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ヤクルトには入ってません

退勤中のドライブでのこと。カーラジオを流しながら運転していると、突然ラジオから謎のコーナーが始まりました。

『今日のジョーク!「弁護士が一番好きな飲み物」ってなんだと思う?』
パーソナリティーが陽気な口調で話しています。

弁護士が好きな飲み物…何だろう…。あっヤクルト?ヤクルトじゃない!?酵素(控訴)が入ってるから!
答えが気になったのでラジオに耳を傾けていると、

『それはね……”スピナ・コラーダ”さ!ハーッハハハハァ!!』


なにそれ!?!!!??


何?今なんて言ったの?ジョークの上手い下手以前に意味がよく分かりませんでした。なんだよスピナコラーダって。どうしてパーソナリティーは自分で話しててこんなにウケてるんだ。

気になったので家に帰った後で調べてみました。
僕がスピナコラーダだと思った謎の言葉は正しくは”Subpoena Colada”といって、「Subpoena/サピーナ(召喚状)」と「Piña Colada/ピニャ・コラーダ(カクテル)」をかけた造語だったようです。ふたつ合わせてサピーナ・コラーダ。弁護士だから召喚状が好きだと。わ、分かりづらい!

というかこれ、ジョークとして成立してるんでしょうか。サピーナとピニャコラーダってそんなに掛かってないような気がするし。これならまだヤクルトのほうが腑に落ちます。それともアメリカンジョークってそういうものなのか?

試しにAIで似たようなジョークを作ってみました。AIって要は集合知みたいなものだから、万人にウケるような内容が望ましいジョークとは相性が良いに決まってますからね。


……?



……???


人間にはまだちょっと早いユーモアかも。


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