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Fは引っ越しのF

ちょっとした事情で引っ越しすることになりました。今の部屋から車で10分と離れてないアパートに。
引っ越し業者が月曜に来るので土日はずっと荷物をまとめていたのですが一向に終わる気がしない。次から次へとモノが出てきます。今までどこに隠れていたんだ。この部屋は一体どうなってるんだ!

前回引っ越ししたのが2年前なので、そこから余計な買い物をしていなければ荷物の数はそう変わらない。普段から必要なものだけ買うように心がけていれば引っ越しの準備などすぐ終わるのです。そう思ってたんだけどね…。台所を整理していたら缶切りが4本出てきたし、一度も使ってないピーラーが3種類ありました。この2年間でいかに無駄な買い物が行われていたか。ミニマリストが見たら憤慨しそうだ。

しかしまあ、日ごとに増える引っ越し荷物の段ボールを見るとそこまで広い部屋でもないのによくこんなに収まっていたなと思います。なんだか昔、理科の授業で習った「柔毛」の話を思い出しました。
人間の小腸の内側には柔毛と呼ばれる細かいヒダヒダがあり、このヒダをすべて伸ばすとテニスコート一面分にもなる。当時は自分の身体の中にこれほど広い空間があることに感心したものですが、僕の部屋もある意味では柔毛みたいなもんですね。
これじゃお腹のなかがウィンブルドンだよ。


???


柔毛の話は小腸の表面積を平面にするとこんなに大きくなるというのがキモで、逆に言えば平面を立体構造にすれば相当スペースを落とせるとも考えられます。2次元が3次元になることで情報を沢山詰め込むことができる。同じ考えで行けば、3次元から4次元になればもっと省スペースでモノを積み込めるということになる。
今の世界は4次元に存在しているのだから、うまいこと4次元に収納が出来たら荷物はもっと少なくできるのに…。引っ越しの準備をしながらそんな事を考えていました。今度は一度も使ってないマットレスが出てきた。

そんな素敵な収納アイテムがいつか登場したら良いなと思います。




というかコレだよね。


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