オムロン京都太陽さんに見学へ
ご縁をいただいて
日本の最も古い特例子会社の1つである
オムロン京都太陽さんに見学へ。
身体障がいのスタッフへの
配慮のバリエーションが
驚くほどに多い。
それぞれの機能に応じた「治具」を
作るためだけのチームがあったり、
センサー技術を使って、
機械が人に合わせ、
作業効率を維持する仕組みを、
数多く実装していたり。
さらに、年間5000人ほどの
見学者を受け入れてらして、
その「改善」のエッセンスを
国内外にも伝えてらっしゃるとのこと。
すごいなぁー、分厚いなぁー。
その改善していこう!という
パッションを維持しつづけることが、
何よりも大変なのに、
約50年も続けられているのだもの。
特に素晴らしいなぁと思ったのは、
製作を指示する担当と、
障がいのあるスタッフの
健康管理をする担当を分けていたこと。
結局、ケアのプロである福祉職員に、
生産効率までを担わせるのは、
不可能に近い、、、
ということを、
既に明らかにしてらして、
具体的な対応に切り替えていることに、
これまた感動しきりでした。
特例子会社は
本社と子会社の関係性の中にある。
身体障がいの時代から、
知的・精神の障がいのある人への
働き方改革に意識を高めないといけない。
いつかの困らせるような質問にも
真摯に答えていただき、
これほどの現場でも悩みは
尽きることがないのだと、
福祉の深さにまた触れました。
オムロン京都太陽のみなさま、
連れて行ってくださった原田さん、石黒さん、
ありがとうこざいました!
「福祉と組めば、上手くいく!」をテーマに、【障がい者福祉】では【伝統工芸、都市農業、空き家問題など】の新しい協働を。まちづくり、教育など、人口減少時代の課題解決に取り組んでいる。