【ニュース】脱コロナでフィットネスジム復活 プロテインも販売好調(20230302)

筋トレやダイエットなら、屋内で行うフィットネスジムでの運動も効果的だ。ただ、新型コロナウイルスの感染拡大時には一時閉鎖などの対応がとられ、利用者が減少した。コロナ収束が視野に入る今、各社は手軽さや低価格を売りにしたサービスや商品を投入し、復活に賭けている。

経済産業省の調査によれば、フィットネスジムの利用者数は18年にピークとなる延べ2億5000万人に達したが、20年にはコロナ禍で1億7000万人に急減した。フィットネスクラブにとって、利用者数の回復は急務といえる。

とある調査では、一般の個人がジムやフィットネスに払える金額について「月2000円以上〜4000円未満」との回答が最も多かった。プールなどを備えた大型フィットネスジムの利用料は1万円前後が主流で、一般の個人には「割高感」がある。

「エニタイムフィットネス」も24時間営業が売りで、中小型のジムとして人気だ。マシンは本格的で、5年に一度のタイミングで最新モデルに入れ替えているという。
フィットネス市場に歩調を合わせて市場を拡大しているのが、たんぱく質が主成分で筋肉の増強を助ける栄養補助食品「プロテイン」だ。

粉末タイプはすでに過当競争の域に入っているのに対して、伸びが目立つのがバーやパック型飲料のプロテインだ。コロナ禍前の19年比で市場規模は倍になった。ザバスもコンビニなどで買えるバーやパック型飲料が好調だ。粉末タイプのように水で溶く必要はなく、そのまま手軽に摂取できる。

たんぱく質のもととなるアミノ酸を摂取できるサプリメントとして人気なのが味の素の「アミノバイタル」だ。スポーツや運動に大切なアミノ酸を効率的に摂取できるため、持久力が必要なランニングにも人気だという。全国各地の大規模なマラソン大会で無料配布し、知名度を上げている。

新型コロナは5月に感染症法上の分類が季節性インフルエンザと同等の「5類」に下がる。
ようやく本格的にマスクもせずに外出出来る様になるのである。
長い間、家で引き篭もっていた人も多いだろう。
運動不足になっている人も多いかと思われる。
ただ、そういう人にとって運動を始めるのは何かしらの「きっかけ」がないとなかなか動き出しづらい。
このタイミングこそいいきっかけである。
外出する機会を増やして鈍った身体を動かし、健全な身体を取り戻すのは如何だろうか?

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