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友達は5人居れば多い方。

大学4年生になって日々考える事がある。
それは"友達の定義"について。
社会人になっても仲良い友達、いや自分が仲良くしたい友達はどのくらい残るのだろうか。
前に読んだ本か、SNSの何かの投稿か、忘れてしまったが

友達は5人いれば多い方

という言葉を、以前私は見かけた。ありがたいことにこの私の文章を読んでくれている方がいたらその中にも、この言葉を耳にしたことがある方がいるのではないだろうか??私はこの言葉を見かけたとき、5人?!少なくない?!と正直感じてしまった。

しかし色んな出来事があって色んな感情を知れたこの1年間を通して私は、この言葉がとてもしっくりくるようになった。確かに今の私には友達と呼べる存在はコミュニティごとにそれぞれいて、全部合わせれば確実に5人以上はいる。でも、社会人になって現在のコミュニティに属さなくなったとき、会わなくなる友達は絶対に多いだろう。実際、コロナ禍で会わなくなった友達も沢山いるからだ。会わなくなる(関係が薄れていく)のは悲しいことだけれど、そのおかげで自分自身が本当に大切にしたい人、仲良くしたい人が明確になった気がする。

時間もお金も自分が本当に会いたいと思える友達に使うべきなのだ。

話は少し変わるが、私は自分で言うのもあれだけどあまり人に嫌われないタイプだ。逆に言えば誰にでもいい顔をしているのかも知れない。また、あまり人に嫌われないと言ってもそれは自分が属しているコミュニティの中の話であるため、私は周りの人に恵まれているんだなあ、ということも日々実感している。改めて、私と仲良くしてくれる友達やアルバイト先の人、最近は親友のようになんでも話せる妹、そして私が世界で1番尊敬していて頼りにしているママ、いつもありがとうございます。

話を戻して、友達の定義について。
定義、というと何だか難しいから私が"友達"という関係について思ってることを述べようと思う。

まず世の中には、人付き合いに関して
①狭く深く派②広く浅く派
の2つのタイプがいるように感じる。
ちなみに私は、高校生くらいの頃から①の狭く深く派だと思う。そう思ってはいるものの、これを機にきちんと考え直してみると、現在の私は広く深く派なのかも知れない、とも感じる。なぜなら、相手がどう思ってるかはわからないが、私はかなり大人数の友達に心を開いているからだ。

私は友達と遊ぶことが大好きで、友達と会って美味しいものを食べて語ることが趣味のようなもので、生き甲斐だ。でもそれは特定の人とばかりではなく、色んな友達と会っている。もちろん毎回違う人というわけではないが、同じ友達と会うのは多くても月に2回ほどだ。私は週に2.3回多い時は4.5回友達と遊んでいるため、少なくとも1ヶ月で10人以上の友達と会っている計算になる。

え、どこまでが友達に入るんだろう、、、?

ふとこんなことを思ってしまった。もちろん、みんな友達だ。友達じゃなければ会わないし、美味しいご飯を共有もしない。しかし私が言いたい友達というのはこういうことではなく、なんだろう、本当に大切な友達?親友?友達ってワードを聞いた時に頭に思い浮かぶ人?そんな友達について今回話したかったのだ。

タイトルにも載せたように、友達は5人居れば多い方。まさにその通り。私にはある程度心を開いていて好きな友達は確かに今は大人数いる。でも、相手のために心から何かをしたい(例えば誕生日や行事の際に相手が喜ぶサプライズをしたいとか)、相手の相談を自分ごとに捉えて一緒に解決策を見つけたい、少し自分とは合わない苦手な部分があってもこの人なら許せる、とかそんな風に思えて一生付き合っていきたいと思える友達は確かに多くはいない。

私がそう思える友達、いや親友に共通すること。それは友達への価値観が同じ人(同じくらいお互いのことを大切に思える人)だ。友情に見返りを求めているわけではないが、この1年間私は多くの負の感情を抱いてしまった。元々私は、サプライズをすることや手紙を書くこと、またアルバム作りをすることがとても好きだ。だから、大好きな友達の誕生日や行事の時にはいろいろ計画するし、制作する。それは私がやりたくてやっていることだから見返りを求めるのはおかしな話だけれど、あまりにもこちらばかりやっていると疲れてしまう。人によって、友情に対する価値観や距離感が違うのは重々承知しているつもりだ。だからこそ、価値観や距離感が自分と似ている人は本当に大切にしていきたい。

またこの1年、就活などを通して実感したことがある。私が悩んでいる時に心からのアドバイスをくれる(本当に親身に相談に乗ってくれる)人と、そうじゃない人、その違いを感じられるようになった。言葉にするのは簡単だしもちろん言うのも簡単だが、それを本心で言ってくれているのか誠実に向き合ってくれてるのか、そうじゃないのか、察せるようになった。だからこそ私は何か友達の相談に乗る時、適当に綺麗事を並べるんじゃなくて心から思ったことを伝えたいし、きちんと寄り添いたいと思う。特に、私に対していつも誠実に向き合ってくれている私にとって本当に大切な親友には。

あともうひとつ、大学生の友情で思うことがある。それはシラフでも仲が良いか。お酒を飲んだら話せる友達、お酒で盛り上がる友達、もちろんそういう友達も大切だと思う。でも、お酒が入らないと成り立たない友情って、本当の友達ではないよね、とも思う。ちなみに私は普段からあまりお酒は飲まないので、友達と遊ぶ時はカフェでマシンガントークする事が多い。たまに友達と飲む時も、1.2杯軽く飲みながら美味しいものを食べながら語る感じだ。

ここまで長々と、私が思う"友達"について述べてきたが(自分の思いというか価値観を、正直に書いてるので気を悪くした人がいたらごめんなさい😢)結局何が言いたいのかというと、本当に友達は数じゃないのだ。私のことを理解してくれて大切にしてくれて、逆に私も相手のことをわかっていて何かあった時に心の底から支えたいと思えて、お互いのことを同じくらい思いやれる、そんな人が世の中に1人でも居れば幸せなのだ。そう考えたら5人もそんな存在がいたら贅沢だし本当に幸せ者だよね。

ちなみに私は、そう思える存在が今は3人いる。何かあったら話したいし、相談したいし、逆に頼って欲しいし、サプライズしたいし、何よりも社会人になっても母親になってもおばあちゃんになってもずっと仲良くしていたい、そんな風に思う。その3人に対して、順位をつけることはできないしみんな同じくらい大好きで大切な親友だ。

改めて皆さんは、"友達"という存在についてどう思いますか?私はこの文を書くことで、改めて自分にとっての友達について考える事ができました。

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