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PAT-TUN(パトゥーン)

最近読んだマンガ。


Thisコミュニケーション


展開が振り切れてて面白かったです。世界が化け物にほぼ占拠されたところから始まる話なんですが、その化け物に唯一対抗できる少女たちが思春期ぐらいの年頃でメンタルに難がある。グッドコミュニケーションを取りながらなんとか世界を生き残るぞ!みたいな話です。要素が多くて説明が難しいな。
題名の通りコミュニケーションが話の肝になるところが良いなと思いました。良くも悪くもそれが話の展開に大きな影響を与えています。ちゃんと伝えるのって大事だね。

僕はといえば近所の床屋で注文がうまく伝わらずに前髪を思いきりパッツンにされました。うーんdiscommunication!


アメリカの郊外のほうに住んでいるから、店員さんもよく知らないアジア人を相手にする機会がほぼない。切り慣れてないから変な仕上がりになるのは分かります。…でもちゃんと伝えたと思うんだけどなあ!
ハサミで切ってくださいと言った直後にバリカンを持ってこられた時点で気づけばよかったです。疑うのは信じるのと同じくらい大事なことなのだ。

といってもこれは事前にちゃんと説明できなかった自分が悪い。自らの伝達能力の低さを反省するばかりです。ちゃんと英語でパッツンはやめてくださいと最初に伝えていれば

パッツンってどう言うんだよ……。

よく考えたらそういう概念がなかったです。なんだよパッツンって。そんな単語知らないよ。


スナッピングねぇ…。多分これ違うな。

別に単語じゃなくてもまっすぐ切らないでください!と言うだけなんですが、そうなるとじゃあどう切ればいいんだって話になる。「梳(す)く」ってイメージも共有できる気がしません。ピッタリくる言葉が見つからなくて歯痒いし、実際切ってもらっている最中に「伝えるのが難しいんですけど…」って何度も言いました(伝わらなかった)。

最終的に模範囚みたいな頭になったので当面は真摯に生活しようと思います。俺を番号で読んでくれ。


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