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【マスターデュエル】プラチナTier1で18連勝!真竜デッキ解説

n連勝って書けば伸びるやろ!w

それはそうと書かれてなさそうだし書きます。

1.デッキリスト

写真 2022-02-23 21 30 11

(カード名。左上から)
2 《真竜剣士マジェスティM》
3 《真竜戦士イグニスH》
3 《真竜拳士ダイナマイトK》
1 《ハーピィの羽根帚》
1 《テラ・フォーミング》
3 《命削りの宝札》
3 《強欲で謙虚な壺》
2 《強欲で貪欲な壺》
1 《ドラゴニックD》
3 《真竜の継承》
3 《真竜凰の使徒》
2 《神の宣告》
1 《王宮の勅命》
3 《スキルドレイン》
3 《帝王の溶撃》
3 《真竜凰の復活》
3 《真竜の黙示録》

ドラゴニックDと真竜拳士ダイナマイトK以外は汎用性の高いUR、SRなのですぐ組める人も多いと思います。ただ、シークレットパックから真竜は出てこないので注意。

2.真竜って何するデッキ?

このデッキの真竜モンスターは、次のような共通効果を持っています。

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このカードを表側表示でアドバンス召喚する場合、モンスターの代わりに自分フィールドの永続魔法・永続罠カードをリリースできる。①:1ターンに1度、アドバンス召喚したこのカードが存在し、相手が魔法・罠・モンスターの効果を発動した時に発動できる。デッキから「真竜」〇〇カード1枚を選び、手札に加える(か自分フィールドに発動する)。

《真竜剣士マジェスティM》は「真竜」モンスターを、《真竜戦士イグニスH》は「真竜」永続魔法を、《真竜拳士ダイナマイトK》は「真竜」永続罠をサーチ(か発動)できます。
これらの真竜モンスターで相手の行動を牽制し、強力な永続魔法・永続罠で場をコントロールするのが【真竜】です。
(真竜皇というエクシーズ召喚メインの【真竜】もありますが、今回は割愛)

3.【真竜】の強み

・真竜永続魔法・永続罠
・アドバンス召喚軸による《増殖するG》ケア

・《スキルドレイン》《帝王の溶撃》による効果無効

このあたりでしょうか。

・真竜永続魔法
真竜永続魔法は以下の共通効果を持っています。

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「(カード名)」の①②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。②:自分メインフェイズに発動できる。「真竜」モンスター1体を表側表示でアドバンス召喚する。③:このカードが魔法&罠ゾーンから墓地へ送られた場合、フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。

アドバンス召喚をすることで、魔法・罠の除去ができます。自分の真竜永続魔法・永続罠を破壊することもできますが、あまりしません。

《真竜の継承》は、このターン墓地に送られた真竜カードの種類(モンスター・魔法・罠)だけドローができます。1回アドバンス召喚をするだけで1ドローがついてくるので、ガンガン使っていきましょう。
《真竜凰の使徒》は、墓地の真竜カードを3枚選択して発動することで、それらをデッキに戻して1ドローができます。これのおかげで、息切れすることなく戦えます。

・真竜永続罠
真竜永続罠は以下の共通効果を持っています。

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「(カード名)」の①②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できず、①②の効果は同一チェーン上では発動できない。②:相手メインフェイズに発動できる。「真竜」モンスター1体を表側表示でアドバンス召喚する。③:このカードが魔法&罠ゾーンから墓地へ送られた場合、フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを破壊する。

永続罠は相手ターンにアドバンス召喚ができるので、永続魔法・永続罠をリリースしてアドバンス召喚することで、フリーチェーンで除去を打つことができます。

《真竜凰の復活》は、墓地から真竜を効果を無効にして特殊召喚します。効果が無効だったりこのターン特殊召喚できなかったりなど制約はありますが、アドバンス召喚のためにリリースできますし、特殊召喚はこれ以外でしないので気になりません。次のターンの打点補強としても。
《真竜の黙示録》は、これ以外の場の真竜カードを破壊することで相手の全ての表側表示モンスターの攻撃力・守備力を半分にします。この効果を使えばたいていのモンスターとの戦闘で勝てます。自身の効果で出てきた《黄金卿エルドリッチ》もこれで戦闘破壊して処理します。

・アドバンス召喚による《増殖するG》などのケア
基本の動きがアドバンス召喚なので、特殊召喚に反応してドローする《増殖するG》がほぼ意味をなしません。相手は無駄なカードを抱えることになり、有利につながります。また、《烈風の結界像》のような特殊召喚を封じる効果も効きません。むしろ放置することで相手の展開を防げます。

・《スキルドレイン》《帝王の溶撃》による効果無効
《スキルドレイン》は【エルドリッチ】でもおなじみですが、《帝王の溶撃》は聞きなじみがないかもしれません。

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条件はいろいろありますが、要するに「アドバンス召喚されたモンスター以外の効果が無効」となるのです。《スキルドレイン》が6枚使えるようなものです。一方、《スキルドレイン》は真竜モンスターの効果ごと消えてしまいますが、魔法・罠による盤面のコントロールができるので意外と戦えます。

4.その他のカード

《ハーピィの羽根帚》
さすがに4枚とか伏せられたら真竜魔法だけで割れません。
《命削りの宝札》
発動ターンに特殊召喚できず、その後に相手の受けるダメージが0になり、エンドフェイズに手札を全部墓地に送ることになるが、手札が3枚になるまで引けます。これ以外全部セットしたら当然3ドローです。最強。
特殊召喚不可は関係なく、受けるダメージも先攻の展開やメイン2に打ってケアできます。
たまーにエンドフェイズの制約忘れて真竜サーチするんだよな……
《強欲で謙虚な壺》
特殊召喚しないので安定した初動になります。
《強欲で貪欲な壺》
真竜カードが除外されるリスクもあるので2枚に抑えています。
《ドラゴニックD》《テラ・フォーミング》
真竜モンスターサーチができ、事故を防いでくれます。
破壊しているので共通効果が使えます。
フィールド魔法はほかにも入れてみていいかもしれません。《王家の眠る谷-ネクロバレー》などでしょうか。
《神の宣告》
万能カウンターです。自由枠。
《王宮の勅命》
自分の魔法の効果も無効になりますが、真竜モンスターを出すときに墓地に送ればいいのです。

5.動き方

・先攻の場合
①真竜永続魔法・永続罠をセット
②①をリリースして真竜モンスターをアドバンス召喚
③《真竜の継承》で1ドロー
④罠をセットしてターンを返す
そうした結果、
場:真竜モンスター(優先度は《ダイナマイト》>《イグニス》>《マジェスティ》)
伏せ:《真竜の黙示録》含む真竜罠2枚、《スキルドレイン》or《帝王の溶撃》
となれば理想。《ダイナマイト》があれば真竜罠のどちらかは持ってこられるので、1枚でもOK。
《強欲で謙虚な壺》や《強欲で貪欲な壺》あたりで《灰流うらら》のチェックができると《命削りの宝札》を通しやすくなります。とはいえ《強欲で貪欲な壺》は真竜のリソースが除外されるリスクがありますが。

・後攻の場合
基本的な動きは先攻と同じです。ただ、盤面がある程度展開されているので、永続魔法をリリースして伏せを除去するか、永続罠をリリースしてモンスターを除去するかを考慮する必要があります。
そして、手札誘発を含めた相手の妨害を気にしつつ、次の再展開を防げるよう盤面を構築していきます。相手の盤面を真竜罠や戦闘でできるだけ処理し、ターンを返したいです。
相手のカードの効果をじっくり見て柔軟に対応してください。

・その後
《スキルドレイン》or《帝王の溶撃》で効果を無効にし、打点で超えようとしてくるモンスターには真竜罠で除去したり、《真竜の黙示録》で打点を下げて返り討ちにしましょう。そのうちに相手の盤面だけががら空きとなり、素で2500近くある真竜モンスターが数回攻撃すればライフを削り切れます。

6.注意点

・《真竜の黙示録》の①の効果はダメージステップまで発動を待ちましょう。攻撃力を下げたことで別プランをとられてしまっては損です。
・真竜モンスターの共通効果は相手のカードの発動に直接チェーンして発動します。なので、相手の発動1枚に対して2体の真竜モンスターの効果をチェーンはできません。
・永続魔法の③の効果は、セットした状態で破壊されると発動しません。
・墓地に送られないようにするカードが苦手です。《M・HERO ダーク・ロウ》《電脳堺狐-仙々》《マクロコスモス》など。《マクロコスモス》のせいで連勝が止まりました。前2種は《真竜の黙示録》で打点を下げて破壊したい。

7.さいごに

そんなわけで【真竜】の紹介でした。
相手に合わせて動くデッキなので、使いこなすには数をこなす必要があるかもしれません。しかし、最後に遊戯王をしたのは《旧神ノーデン》の時代である私でもこうして18連勝できたのですから、組んでみる価値はあるといえます。

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