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レコード棚を総浚い #60:『Cowboy / Boyer & Talton』
オールマンズのプロデューサー、ジョニー・サンドリンのプロデュースで2枚のアルバムを作るも、バンドは解散状態となり、残ったスコット・ボイヤーとトミー・タルトンによって、このアルバムは作られた。
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どちらがバンド名でどちらがアルバム名かわからない微妙なプロダクトとなっているのは、そのような経緯のせいなのだろう。
サザンロック系に目を配っている人や、マニアックなクラプトン・ファンならこのカウボーイというグループにも聞き覚えがあるかもしれない。グレッグ・オールマンのライブアルバムでの名演で、聞き知った人も多いだろう。
彼らの作品はサザンロック、スワンプロック界隈で愛された。
グレッグ・オールマンの記念碑的1stソロ『レイドバック』では感動的な名曲『オール・マイ・フレンズ』が取り上げられている。
この『レイドバック』に影響を受けてエリック・クラプトンが制作した『461オーシャン・ブールバード』にも、まさにレイドバックした佳曲『プリーズ・ビー・ウィズ・ミー』を取り上げて、彼自身のレイドバック期をスタートさせた。
それにしてもどの曲も本当にいい。ソングライター・チームとしても非常に優秀だったのだろう。探してみると意外に多くの楽曲が残っている。掘ってみる価値のある鉱脈だと思う。
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