帰る場所なんて、みんな無い。
バタフライちゃんありがとう❤︎
バタフライって言うと、映画「スワロウテイル」の娼婦のグリコの胸元のTATOOを思い出すね。胸をパフパフさせると羽ばたいてるみたいになるやつ。
わたしは賢くて美人な女はもちろん好きだけど、グリコみたいに破滅型で絶望的に頭が悪くてでも勘が良くてかわいくてセンスがいい女の子も大好き。
今回はこの前4回目の命日を迎えた友達の話。
その日わたしは男の子とデートからのDJで昼から酒を飲みベロベロに酔っ払って、気のいい(そして顔もいい)男友達となんでも話せる&許せるかわいい女友達といて、自分がDJしているすぐ右側には窓があって、その外に見える楽しそうにしている友達たちを見て酒が入って感覚的になってる頭で、きっと元々持ってないよりも、一度は手にしたものを失うことの方が何倍も辛いんだろうなあと想像してた。
死んだ方がマシなことってなんだろう。
友達は首を吊って死んだ。恋人にプロポーズして断られたらしい。
もちろん理由はそれだけじゃなく、元々ひどい鬱だったしHSPだった。わたしもHSP持ちだけどもっとひどかった。もう死ぬとか言わないよって恋人に伝えた日、海に行って着の身着のまま、海の中へと走り出してしまって、それを何度も何度も振り払われながら恋人が止めて、ふたりとも大号泣しながら、びしょ濡れで駅前で立ち食い蕎麦食べて帰ったらしい。
本当に死にたかったのかな?止めてくれるって分かってたのかな?
子供が高いところから平気で飛び降りるのは下で親が受け止めてくれるって信じてるからなんだって。それってやっぱり愛だよね。そんな確信的な愛を、血も繋がってない他人とずっと維持できんのかな?
岡崎京子の大好きな漫画「マジック・ポイント」で
バツイチバリキャリママが言うセリフ
「愛の存在は信じるけれど、愛の永遠は信じないわ」
その日は朝の5時くらいまで飲んじゃって、次の日まだ酒が残ってるボロボロの状態でいつも飲んでる三茶のメンバーの飲み会参加したら友達が死んだその日に別の友達が籍入れてた。
人生ってすげー。当たり前だけど人生は命がけだね。
わたしの大切な友達がみんな人生のゲームに勝利しますように。
タイトルは花魁のかずきくんの名言です。