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【ネタバレあり】女子無駄同人誌ブラック感想【注意】

このnoteは女子高生の無駄づかい(以下、女子無駄)の同人誌(ここでは原作者ビーノ先生により発刊された同人誌を指す)『ブラック』を既に読んだ、または、ネタバレしても問題ない人を対象とします。

まずは作者のビーノ先生に短期間で同人誌ブラックを発行されたことについて「お疲れさまでした!めっちゃ頑張られましたね!」と慰労の言葉を送りたいです。

因みに筆者(ぎしお)は普段長文など書かないので、ちゃんとした文章になっていないかもしれないことを先にお詫びします。

このブラックは巻末の「あとがきてきな」に記載されている通り、ビーノ先生がTwitterに上げたイラストの通りになるように描いたとのこと。一度ブラックを読み終えた後にこのイラストを見ると、ぴったりとこの通りに作品ができていて凄いなと思いました。しかも、人狼を知らない人に向けても用語説明であったり、ここまでのおさらいで状況が分かりやすくしてあるのがよかったと思います。そして、ところどころに散りばめられた笑い処も流石だなと思いました。

そして面白いのが、本連載で「くせつよJK」っぷりを発揮しているバカとヤマイが碌に活躍せず、脇役の面々が生き生きと個性を発揮しているところだと思います(ヤマイの「この村で一番高貴で由緒正しい村人だからなっ」はめっちゃウケました)。

前述のイラストに載っていないシーキョンの活躍も見逃せません。大人ということもあり冷静な考察で人狼ロリを吊ること成功してしています。名探偵シーキョン様シリーズは今後本編にも出てきて欲しいと思いました。活躍したことにより人狼に噛まれてしまった後も平成のギャル風に着替えさせられたシーキョン可愛すぎます。きっと女子高生時代はこのようなギャルだったのかもしれません。

人数が減ってくる5日目以降の攻防についても人狼独特の緊張感が表現されていると思います。筆者(ぎしお)は人狼をそんなにプレイしたことがありませんが人狼殺2というボイスチャットアプリで少しプレイしたことがあります(ビーノ先生が2020年5月下旬頃参加者を募集していて、思い切って応募してメルヒムというキャラ名で参加していました)。その時に感じた緊張感というか緊迫した雰囲気が表現できていると思いました。

そして、人狼ゲームとしてのオチであるマジョが押し間違えてヲタに投票して人狼側が勝利してしまうという不条理な結末も人間同士がプレイしているゲームであるところが表されていると思います。ヲタの「何だったんだ 今までの 苦労は」っていうところめっちゃ共感できます。

全体的なオチとしてのロボによる企画だったというところも良かったと思います。番外編とは言え突然人狼ゲームが始まったことについて触れられないと消化不良ですし、ロボ以外が仕組んだこと(例えばTV番組の企画)だったりしても後味が悪かったかと思います。

【最後に】
女子無駄人狼のイラストがツイートされた時、まさか本当に漫画になるとは夢にも思っていませんでした(大変そうなので)。実際に大変だったと思いますがこうして読むことが出来て本当にうれしかったです。

長文の割には中身のない感想文になりましたが、言いたいことは言えたかなと思います。人狼のゲーム展開などについての考察は、人狼に詳しい人にお任せしたいと思います!

最後に一言…女子無駄はいいぞ!!

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