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そういうのはよつばと!の仕事だから

会社の先輩の買い出しの付き添いで近くのスーパーに行きました。カートを持ってこようとしたらカゴの中に葉っぱが1枚くっついている。きっと外に置いてあったときに側の街路樹から葉っぱが落ちたのでしょう。キレイじゃないので別のカートに取り替えました。

戻ってきたら遠くで見ていた先輩に「カート取り替えたの?」と聞かれました。ちょっと葉が付いていたので…と言おうとしたとき、頭にある考えが浮かびました。

これ…『たぬきが化けてたので』って答えたら結構ユーモアなんじゃないか…?

実際には思っただけで口には出しませんでした。普通に「いや葉っぱが…」と答えた。僕が答えるのに、「たぬきが…」はちょっとピュアすぎるなと思ったからです。あと意味が通じない可能性が怖かった。何言ってんだお前!ってなるかもしれないし、仕事中だぞ!って怒られるかもしれない。そう言われたらもう立ち直れません。なんだよたぬきって。

こういうのはもっとこう、純真無垢な人が言ったほうがふさわしいと思います。5歳ぐらいの男の子がたぬきさんだ!って言ってたら素敵じゃないですか。きっと周りも和やかな空気になるに違いない。新聞の投書欄にも掲載されちゃったりして。少なくとも30代の一般男性が言うよりは世界にとって良いことだと思います。これ自分以外が言ったことにならないかなあ!


世の中の名言や格言の類は、何も言ったかよりも誰が言ったかの方が重要だというのを聞いたことがあります。その人のバックグラウンドがあって初めて説得力が増す、実(じつ)のある言葉になる。その人の見聞きした物事や接した人との経験が言葉の裏付けになってる訳ですからね。そう思えばこそ、自分の発言には気をつけなきゃいけないなという気持ちになります。自分の話す言葉に恥じないような人間になりたいね。


そういえば買い物中、先輩にこんなことも話したな。

「最近家のトイレにウォシュレット付けたんですけど、水の勢いが強すぎてお尻に穴が開くかと思いましたよ笑」


これは俺の発言でいいです。


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