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180703多国籍ルーツの支援に触れた3ヶ月

コーディネートを担当している
阪急阪神 ゆめ・まちソーシャルラボにて、
6/21に開催をしたシンポジウムの記事が、
掲載されました!

多国籍ルーツの人たちへの支援に取り組む
団体さんの活動に触れ、
今の時代の変化のスピードの速さに驚き、

日本という国で、
日本語とともに生まれ育った
自分の立ち位置をたくさん考えた3ヶ月。

ほんとにほんとに、
世の中を見つめるメガネからは
見えていなかったことが、
まだまだ、こんなにもたくさんあるのだ。

日本で生まれ育った多国籍ルーツの人たち、
外国から日本に移り住んだ人たち。

もし、困っている状況に出会ったなら、
ぼくたちはできる限りのことをしよう。

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【阪急阪神 ゆめ・まちソーシャルラボvol.22終了報告】

6/21(木)に阪急電鉄本社ビルで、「身近なグローバル化を考えよう!」をテーマとした、ゆめ・まちプレゼンを開
しました。約50名もの来場者の方にお越しいただくことができました!ありがとうございました!

 一般財団法人ダイバーシティ研究所の田村太郎さんの基調講演では、近年の多国籍化にまつわるデータやエピソードを多岐にわたりお話頂きました。

日本に来た多国にルーツのある親子が言葉の壁や地域の人とのコミュニケーションで苦労をしてしまうイメージはありますが、実際には日本ならではの文化(例えば、地域によって住民が集まり清掃をする日があることや、学校で必要な持ち物のことなど)に苦労することが多いという、これには会場から驚きの声があがりました。

 その後、外国にルーツのある方々の生活やこどもの勉強支援に取り組んでいる3つの市民団体による活動紹介。NPO法人 おおさかこども多文化センターさん、にほんごサポート ひまわり会さん、ワールドキッズコミュニティさんのお話からは、15~20年前から支え続けている団体だからこその深みのあるお話を聞くことができました。

そしてプレゼン後半には、質疑応答の時間。団体の活動や学校とのつながりについて、災害時の手の差し伸べ方など、会場から幅広い質問が集まり、時間ギリギリまで田村さん、各団体の皆さんから現場ならではのリアルな回答が飛びかいました。

今回初めて知ったのですが、日本で暮らす多国籍ルーツの方は、90%もの人が日本語でコミュニケーションを取ることができるとのこと!

「どうやって、手を差し伸べようか」を迷ってしまう前に、まずは話かけてみること。その一歩が何よりも大切なんだと感じ、学ぶことができた時間となりました。

一般財団法人 ダイバーシティ研究所
http://diversityjapan.jp/

NPO法人 おおさかこども多文化センター
http://okotac.org/ 

にほんごサポート ひまわり会
http://www.himawarikai200311.org/ 

ワールドキッズコミュニティ
http://tcc117.jp/kids/

「福祉と組めば、上手くいく!」をテーマに、【障がい者福祉】では【伝統工芸、都市農業、空き家問題など】の新しい協働を。まちづくり、教育など、人口減少時代の課題解決に取り組んでいる。