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じっちゃま(広瀬隆雄)議事録「北野誠のトコトン投資やりまっせ。月一延長戦(23:30~じっちゃま登場のまとめ)」2021/8/26

北野誠のトコトン投資やりまっせ。月一延長戦(23:30~じっちゃま登場のまとめ)


👴「SP500は最高値圏にある。しかし、騰落株線 というコトバがある。騰落株線 とは、『米国の上場銘柄全ての上昇銘柄数-下落銘柄数』の差。これをプロット(描画)すると描くことができる。これが下がってきてる。」


👴「これが何を意味するかというと、全上場銘柄の上昇と下落を比較すると、『下落の方が増えてきている!』ということ。マーケット全体をみればモメンタム(勢い)が衰えている。とりわけ、今年IPOしたグロース株(小型株)は高値から大きく下がっている。」


👴「なぜめためたに下がってるかというと、あまりにもディールが多かったので、需給関係が悪い。9月は心配してます。個別よりもインデックスの方が良いと思います。2021年は難しい相場なので。過去1年のインデックスは+30%ぐらいになってるけど、個別株はそういう動きになってない。」


👴「9月というのはアメリカ人にとって新年度です。日本人が4月に『心機一転がんばる!』というように、アメリカも同じ。ビジネスも同じ。株式市場では『さぁ!売り出ししよう!』ということで、ディールが殺到する。すると、需給関係はみるみる悪くなる。でも、売らなきゃいけない案件は増える…」


👴「しかし、インフレは強まってます。投資家からすれば『早くテーパリングしようぜ!』って考え。それに対してFRBのハト派(ラエル・ブレイナード)は『いや、粘る!』という考え。9月第一週の雇用統計の数字が強ければ『このへんでいいんじゃない?』っていう議論になると思う。」


👴「すると、証券マンは損すると分かってても次から次へとディールを売らなきゃいけない立場に追い込まれる。ノルマが増える。だから、9月は憂鬱なんですよ。わかってるゲームなんですよ。崩れる前に売り逃げるゲーム。今からは無理しない方が良い。」


👴「ジャクソンホールシンポジウムは、何も出ない可能性がある。しかし、安心ではなく1週間でも時間稼ぎしたい局面。テーパリングの発表を先延ばししたい。なぜなら、今は雇用がスルスル伸びてる。ようやく職に付けた人は社会的弱者の人たち。そんな人たちが少しでも職につくためには粘る必要がある」


👴「中国は苦しい。理由は2つ。1つは、習近平さんが共産党のルーツに帰るような政策を打ち出した。共産党のルーツとは農村。格差の問題を前面にもってきて、それに取り組まなきゃいけない。なのでネット株とかチャラチャラした裕福層は後回し。」


👴「もう一つは、SECゲンスラー長官が帳簿監査させないなら上場廃止にするとい始めた。あの人は本気だと思いますよ。これからの中国、経済成長率は鈍化すると思う。すると、資本の流れとして、中国からアメリカにお金が戻ってくる。」


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