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ヤなことそっとミュートと私(転)

いや(承)じゃないんかい!


そういうツッコミが聞こえてきそうだが、今回は転機に付いての話であり、ある意味これが本当の始まりとも言えるのでこのタイトルにさせて頂きました。


2016.7.24

この日ヤナミューに出会った僕は直ぐ様自分の予定を見直し次東京に行けそうなのはいつか、その日にヤナミューはやるのかを必死で調べた。

早くもう一度あのパフォーマンスを味わいたかった。

結局翌8月頭の裏TIFでまた観れる事になり、2015年通い続けある種自分の中でホームとも言える新宿MARZで観れる事に嬉しさしか無かった。


そして二度目も間違い無いライブであり、これからも可能な限り観ていこうと心に決めた。

勿論最優先事項はBELLRING少女ハートで。

ただ同年、そんな自分にとって衝撃的な出来事が発生する。そしてその出来事を以て僕は来年からヤナミューを本気で追い掛けていこうと心に決めるのである。


ベルハーを主軸としつつヤナミューもちょくちょく観るようになった僕にある日新しいライブの告知が目に飛び込んできた。

OTOMOREというタイトルの主催対バンイベント。

対バン相手の中には自分が5月頃に観て好きになったぜんぶ君のせいだ。の名前もあり予定を調べたら丁度休みだったので半ば衝動的にチケットを購入した。

それから暫く経ってある日、また別の告知が目に入った。それはヤナミューともう1組とのツーマンライブだった。

NEVE SLIDE DOWN

このアー写が一番好き


あのPassCodeの妹分であり新進気鋭のロックアイドルグループ。

僕は何故か直感的にこれは行かねばならないと感じていた。

予定を調べると、何とOTOMOREと同じ日だった。

迷った、だが何かに突き動かされるように僕は初めて予め買ってあったチケットを人に譲りそちらに行く事にした。

思えばこれが運命の分かれ道だったんだと思う。

2016.10.10

僕の(ドルオタ)人生にとって一生忘れられない一日となった日である。


その日は夜公演だったのでこの後何が起こるか全く何も知らない僕は呑気にカラオケに興じていた。

時代からです


サーカス何回歌うねんってハナシ


最後趣味に走ってます


全力で歌い切った僕は店を出て目的地へと向かい始めた。

渋谷Milkyway

箱の良し悪しは置いておいて、この日に限らず特に2017年以降僕が頻繁に通い鍵開け(列先頭)した事もある箱である。

入り口に屯っていたオタクの人達に挨拶をして列に並び談笑しながら開場を待った。

箱に入って暫く経ってからだと思う。
突如アナウンスが入った。こんな内容だった。

対バン相手のNEVEが渋滞に巻き込まれて(大阪のグループなので遠征だった)到着が遅れるので急遽ヤナミューで前物販と特典会を行います。

思えばこれも正しく神の悪戯だったと思う。
もし仮にNEVEが予定通り間に合いライブが始まったとしたら初っ端両運営トークタイムだったのが全く耳に入ってこなかったかもしれないからだ。

兎も角前物販と特典会が始まった。
当時終電との戦いを繰り広げていた自分にとってこれは本当に有り難かった。

なでちゃんと撮り終わり、さて次は誰に行こうかしらんと思っていた矢先誰かの叫び声がフロアに届いた。

「ベルハーが!!!!」

それは同時刻、渋谷WWW Xにて行われていたOTOMORE冒頭にて年末を以てベルハーことBELLRING少女ハートの崩壊(解散)が告げられたという旨の知らせだった。

当時ヤナミューのオタクの6割以上がベルハーのオタクでもあり自分含め苦渋の決断をした人もそう少なくないだろう。
故にその知らせは瞬く間にフロアを駆け巡った。

楽しい前特典会の雰囲気は一変、皆の顔に動揺が走り、情報を必死で追う者、「なんでだよ!」とキレだす者、「みずほがいなくなっちゃうよー!!」と顔を真っ赤にして号泣しだす者など誰もがショックを隠そうともしなかった。
離れた場所でこれなら現地ではどんな空気だったんだろう、想像も付かないような光景。

その時自分はどうだったかというと

これは嘘偽り無い感情というか、人間、余りにも信じられない報せを耳にすると暫くは脳が情報を処理しきれないというそれだった。
そしてこれからライブが控えているのでそれを全力で楽しみたいが故の自己防衛からくるものでもあった。

フロアが揺れ動く中、NEVEが到着したという事で前物販は撤収となり、騒めきが治らぬ中暫くして先ず運営同士のトークタイムが始まった。

正直内容はあまり覚えていない。
いや、NEVEの金髪の子(ALISA)がこのグループの為に髪を染めたという話だけ強く覚えている。

そして始まるライブ。
先攻はNEVE SLIDE DOWNだった。

この時のNEVE、実は遅れた影響でエフェクターをかける準備も整わなかったのか完全に生歌だった。故に僕がその真価を知ると同時に一時期西で1番のグループだと思うようになるのはもう少し後の事になる。
それでも充分に良く機会があったら是非また観たいと思った。

そして、ヤナミューが始まった。

今見ても本当熱すぎる

セトリについて一曲一曲触れていくと滅茶苦茶長くなるのでここは重要な部分だけ。

先ずDone

自分の中ではこの日でDoneがカナデルハを超えた、即ちDoneガチ恋が確定したように思う。
それはやはりあの報せがあったからかもしれない。

セトリ的順番は前後するがこの日初披露の新曲スプートニクノート。

前日初披露のジャことJust Bleatheが象徴的だが、今までヤナミュー楽曲の中でも盛り上がる類のものは最初イントロが静かに始まって一気に激しくなるパターンだった。
その中でいきなり轟音から始まる(今ではライブだと前奏が付くようになったが)この曲はより鮮烈に聴こえ一時期やらかしかけた事もあったサビで前に突っ込むのが本当に楽しかった。

そしてこの日の最重要楽曲であるホロスコープ。

ヤナミュー初オリジナル曲であり初MV楽曲でもある大名曲

聴かせどころの多いバラードだが、この曲の終盤

まにちゃん落ちサビからのなでちゃんに移る部分。この時に開演前に見たベルハー崩壊が急に実感湧いてきて涙が止まらなくなった。

そして僕は年内は全力でその時までベルハーを追い掛けて来年から本気でヤナミューを応援すると心に誓ったのだった。



取り敢えず今日この日にどうしても上げておきたかったのでここまでにさせて頂きます。
次が最後の予定ですが恐らく滅茶苦茶長くなると思うし書き上げられるかどうかも分からないので、もし上がった時は良ければ是非目を通して頂けると有難いです。

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