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夢野久作「瓶詰の地獄」
自分の秘密にしたいこと、内部に留めて置きたいもののはずなのに、手紙や日記、SNSでそれを吐き出すと必ず誰かの目に入る。
書くという行為によって秘密を保持しようとしつつも、書くという行為だからこそ他者の存在が鍵となってしまう、秘密が露呈するという地獄。
「誰にも言っちゃダメだよ」
なんてバラしてくださいって言っているようなもので、
秘密にしたい、でも誰かに知って欲しいという矛盾する欲が透けて見える
これもそんな感じ。
サブ垢の投稿のどれかに貼り付けて、誰かが気づくかもしれない、でも気づかないかもしれない
誰かが読むかもしれない、でも誰も読まないかもしれない
ってギリギリのところを楽しみに、少しずつ書いていく
あまり人に話したことのない趣味の話や、
出かけた先の話、
誰にも知られたくない秘密の話もするかもしれない。
相反する感情、矛盾した感情は誰しもが持っているからね。
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