71.令和のオンオフ〜働、生、養〜

仕事の仕方も変わりました。

仕事と、

プライベートの切り替え、

平日と週末の切り替え方法は

少し前までは、

完全にオンオフでメリハリさえつければ、

それで充分でした。


良くも悪くも時代の変化に応じて

テレワークが一気に社会に馴染みだしてから

自社や取引先も導入できた事で、

恐るべきスピードで社会の中に

在宅でも働ける環境が整いました。

業種によって出来る、出来ないはありますが

交代でテレワークなら出来るでしょう。

業務効率の密度も忘れずにしましょう。


◆仕事と休日をスムーズに切り替える


仕事中はもちろんオンであって、

就業後や休みの日には

完全に切らずに

スタンバイモードのようなオフにしておく事

が大切かな、と最近は感じています。


もちろん、休む意識は存分に味わい、

リフレッシュ時間はとてもとても大切です。


帰宅後の時間などのオフはオフでも、

いつでもすぐにオンに

きりかえられるようなオフを過ごすって、

言うと、少しわかりやすいでしょうか。

ニュアンス的で申し訳ないですけど、

なんとなく

分かってもらえると生活に役立ちます。

◆オフィスの良い雑談、そうでない雑談。

仕事を快適にしていくのが良い雑談です。

業務が進んで生産性につながるのは良い雑談です。

ふわっとした、時間がずっと続き、

仕事をしたつもりになっているのが

良くない雑談です。

その場の空気に流され過ぎず

自分の役目を持ってるなら、

それを忘れずに

適度な緊張感と良い距離感を保ちながら

働くようにしましょう。

時には自分は自分、他人は他人と

割り切りながら、

協力する時は協力する感じです。

そうすると、 仕事においても本当に

困った時に互いに助け合える力が付きます。

学ぶ姿勢があるかないか、でもあります。

でも、人と自分とを比べる必要はなく、

あくまで自分との、心の部分の話です。


一番良くないのは、馴れ合いです。

仕事にそれは必要ないのかな、と思います。

お金を稼ぎに行っている以上、

その線引きがないと簡単に流されてしまいます。

かといって、

人との壁を高くする必要もなく、

話しかけやすい空気を持つ事も役に立ちます。

自分の仕事をより高い意識でこなしてるなら

時には迷っても大丈夫です。


少し話は逸れますが、

少し前に某飲料大手の経営者が誤解を招く

45歳定年制で炎上議論を醸し出しましたが、

それを言うなら本人がまずは引退しないと 

ならないのですが、それはしません。

ここで気付かないといけないのは、

矛盾だらけの無責任な発言や提案であって、

それを鵜呑みにして騒ぎ立てるメディアは

自分で考えることをしない象徴なのです。

おかしい、とそういう時にこそ

指摘出来るメディアなら優秀で、

記事で煽らずに理念とともに、

「あれ、なんかおかしいぞ」と

気づけるはずなんです。

仕事のできる人に年齢は関係ないです。

会社に若手ばかりでも限界が来ますし、

老年ばかりでは生産性を維持するだけで、

改革や改善はそこには起こりません。

やがて衰退していきます。

良いところを補う必要があります。

多様性という言葉がありますが、

ベーシックインカムなき

45歳定年制など実現に向かう社会は、

ただの失業者が溢れかえる世界になり、

少子化の中では

若者が過重労働になっていくだけで、

派遣世代が増えた過ちを繰り返すだけです。

人件費削減ってのは、

短期的には効果が現れるから

成果を出したように見えます。

ただ、何度も何度も人件費削減して、

安易に成果を出したがるのは無能です。

優秀な人が去っていきます。

いつか自分も切られるかもって思うと、

労働意欲が下がり生産性を下げます。

人件費をコストだけを見て経営してるなら

経営者としてはかなりレベルの低い経営者です。

自分の立場を守る事しか考えない人が、

だいたいこういう発想になります。


これでは愛社精神など多少あっても、

あっけなく吹き飛びます。

話が脱線してしまいましたので、

もとに戻ります。


自分にとっての『働く』意味を考えること。

・それは怯えて働くことではなく、

人を切り捨てる時代でもなく、

今あるものを活用しながら、

成果を出せる人になることです。

ITで言うとリソースなんてかっこよく

言う事もできますが、必要なコストは

支払い、同じサービスで高額なものは

コストを下げるようにすることです。

ただ、コストを下げるのではありません。


・今、何が必要なのか?

それを常に自分に問いかけて働きましょう。

『業務をこなす、ぼっ〜とする時間を減らす』

その意識を持つだけで変わります。

働く意識の優先順位を高めに設定しておくと、

今、何が必要なのか、が理解出来ます。


ぎずぎすして働く時代は終わりです。

自分と他人との時間をできるだけ、

快適に充実した空間となれるように

少しの優しさと、

相手を理解しようとする少しの気持ちが

あれば、仕事の生産性は高まります。

自宅であってもオフィスであっても

人とのつながりを感じながら、感謝しつつ

働ける環境にしようと思えば、みんなが

とても楽になります。

◆あえて言いますと、、、

成果主義を生きてきて、

成果主義だけでは疲れます。

でも、どこに行っても

対応できるだけの能力は身に付きます。

成果主義の考え方も持っておかないと

会社は簡単に経営悪化して、あなたの収入が

なくなって路頭に迷うことになります。


2021年以降の自分の意識としては、

・自分の能力は磨いて社会へ還元する

・その為にまずは自分の能力を投資して働く

・悩んでる人に光を少しだけ与える

・生み出す喜びを忘れない

・自分ひとりで成果を出していると勘違いしない

・人の役に立ちたいと願うことは相手に伝わる

・相手の意図に沿うには嘘つかず、人のものやアイデアを安易に盗まずに、生き物への殺生はできるだけ控える。

・ふわっとしていい時と、しちゃいけない場面があるという事を、状況に応じていったん考える。


自分にとっての働き方改革って、

そんな感じです。

今日も一日に多くの感謝をして、

今を生きる人に良い週末となりますように。







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