称賛も批判も、すべては良心のうちに
お疲れ様です、イサシキです。
原因不明の発熱から約2週間が経過し、咳も未だ止まらぬ中、Xはむしろ発言が加速して日々カブスに対する恨み辛みをまくし立て散らかしている害悪日本人ファンとなりつつあります。傍迷惑なお話ですね。
そんな今日この頃、昨年8月に殴り書きをしたこのnoteが今でも皆様に読まれているということだそうで、大変恐縮であるとともに、その当時から私の中で変わってきた考えもあるので、一度これをアップデートしたものをアウトプットしてしまおうという実に短絡的な思考のもとで今回のnoteを執筆することにしました。
このnoteがすべてなはずもなく、世の中には様々な考えの方が存在しているので、どのような感想を持ってもそれは全て受け入れられるという性質を帯びた内容になっていると思います。なのでぜひご一読いただき、普段のSNS等の使い方について皆さんと一緒に考える機会を創出できれば良いなあと…。
もう一つ、このnoteは特定の方を貶めたり嫌がらせをするものではありません。自己啓発を含めたものです。そのためこのnoteを用いて第三者に対する誹謗中傷的な発信をすることはおやめください。そんなことのために、わざわざ角の立つようなことをnoteに執筆しているわけではありません。
では、最後までお付き合いください。
それではまず、
SNSにおける争いについて
です。
どんなSNSでも、残念ながら価値観の相違からくる言い争いなどは日常茶飯事です。これは仕方ありません。リアルではない世界だとしてもアカウントを運用しているのは大半の場合、1人の人間です。生まれた環境が違えば育った環境も違うので思考が全く一緒になってしまうはずがありません。
ですが前提として、自分と意見が違うからといってその方をよく知りもしないのに人格否定をするような発言や差別的発言はもちろん、意図的に炎上させようとする行為そのものが正当化されることがあってはならないと思います。これはMLBのアカウントをお持ちの方だけではなく、どのSNSを運用されている方にも当てはまる事象かと思います。少し強い言い方にはなりますが、上記のような行為は名誉棄損罪や侮辱罪、脅迫罪など法律で罰せられる可能性もあり、まさに「百害あって一利なし」を体現する行為といえるでしょう。
ただ、私は真っ当な批判がこれに該当するとは思いません。というよりも批判そのものを差別や人格否定と一緒にしてはいけないと思います。
例えばこんなケースはどうでしょう?
ケースAの場合、「なんでそんな不規則な契約結んどんねん…」とか「5年$80Mでも十分高いやろ」というマジレスは一旦隅に寄せて、Aさんの発言には同球団のファンをはじめとして共感が寄せられるケースもある一方で、契約内容がアップデートされていることを知らずに発信してしまったという落ち度もあります。とはいえこんなに高いレベルの発信を毎回しなさいとまで言えるわけもありませんし、Aさんにはそれを調べる術も手段もない可能性だってあります。「それがなければ発信するなよ」だの「よく知りもしないなら発言するなよ」なんて言ってしまえば、皆さんも同じ穴の狢です。
対してBさんのAさんに対する批判ともとれるこの発信もわからないものではありません。5年$100Mだった契約が$80Mまで下がれば許容範囲だと感じる人もいるでしょうし、何よりAさんはfWAR基準での発信をしているため、Bさんにとっては間違った情報を流したAさんにそれ以上の感情がこもっている可能性もありますよね。
このように、相手の間違いを指摘したり、意見の相違がみられる場面での批判などは一概にやってはいけない行為だとは個人的に思えません。ただしここでの口調や言い方には十分注意する必要があります。もしAさんが大人な対応をできる方だったらいいかもしれませんが、Bさんの「もう少し調べてから発信されてはいかがですか?」という文言に腹を立ててそれ以上のエスカレートした発言が飛び出してしまっては元も子もありません。
そう、相手の顔も姿もわからないということは性格だってわからないということに他なりません。つまり100点満点な会話を成立させるのは難しいということ。だからこそXの場合であれば、争いごとに発展する前にミュートorブロックしてしまおうという持論を持っているんです。
さて、ここまでお読みいただいて理解していただいた方であれば、もうケースBに触れる必要はありませんよね。何が悪いのか、もう理解されていると思いますし。
それではちょうどミュートやブロックのお話もしたので、今度は
言論統制について
少し持論も交えて書かせていただきますね。今回のメインパートかもしれません。
ここの考え方が昨年とは大きく変わりました。私自身昨年まで「とにかく自分の身に危険が及ぶようなアカウントがあったら見つけ次第ブロックしよう」という一心でしたが、それが言論統制に当たるのではないかとの意見もちらほらSNS上で見受けられました。
この意見、私は的確だと感じています。確かに自分に都合の良いアカウントだけを選定して嫌なことや批判しかしない人たちを外界へとシャットアウトするやり方はまさしく言論統制ということができると思いますし、自分自身の発信の仕方が偏る可能性だって大いにあると思います。なぜなら周囲の方はどんな投稿をしてもそれを持て囃してくれるから、です。
この発言が見受けられてから、自分のSNSがありがたいことに多くのフォロワーさんに支えられ始めていたこともあって、意識しながらアカウント運用をしていました。ですがよくよく考えてみると、それは一般アカウントに求めるべきことなんでしょうか?大小含めたメディアや各マスコミにその態度を求めるのであればまだ理解できますが、なんら関係のない一般の方にまで全てを受け入れて対応しろというのはさすがに暴論過ぎませんか?
例えばよくMLB関係での配信を動画投稿サイトなどで行っている方だって、メディアへの露出が多いAKI猪瀬氏のような方ばかりではないですよね?
なので個人的な感覚でとても申し訳ありませんが、批判内容を精査すると求めている情報や考察のレベルが高すぎるように感じます。少しの間違いでも、少しの意見の相違だけでもその人の知識不足を永遠と叩き続けたり、わざわざ角の立つ言葉で中傷する意味が私にはわかりません。
故に、どれだけ対話を試みようとしても自分の考えを全く変えようとしないで特定の方を攻撃する人だっているわけですから、そんなのこちらからシャットアウトする以外の選択肢なんてなくないですか?それにXであればそういう手段(ブロックやミュート)が合法的に存在しているわけですから、使わない手はないと思いますよ?
ということで、よくブロックすると「あいつは逃げた」とか言っている方たちもいますが、自分の身の危険が迫っている相手に逃げるも何もないので、全力で保身に走りましょう。というのは昨年から変わっていない意見です。
それでは次に
快適なSNSの使用法について
触れたいと思います。
が、みんなが分かり合おうとしてお互いが気を使いあって和気あいあいとしたコミュニティができるわけありません。そんな理想郷はどこにもありません。SNSの世界に踏み入った時点でそれは覚悟していただかなければならないでしょう。ハッキリ言ってこの類の願いは世界平和を望むくらい無謀なものです。
ですが、使い方1つ覚えるだけでSNSがきっかけのトラブルなどを減らすことができたり、ちょっとの心遣いが誰かのためになっていることも事実です。SNSは不特定多数の方々が入り乱れる場所ですが、その言動や行動には100%の自己責任が伴います。SNSだから何したって良いだろうって考えが通用するほどの黎明期ではありません。もうとっくにそんな時代は過ぎ去っています。
100人いれば100通りの考え方があります。それを阻害する権利はありません。ですがその考え方が他人にまで危害の及ぶものであれば、誰からも許容されることはないでしょう。
論点ずらしや激しい認知の歪み、妄信的な思い込み…こういった類の基準は人それぞれです。決めるのはあなたではありません、その人です。ですがそこにほんの少しの「良心」を加えてみて下さい。
その選手が好きすぎるあまり、他の選手やファンを無意識に中傷していませんか?
自らの主張を押し通したいがために、発信元を陥れるような誹謗中傷や暴言は吐いていませんか?
「どうせこの人はロクな事言わないから」などといった理由で全く聞く耳を持たずに傷付けていませんか?
流行っている言葉かどうかわかりませんが、わざわざ相手を「わからせる」必要なんてないと思います。
私ももちろんXを活用する中で、半ば信じられないリプライやポストを見かけるときもありますし、それに対して噛みつきたくなる気持ちも充分理解できます。それはもちろん、自分の好きなチームや選手がボロクソに言われたり、もしくは明らかに非がないのに自分が理不尽に責め立てられれば腹が立って文句の1つや2つ言いたくもなるでしょう。私も気持ちは同じです。
でもそこで言い返してしまえば同じ結末を迎えます。
それでは
最後に
この内容は、あくまで私自身の考え方であり、特定の個人を貶めたりするものではありません。
むしろこの考え方には賛同できない方もごまんといらっしゃるでしょう、それも当然です。
ただ言われのない誹謗中傷やあからさまな炎上目的の発信は感心しません。「誰も幸せにならないから」です。
私のアカウントの影響力なんてたかが知れていますし、合同noteのメンバーでなければ見向きもされないようなちっぽけな存在です。誰にとっても満足のいくようなnoteだってつくることはできませんし、時には誰かを傷つけてしまう事だって今までにもきっとあったと思います。
それでも心の底からMLBを楽しみたい、いろんな球団のファンの方々と交流したい、そして日本人のカブスファンがたくさん増えて欲しいという欲求があり続ける以上、これからも燃えやすいような話題にはたまに顔を突っ込ませていただくかもしれません。
これをお読みいただいた全ての皆様のMLBあるSNSライフが少しでも快適なものになることを祈願して、このnoteを閉じさせていただきます。
くどいようですが、これをお読みになっていただいてどのように感じ取るかは、皆様次第です。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?