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Zowie S2フリークによるkeychron M3 mini metal editionレビュー

まえがき

おはようございます。キリンです。
花粉が舞い散り粘膜を刺激する今日この頃、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。私は日々の花粉に苛立ちを覚えながら社会人としての生活へのカウントダウンを震えながら数えています。
さて、今回レビュー記事を書くKeychron M3 mini metal editionなのですが本来であればレビュー記事を書く予定ではありませんでした。なぜかというと以前までこのマウスの交換用マウスソールが日本国内では購入することができなかったからです。
先日、corepad日本正規輸入代理店のsoleworksさんからKeychron M3 mini用のマウスソールcorepad skatez pro 287の取り扱いがX上でアナウンスされました。

これにより日本amazonにて交換用ソールが気軽に買えるようになったため今回記事を書いています。soleworksさんほんとにありがとうございます!みんな!sokeworksさんのXをフォローしてくれ~!
尚、この記事は提供をいただいているわけではありません。勝手に宣伝してるだけです。
ということでここからが本編です。まえがきを読んでくださった皆さんありがとうございます。


Keychron M3 miniの概要

スペック

正面から見た M3 mini metal
横から見たM3 mini metal
前から見たM3 mini metal
裏から見たM3 mini metal

Keychron M3 miniの形状はZowie S2にインスパイアされた形状になっています。背面が大胆に肉抜きされたデザインですが基盤がむき出しにならないように内部にはカバーがされているためデスク上の塵などでショートする可能性は極めて少ないです。(塵でショートした肉抜きマウスなんて聞いたことないけど)
寸法は120 x 65 x 39 mmで日本人の大多数の人が好きそうなサイズ感。
重量は64g。こんなに肉抜きしてる割にはまぁまぁ重たいです。しかも購入してから気づいたのですがmetal editionではない通常版のほうが安くて軽いです。一体何のために金属にしたのだろうか。わからない。
もちろん金属なのでシェルの堅牢性は十分です。どれだけ強く握ってもきしむことはありませんでした。ただ、僕のもとに届いた個体はクリックが揺れてしまうためhid-labsさんから発売されているghost grip sheetを1mm幅に切り取り4枚ほど重ねて隙間に差し込むことで対応しました。そのためビルドクオリティは万全とは言えませんでした。少し話は脱線しますが、このghost grip sheet個人的に結構好きです。厚さわずか0.15mmとdrunkdeerのラピッドトリガーより薄いという驚異の薄さを実現しています。マウスに貼り付けてもキーキャップにに貼り付けてもマウス/キーボードの形状そのままの感覚を損なうことなく使用することができます。僕はアマゾンで買ったのですが、少し見つからないのでhid-labsさんの公式ecから買えるリンクを貼付しておいたので気になる方は購入してみてもいいんじゃないでしょうか。

センサーは最新のpixart 3395を搭載していてdpiは最大26000dpiまで対応していて、ポーリングレートも最大4000hzまで対応しています。最新のスペックがそのまま搭載されている感じは中国製マウスの好感ポイントですね。
バッテリーも最大135時間連続動作可能な大容量バッテリー(600mAh)です。4kでの使用中も満タンから50時間程度使うことができました。4kで50時間使えたらまぁ必要十分でしょう。
スイッチはhuano micro switchと記載されていますがblueshell pinkdotスイッチです。8000万回のクリック耐久があるので頻繁にスイッチが壊れるということもないと思います。クリック感は少し固めでgm8.0ほどじゃないけど思ったよりハキハキしたフィーリングになっています。vaxeeマウスから乗り換えるときなどはクリックの重さに慣れづらいかもしれません
接続方式は2.4Ghz/bluetooth/有線の3方式があり4000hzでの動作は2.4Ghzのワイヤレス接続のみで、有線接続では4000hz動作しません。気を付けてください。

M3 metaleditionの裏側

プラグアンドプレイに対応していてマウス本体の背面に1つのスライドスイッチ、二つのボタンスイッチが搭載されていてスライドスイッチは2.4Ghz/bluetooth/off(電源オフまたは有線での使用)に対応していて直感的です。二つのボタンではdpiとポーリングレートを変えることができます
ソフトウェアが必要だと入れるのも面倒くさいしバグがあるとストレスが溜まってしまうのでプラグアンドプレイのマウスがもっと増えてくれるとうれしいですね。一応プラグアンドプレイだけどソフトウェア入れないとなぜか最初からついているモーションシンクが切れないというマウスもたくさんあるのでモーションシンクを切った状態で出荷してほしいなとも思います。

同梱物

説明書、4kドングル
type c to cケーブル
type cのtype a変換

同梱物はかなりシンプルで少ないです。
type c to cケーブルで入っているの珍しいですね。macに搭載されているthunderboltの規格が変わった時を思い出しますね。少しの寂しさを含んだ感慨がありますね。
規格が変わる、時代が変わる。←めっちゃ企業のキャッチコピーっぽい。
type-C(メス) to A(オス)の変換があるのでマザーボードのtype-cが使われちゃってても安心ですね。
keychronの4kドングルといえばこの65%配列のドングル。めっちゃ可愛い。

4kドングル

S2とM3 MINIの比較

さて、ここからが本題のZOWIE S2とKEYCHRON M3 MINIの比較です。

COMPARE WITH S2 AND M3 MINI METALEDITION

S2は上から見るとひょうたんに近い形をしていて数値上よりも実際に持った時のフィーリングが細い印象を持ちます。薬指と小指を置くスペースが広めにとられているため持ち方に自由度が生まれるとともに、持った時に指の自由度もあるため指先でマウス操作をしやすい形状になっています。
M3 MINIはひょうたん型ではなくマウスの後方が末広がりになっていてくびれも軽減されているため、S2のつまみ・掴み特化の形状に対し、M3 MINIは掴み持ちにさらに特化した形に変わっていると思います。
それでありながらS2由来のマウス前方右側面の掴み・かぶせ持ちで薬指が置かれやすいポジションが広めにとられていることにより指先を置く場所の自由さも担保されている形状になっています。
マウスの後方が末広がりになっている形状のおかげで小指の付け根をつけるタイプの持ち方でも親指の付け根をつける持ち方でもどちらでもフィットする優秀な形状だといえます。
M3miniはサイドの逆ハの傾斜も適切で、マウスの持ち上げやすさとマウスを持った時の違和感がないバランスが取れた傾斜になっています。S2よりも少しだけ傾斜がついているので注意してください。

総評

Keychron M3 miniはS2ライクな掴み持ち特化の新しい形状
S2をつまみ持ちで使っている人よりもS2をつかみ持ちで使用していて、小指か親指の付け根に物足りなさを感じる人に強くお勧めできるマウスになっています。
最近の流行りスペックである4000hzポーリングレートにも対応していて、64gという最近のマウスで標準的な軽さをしているので多くの人が使いやすいマウスになっています。
現在metal editionは購入することができないため55gでもっと軽くて高ポーリングレートにも対応しているM3 mini 4kの購入をお勧めします
下に公式サイトのリンクを貼っておくので良ければどうぞ。

あとがき

ということで今回はKeychron M3 mini metaleditionの紹介でした。
見た目かっこいいし形状もかなり優秀でマウスのビルドクオリティもまずまずのそこそこに満足できるマウスでした。S2ライク形状のマウスが多く世の中に出ている中、S2形状のリチューンされた形という言葉がよく似合うマウスです。
S2に満足できていない人が満足できるマウスだと思うので僕と同じようにS2すごく好きだけど何か少し物足りなさを感じている人はこのマウスを触ってみるのもいいのではないでしょうか
東京だと秋葉原にあるpcショップArkさんで実際に触ることができたはずなので先に触ってみたいという方はArkさんに行って触ってみることをお勧めします。

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久しぶりのnote更新なので終わり方がわからなくなる前にさっさと終わらせたいと思います。
それでは、おやすみなさい。

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