ICUで眠れない

ギランバレー症候群はU字型に、体調や症状が1番強くなり大変な時がある。実際、父は一度心肺が止まった。蘇生でまた戻ってきた。数日経過して、

指差し棒とあいうえお表で少しだけ動く指で会話が始まる。

どんな会話するかな?と思ってたら、

パパ〜元気〜?って話しかけると

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き よ う は う ん こ で た

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久しぶりに会話できると嬉しがっていたら、斜め上の会話だった。

ゆっくり、一つ一つの会話が時間かかるけど読み取れるのがすごく充実感を得られ幸せ。

指差し棒が上手く読み取れない時は、指差し棒でNOって横に振る。

会話の中で、夜は眠れない。

機械の音、お隣さんのうめき声、まとまって寝れないことが悩み。

治療の点滴で夜中起こされて眠れない。

たんを取るのがきつい。

ナースコールは離せないから命綱。

色んな会話をした。 

私の中で父は今いる状況(ICU)に全く塞ぎ込んでいなく、この部屋から出ることにパワーが溢れていた。

また偶然なことに私の中学の同級生がICUのオペ室の看護士だった。

勤務時間が合わなくて面会時には会えなかったけど

りっちゃんのお父さんを担当したよ。と連絡がきた。

色んな人に支えられてるんやなぁと感じた。

父も私も生きるためにすごくサポートされていて、

まさか、同級生が助けてくれるとは10代のとき考えもしてなかった現実。

色々感慨深くなりながら感謝しかない。ありがとう。



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