アセンションしたのに統合失調症って無理ゲー! 〜第14話〜
シャーマンが教える能力開発の6ステップ
サンフランシスコ中心部。ヨガ教室にも使われるレンタルスペースでのワークショップには30人ほどが集まり盛況でした。
会場に入るとすぐにこちらに気がついて「ああ、君か、待ってたよ。」とハグして頂きました。その方がワークの主催者、シャーマンネーム・ブラックバタフライ(以下:BB)でした。BBと共に活動する2人のシャーマンもいました。
ワークショップの内容で【変性意識に入るための周辺視野を広げる基本】となった方法があります。
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体験談は少し置いておいて、基本となった変性意識への入り方を、皆さんのために書き残そうと思います。
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シャーマンのワークは何せ英語で話しているから内容は分からない(汗)でもやり方は覚えています。実は同じ方法を2年後の日本で再体験したからなんです。
勤務先の社長に半ば強引に参加させられた能力開発セミナーでも、全く同じ方法が使われ、日本語での説明はこういうことかと知識的に完結できました。
そして今ならどう説明できるのか、自分の表現力をフルに使ってやってみます。
❶目的は?
ワンネス(Oneness)を思い出すこと。
Onenessとは何?
それは植物であれ動物であれ鉱石であれ、例えば隣に座る人であれ、全ては全体の一部だと知ること。大きな一つを知覚すること。
人は他者を妬んだり怒ったりするが、それも実は〈大いなる一つ〉の中のあなたとは違うパーツなだけで、そのパーツのエネルギーを奪おうとしたり直そうとしても意味がない。
人間も群れで生息する動物の一部、どう生きようが全体には必要な尊いあなた自身に価値を見い出せる。
❷なぜワンネスが重要なの?
人間の能力自体が伸びやすくなるから。
スポーツでもイメージトレーニングが重要なように、意識と情報身体(オーラ・チャクラ・経絡・氣の流れ)などを実体として有るように感じたほうが、脳も物理的な身体も使い方が上手くなるから。可動域が増えるから。
❸意識と情報身体を在るように感じるにはどうすればいいの?
通常の意識状態とは異なる変性意識状態に入ることが必要。
自然の中、ヨガ、リラックスできる環境、煩雑な事象に心を奪われない環境など
人工物から離れたり、自分の内側と向き合う内観をしたり
人によって感じられるやり方はたくさんある。
❹変性意識に入るってなに?
無いのに在る。と言葉だけはどこかで聞いたことがないだろうか?
例えば事故で腕を失った人が腕があるように感じる事を、幻肢覚(げんしかく)と言うように、感覚の覚は感じを覚えているにすぎない。物理的身体は無いのに情報身体を覚えている。
つまり「肉体は幻」ではあるけれど「感覚は在る」
例えば、気になる異性から視線を感じることはないだろうか?苦手な人からトゲトゲした空気を感じることはないだろうか?これらも科学では証明されていないが、在るのはみんな知っているし感じている。
つまり、「幻の無いはず」の触覚が「実は有る」
在る状態に、意識を向け《付き添い・注意を向け(Attend)》ると
意識すると言う思考ベクトルが無意識へと向かい、[無意識状態自体]に意識を配り「有る」状態にできる。(在る→有る)
みんな、誰でもが、感じられる情報身体(無いのに在る)や無意識状態自体に意識を向けることができれば、大きな一つに通じる門が開いたようなもの。
ワンネスに近づくことが可能になる。
❺変性意識にどうやって入るの?
簡単に自分の眼を使って誰でもできる。だからあなたもできるとまず信じましょう。メンタルブロックを外すだけなので、期待する必要もありません。
例にも挙げたように人間の視覚は非常に発達した感覚器なのでこれを利用します。
ここからがシャーマンから教わった周辺視野のワークの出番です。
❻周辺視野のワークの手順
>> つづく
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話に戻ります。
ワークショップが終わると「今度君のための儀式をするから、迎えに行くね」とBBに言われ、儀式当日にはホワイトガネーシャにもすっかり慣れ、気にならない存在となっていた。
儀式は20人ほどで港にある小さな質素な小屋で行われました。
私とBBの2人を中心に輪を作り、リズムマシーンでトランスよりはテクノに近い音楽で体を揺らし踊ります。
次に座り、聖水を額と両手両足につけて通電(アースリング)するような“おまじない“をかけてもらい、周辺視野のワークを今度はBB本人と行います。
どれぐらい経ったのか、彼の背後に雷のようなものが落ちて・・・
心の中で、たった1つの契約を自分の精霊と交わしました。
< 何があっても肉体を必ず守りなさい >
サークルを囲んでくれたシャーマンや参加者とのハグの後、私のシャーマンとしての儀式は無事終わり、頭の中の混沌は新たな体験により渦へと吸い込まれ始めました。
アパートまで送ってもらう車の中でBBと彼女は話をしていて、車を降りた時に自分には英語が全くわからないと思ってるのか、英語のバンブーは日本語でなんていうんだ?とのやりとりがあって
「Your Sharman name is Take.」タケよりはバンブーの方がしっくり来るんだがっとツッコミながら名前を授かりました。
ワークショップで、力を得た!変わった!というではありません。
ジグゾーパズルを1ピースづつ淡々と繋いでいくと、あるとき全体の絵と境界線が見えるように、後から思えば全体像が見えてくる。そういう時間の転換点。
それが儀式の本質なのです。
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