その言動、大丈夫ですか?
お疲れ様です、イサシキです。
先日突如開催したスペースに参加していただいた皆様はご存じかと思いますが、現在のMLB界隈において非常に思うところがあったため、私のお気持ち表明をさせていただきました。
今回は8月20日のスペースをお聴きいただけなかった方に向けた議事録記事です。
以下、私の考えになります。
スペース名「最近のMLB界隈について思うこと」
ここ最近、SNS(主にTwitter)において、各球団同士のファンが言い争いをしている状況を頻繁に見ました。
それぞれに言い分があることはもちろんわかっていますし、元のツイート内容を見てみると非常に悪質でタチの悪い内容のものもある(各球団のファンをDisる、○○信者だから~の文言で門前払いのような扱いをする)ので、それに向けた私個人の感情と対策案をお話しさせていただきました。
まず、
ファン同士の言い争いや集団ブロック
について。
私個人も割と痛烈且つ陰湿にカブスの選手をイジってしまうので棚上げ感がものすごくありますが、基本的には不特定多数にそのツイートは見られています。
例えば今シーズン数多くの試合で様々なイベントがあったエンゼルスとマリナーズの試合。具体的な例は避けますが、Twitterでも多くの舌戦を目にしました。そして特定のアカウントに対する批判が集まっていたようにも思います。私自身もそのツイート内容を見てとても擁護できるものではありませんでしたし、何より誰でも目についてしまうリプ欄で「これだから野球を知らない奴は~」とか、「ド素人だから~」などといった言葉も飛び交い、非常に気分は悪くなりました。
だからといって、私はそこで争う必要はないと思います。
そこで争って生み出されるものは「憎しみ」だけなんです。
そんな感情でMLBを見て楽しめるのでしょうか?
何度も言いますが、もちろん反論したい方々の気持ちはよくわかります。自分だって引用リツイートしてめちゃくちゃに言ってやりたいくらいでした。「赤の他人にど素人とか、お前本当に大丈夫か?」と。
でもそこで誤った対応をすれば、自分の身が危なくなってしまいます。
下手すれば裁判で争われるケースも…。
現実世界でも、自分が「嫌だなあ」とか「この人とはちょっと合わないなあ」という方いらっしゃいますよね?自分も今年が社会人1年目で同様のことを経験しています。
でもその世界で、その方を完全遮断することなんてできませんよね?
リアルではその方とうまく付き合っていくしかないんです。人事異動なり転勤なり退職でもしない限りはその方とお付き合いするしかないんです。
でもSNSの世界、とりわけTwitterにはそれを叶えてくれる上記の手段があります。それを活用しない手はないと思いますよ?
ということで、当たり前のことを当たり前のように書きましたが、
これが最も「自他を守れる」方法だと考えています。
続いて
「信者」という言葉について
です。
MLB好きの皆さんにとっては、この言葉があまり良い意味で使われていないことはご存じかと思います。
「その選手が好きすぎる(尊敬しすぎている)がために他の選手やチームの行為などを貶める行為をする人」という用い方をする人が大半を占めているように感じますが、もちろん私もその意味を理解しておりますし、この言葉はとても嫌いです。
ここでいう「嫌い」は2通りあります。
①のような方をお見かけしたこともあれば、➁の方をお見かけしたこともあります。ハッキリ言って両者ともミュートなりブロックなりをさせていただいております(笑)。
その選手が好きなのはわかります。その選手をよく知りたい、その選手がプレーしているMLBという環境を知りたいといって勉強していらっしゃる方もいます。大変すばらしいことだと思います。むしろ自分が見習いたいくらいです(笑)。
ですが、そこには「妄信的」な考えに陥る危険性も混在しています。
「その選手の行動すべてが正しいんだ!だから誤解を解くために擁護しよう!」という気持ちでいると、意図せずに他球団の選手やファンへの誹謗中傷につながってしまうこともあります。これは絶対にやってはいけません。
ですが、「あいつは○○選手の信者だから、また変なことを言うにきまっているよ」という考えも、それはそれでおかしくありませんか?
典型的なステレオタイプであり、その方々をすべて遮断して「いや、こいつの言っていることはおかしい、間違っている」という決めつけは、結局上記の方と同じことをやっているに過ぎないと思うんです。
というよりそう思うなら、「もう自分の目のつかないようにしろよ」としか言いようがありません。
そして、自分の好きな球団がけなされたり馬鹿にされてカッとなる気持ちは本当によくわかります。自分もこれ見たときすごい勢いで頭に血が昇っていく様子までわかりました。
でも、そこで張り合ったところで仕方ありません。
WAR(戦争)を起こしても生み出されるのはWins Above Replacement(通称:WAR)ではないんです。
生産性も価値もへったくれもありません。
繰り返しで申し訳ないんですが、そこで生まれるのは「憎しみ」だけです。
そんな気持ちを続けてしまえばいつしかMLBというコンテンツそのものを嫌いになってしまう可能性だってあります。
だからこそ、やっぱり無理ならブロック&ミュートしましょう。
そして今回の話は、
決して他人事ではない
と思います。
このようなやり取りを見かけたMLBファンではない方はどのように思うでしょう。
きっと「これだからMLBファンは~」なんて思う方もいるんじゃないでしょうか。
近年は大谷翔平選手の活躍がきっかけでMLBファンになる方も増えたと思います。これは紛れもない事実のように思います。そしてこれからも大谷選手が活躍すればするほどメディアは取り上げ、またファンは増えていく可能性もあるでしょう。そこからコアなファンになることだってあるでしょう。
「自分さえよければそれでいいから関係ないよ」
そう思う方もいらっしゃると思います。それも1つの立派な意見です。私もどちらかといえば自分が楽しければそれでいい派閥です。
ただ、それが原因でMLB界隈が「言われのないRumor」を吹かれ、評判を落とすことだってあると思います。
そのことをどのように考えるかは、この記事を読んでいただいた方次第です。
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