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億を何だと思ってるんだ

最近マンガアプリで『銀と金』を読んでます。カイジでお馴染みの福本伸行先生の名作ですね。初めて読んだけどエピソードがいちいち濃くて、うわっ…とかこんなんアリかよ…って思いながら読んでいます。中学生のころ初めてTo LOVEるを読んだときと同じリアクションをしている。

話の内容はほぼ金を稼ぐ話です。ただそのスケールがとにかくデカい。政治家とか銀行の頭取とかが出てくるし、みんな悪い顔をしています。とりわけ銀さんこと銀二というのが滅茶苦茶悪知恵が働く人物で、彼がお金をガンガン稼いでいくのが見ていて気持ちいい。銀さんは一応味方サイドなのでこの人が話に絡むと大体勝ち確の雰囲気になります。なんだか水戸黄門みたいだ。やってることは悪代官だけど。


主人公の森田もいい。

話の序盤あたりで森田は銀さんからニセ札入りのトランクを渡されるのですが、これを本当の万札に変えてみせろと言われます。それも5億円分。
いやいや…いくらなんでも元手とかコネ無しから億を稼ぐのは無理でしょ…と思ってたら


これですからね。なんだコイツ。


他の福本作品の主人公にも言えることですが、この森田もここ一番での肝の座りっぷりがすごい。メンタルがぶっ飛んでるし、なんなら周りの取り巻きからも何だコイツ…って目で見られてるのが面白かったです。

銀と金の何が良いって、皆どこかギラついてるのが良かったです。金への熱量と執着が凄まじい。僕はよく覚えてないサブスクを毎月無意味に支払ってるくらいお金にズボラなのでこのハングリーさは見習うものがあります。
まだ読み途中だけど、森田も2億で満足せずこれからも貪欲に稼いでいってほしいですね。



なんだコイツ!!!


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