見出し画像

レコード棚を総浚い #64:『Crosby,Stills & Nash / REPLAY』

フォークロックの中心人物が集まったスーパーグループ、クロスビー・スティルス・アンド・ナッシュは、1969年にセルフタイトルのアルバムを制作し、世界を震撼させた。

『組曲:青い目のジュディ』が後のアルバム・オリエンテッドなロックの展開に与えた影響は大きい。
また、豊かなハーモニーをフィーチャーした『泣くことはないよ』の名曲感は後のフォークロックの一つの指標になったはずだ。

この後、彼らはニール・ヤングをメンバーに加え大名盤『デジャ・ヴ』をリリースするが、主にスティルスとヤングの確執から、集合離散を繰り返すこととなる。
その集合離散期の編集盤が本作。

ヤングが入らないだけで、こんなにバランスが良くなるのか、との印象を持つが、逆に言えば、やはりニール・ヤングという音楽家の個性が際立っていたということなのだろう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?