人大阪毎日新聞慈善団として設立されました。当時の本山彦一第5代社長が前年の1910年12月に大阪毎日新聞発行1万号を記念し立ち上げたもので、新聞の売上の一部を寄付していました。

タイガー・ウッズ(1975年12月30日-)は、世界でもっとも有名なプロゴルファーではないでしょうか。チャリティ活動にも積極的に取り組んでおり、1996年にアメリカ国内の子供達の健康や教育し支援を行うためにタイガー・ウッズ・ファウンデーションを設立し、ゴルフを通じた教育活動や、教育支援そのものに取り組んでいます。

【寄付カレンダー:12月31日】津田梅子の誕生日 ロベルト・クレメンテの命日
12月31日は、津田塾大学創設者の津田梅子の誕生日(1864年)に、メジャーリーガーのロベルト・クレメンテの命日(1972年)です。

津田梅子(1864年12月31日〈元治元年12月3日〉- 1929年〈昭和4年〉8月16日)は、日本初の女子留学生の一人で、女子英學塾(のちの津田塾大学)を創立した教育者です。日本における女子教育の先駆者と評価されています。「日本婦人米国奨学金」(ジャパニーズ・スカラシップ)の設立のために、留学先であったアメリカで8000ドルの基金を寄付で集めたそうです。さらに、女子英学塾(現在の津田塾大学)を開校する際の資金は、津田梅子が留学していた時の友人や支持者たちが作った『フィラデルフィア委員会』を通じて、主にアメリカの友人や有志の方々の寄付によって支援されていました。委員会からの寄付は累計で数百万円にもなったそうです。

ロベルト・クレメンテ(1934年8月18日 - 1972年12月31日)は、プエルトリコ出身のメジャーリーガーでした。シーズンオフにはプエルトリコなどで慈善活動に積極的に取り組んでいました。1972年12月31日、その年に起きたニカラグア地震の救援物資を提供するためにニカラグアへ向かうチャーター便の飛行機に同乗し、航空事故に巻き込まれ、亡くなりました。その後、メジャーリーグ機構では、慈善活動を行ったメジャーリーガーに贈られる功労賞を「ロベルト・クレメンテ賞」と改称されました。

【寄付カレンダー:1月1日】点字新聞「あけぼの」創刊 少年法の施行 初詣

1月1日は、点字新聞「あけぼの」が創刊された日(1906年)で、少年法が施行された日(1949年)で、初詣です。

1906年(明治39年)のこの日、教育者だった左近允孝之進によって、日本初の点字新聞「あけぼの」が創刊されました。左近允孝之進は、その前年に宣教師らの資金援助によって、日本国内初の点字プリンターを完成させ、点字新聞の発行となりました。点字は視覚障害者に対する情報提供としてとても大切なツールです。現在も視覚障害者支援の活動が寄付で行なわれています。

1949年(昭和24年)のこの日、少年法が施行されました。少年保護手続に関する刑事訴訟法の特則を規定した法律です。少年の健全な育成を図るため、非行少年に対する処分やその手続きなどについて定められています。罪を犯した少年の社会復帰を支援する活動も寄付で実施されていることがあります。

初詣といえば、お賽銭です。おそらく1年で一番お賽銭が集まる日です。お賽銭は神社や寺院の運営に使われるので寄付の意味合いもあります。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?