見出し画像

レコード棚を総浚い #61:『Creedence Clearwater Revival / Mardi Gras(マルディ・グラ)』

クリーデンス・クリアウォーター・リバイバルの7作目にしてラストアルバム『マルディ・グラ』は72年のリリース。

数々のヒット曲を書き、見事なボーカルを聴かせた弟ジョン・フォガティへの嫉妬から脱退したトム・フォガティ。
その脱退後制作されたアルバムは、残されたメンバー全員で作曲、歌唱を分担し合う作品となった。

アルバムを聴いて思うことは、やはりこのバンドはジョンのバンドであったということだ。
普遍性を湛えたソングライティング。
それを耀きに満ちた音楽として表現してしまう唯一無二の彼の声。
本作A面ラストに配された『サムデイ・ネヴァー・カムズ』には、そんなジョン・フォガティの魅力が爆発している。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?