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【メカクシ団】テーマの遊戯王オリカ草案

昔考えた『カゲロウプロジェクト』の遊戯王オリカをリメイクしたいなぁと思ったので、一部効果を再考してみました。

テーマの構想

【メカクシ団】はフィールド魔法「カゲロウデイズ」によって除外された場合にそれぞれの"曲"をサーチする共通効果を持つ「メカクシ団」モンスターとその"曲"の魔法カード達で構成されます。
テーマの目玉なカードは全てを巻き戻す「目を合体せる蛇」の効果とその効果を受けない「カゲロウデイズ」の関係ですね。詳細は後述。

物語の登場人物(主にメカクシ団のメンバー)はカゲロウデイズに飲み込まてから人生が人の道から外れてしまうので、それを模して「除外時に曲をサーチ」という共通効果にしました。

そんな彼、彼女らの人生の一端をテーマにして作られたそんれぞれも曲の効果も「カゲロウデイズ」が場にある時のみ発動できる効果に。詳細は後述。

団員の効果

メンバーそれぞれの効果は、もちろん目の能力に沿って作ります。

アヤノ:バフ(元団長)・バーン(心を伝える)
キド:対象効果耐性(存在を隠す)
セト:セットカード確認&手札誘発耐性(心を読むので相手の非公開情報を全て確認可能)
カノ:墓地カードのカード名コピー・相手カード化・直接攻撃(敵の目を欺いて色々すり抜けられる)
マリー:攻撃モンスターにデモンズチェーン・対象効果耐性(対象を石化)
モモ:シフトチェンジ(カードの注目を操作)
エネ:妨害ユニオン・同列の魔法罠無効化(敵カードに電波ジャック)
シンタロー:小説とROUTEXX再現(現時点では能力無しなので本人スペック)
ヒビヤ:サーチ(デッキを千里眼)
コノハ:戦闘耐性(強い)

なんと言ってもまぁ効果が作りやすいこと。とても助かる。

種族はサイキック族統一。属性はカップリング同士で合わせます(「空想フォレスト」の効果でカップリング参照したいし、そのほか色々便利そうなので)。

闇属性:キド/カノ
風属性:セト/マリー
地属性:モモ/ヒビヤ
光属性:エネ/コノハ
炎属性:シンタロー/アヤノ

という並びになっています。

このカードが「カゲロウデイズ」の効果で除外された場合に発動する。デッキから「ロスタイムメモリー」を手札に加える。

という共通効果も、上から

キド/カノ...メカクシコード(速攻魔法)
セト/マリー...空想フォレスト(通常魔法)
モモ/ヒビヤ....オツキミリサイタル(装備魔法)
エネ/コノハ...夕景イエスタデイ(永続魔法)
シンタロー/アヤノ...ロスタイムメモリー(通常魔法)

といった感じで当ててます。
一人一曲にすると数が多すぎて作るの大変だし、作ってもデッキに入りきらないし、となるのでペアで一曲で考えてます。もし採用する時が来たら「《失想ワアド》カード名を「メカクシコード(仮)」としても扱う」という感じにすることにします。

以上のことを踏まえて試しに作ったカードがこちら。

メカクシ団員No.7 シンタロー
ペンデュラム・効果
星7/炎属性/サイキック族/攻2500/守2500
【Pスケール:赤10/青10】
このカード名のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドに「メカクシ団」カードが存在し、このカードがPゾーンにセットされた場合に発動できる。自分は手札・デッキから「メカクシ団」ユニオンモンスターをフィールドのモンスターに装備する。
【モンスター効果】
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードを手札から墓地に送って発動できる。「メカクシ団」モンスター1体をEXデッキから墓地に送る。この効果の発動後、墓地に「メカクシ団」モンスターが存在する限り、次の自分のターンの終了時までお互いに融合召喚以外の方法でEXデッキからモンスターを特殊召喚できない。
②:このカードが「カゲロウデイズ」の効果で除外された場合に発動する。デッキから「ロスタイムメモリー」を手札に加え、墓地の魔法カードを任意の数まで「カゲロウデイズ」の下に重ねる。

『シンタロー』のモンスターカード。アヤノがペンデュラムエクシーズの予定なのでシンタローもペンデュラム。2人をペンデュラムゾーンで合わせたいのでそうします。
P効果は小説1巻のデパート電波ジャックの再現。
モンスター効果は死んでしまったアヤノの記憶にしがみつく『ロスタイムメモリー』のROUTEXXのシンタローの再現です。発動すると本物のアヤノには会えなくなってしまうわけですね。

カゲロウデイズ
フィールド魔法
①:このカードは融合モンスターの効果を受けず、「メカクシ団」モンスターがフィールド・墓地に存在する限り、フィールドゾーンのこのカードはカードの効果を受けない。
②:このカードがフィールドゾーンに存在する限り、1ターンに2体以上のモンスターがフィールドから墓地に送られたプレイヤーは以下の効果を発動する。
●この効果を適用するプレイヤーは墓地に送られたモンスター1体と自分の墓地のモンスター1体を選んで除外しなければならない。
この効果を適用したターンのエンドフェイズ時、この効果で除外したカード1枚をそのカードの元々の持ち主のフィールドに召喚条件を無視して特殊召喚し、もう1枚をこのカードの下に重ねる。

カゲロウデイズの「8月15日に死んだ2つの魂を引き込み、選ばれた片方が蘇る」特性を効果にしています。厳密には原作よりガバガバな条件(8/15指定できない・死んだ状況が指定できない)ですが、ギミックにする点を鑑みて「墓地に送られる2枚の内1枚を蘇生、もう1枚をカゲロウデイズに取り込む」効果が妥当かなと。

楽曲の効果

その楽曲を担当するキャラの効果というよりは、メカクシ団全員に効果の恩恵が受けられるように制作予定。デュエルにおける【メカクシ団】テーマの展開を担います。


《メカクシコード》
(1)バトルフェイズに任意の数だけ裏守備で手札から団員を特殊召喚
(2)自分フィールドに「カゲロウデイズ」と団員がいれば何枚かドロー

速攻魔法。(1)はデパートの事件で活躍するメカクシ団の再現。(2)は歌詞の『募集人数無制限。 無論、途中参加も歓迎。 〜』からどんどんドローする効果を構想してます。


《空想フォレスト》
(1)「カゲロウデイズ」にカードが重なっていれば場の団員とレベルが異なる同じ属性の団員をリクルート(チェーン不可)エンドにデッキに戻る
上の効果発動した次の自分ターン、通常ドローを団員サーチ(チェーン不可)

通常魔法。ペアになる団員を引き合せる(1)の効果は、マリーとセトの出会いを拡大解釈して効果にしてます。その後の効果はは歌詞の『あなたが また迷ったときはここで待っているから。』を効果にしました。


《オツキミリサイタル》
(1)「カゲロウデイズ」にサイキック族が重なっている場合に団員に装備可能。相手は装備モンスターを対象としないカード(装備モンスターのレベル以下のモンスター&魔法カード)の効果を発動できない。発動後の相手のエンドで装備モンスターをデッキバウンス
(2)墓地のカードが除外されたターン、手札から団員をレベルを下げて特殊召喚。下げた分攻守バフがかかる

装備魔法。小説7巻のように街中の人を集めるモモの本気の力を発揮させます。(2)は手助けされたヒビヤ一歩踏み出した時のように、手札から場へ背中を押す効果。


《夕景イエスタデイ》
「カゲロウデイズ」がある場合に発動可能。(1)ダメージステップに発動。お互いに手札を全て除外またはデッキに戻し、カードを任意の枚数までドローする。その後お互いにターン終了時まで手札を公開し、手札のモンスターのレベル合計が9以上のプレイヤーは手札を全て除外する。このターン、手札のモンスターのレベル合計が高いプレイヤーのモンスターの攻撃力は戦闘を行う相手モンスターの攻撃力分アップする。
(2)このカードが墓地に送られた場合に発動する。レベルが9になるようにデッキからチューナー1体とそれ以外のモンスター2体以上を裏側にして除外、相手のエンドフェイズにそのカードを墓地に送り団員SモンスターをS召喚

永続魔法。小説2巻で登場したゲーム『ヘッドフォンアクター』の再現。アニメのメカクシティアクターズ公式HPがトランプゲームのブラックジャックのような仕掛けを用意してたので、それもちょっと取り入れています。
(2)はシンクロモンスターのコノハをシンクロ召喚する効果。チューナー(仮)のエネで遅れてシンクロ召喚されるコノハ、という流れは間に合わなかった2人の状況を暗示してます。


《ロスタイムメモリー》
「アウターサイエンス」を手札・デッキから除外して以下の効果を選んで発動。
●デッキ及びEXデッキから1枚ずつ団員を「カゲロウデイズ」に重ねる。この効果で重ねたモンスターはメインフェイズ終了時にデッキに戻る。
効果発動後のエンドフェイズにデッキ・墓地から団員モンスターをレベルが9になるように手札に加え、除外された「アウターサイエンス」の効果を発動する。
●EXデッキに表側で存在する団員2枚を「カゲロウデイズ」に重ねる。この効果の発動に成功したデュエル中、自分は通常のドローの代わりに「カゲロウデイズ」に重ねられたカードの中から1枚を選んで手札に加えることができる。

通常魔法。一つ目はROUTEXXのシンタローの効果。場に出なかった、引きこもることを選んだシンタローは結局アヤノと『サヨナラ』する(デッキバウンスされる)ことになります。その後、アウターサイエンスによって世界は巻き戻されます。
2つ目はROUTE1のシンタロー。フィールドからEXデッキに送られた、つまりメカクシ団と会えたシンタローは「目に焼き付ける」能力を得て、「カゲロウデイズ」の情報を引き継ぐことができます。


《アウターサイエンス》
手札・フィールド・墓地の「メカクシ団員No.4 マリー」を含む団員モンスター5体以上を墓地に送り、EXデッキから「目を合体せる蛇」を融合召喚する。
相手がこのカードの効果を無効にした場合、お互いにこのデュエルに勝利する。

通常魔法。目が冴える蛇の謀略によって覚醒マリーを顕現させます。耐性をちょっと面白くしてみました。アウターサイエンスを阻止できたら、そりゃそのままハッピーエンドでしょうということで。

目を合体せる蛇
融合・効果
「メカクシ団」カード5枚以上
星10/闇属性/サイキック族/攻0/守0
このカードは上記のカードを融合素材にした融合召喚でのみ特殊召喚できる。
①:このカードの融合召喚は無効化されない。
②:このカードの効果は無効化されない。
③:このカードが融合召喚に成功した場合に以下の効果を発動する。お互いのLPを8000にし、お互いに手札・フィールド・墓地のカード及び除外されているカードを全てデッキに戻す。その後、お互いにデッキからカードを5枚ドローし、次の自分スタンバイフェイズまでターンをスキップする。スキップしたそのターンの間、自分はバトルフェイズを行うことはできない。この効果の発動後、お互いのプレイヤーはデュエル中に1度しか使用・発動できない効果をもう一度だけ適用できる。

「目を合体せる」能力によってデュエル開始の状態まで徹底して巻き戻します。しかし、「カゲロウデイズ」はカードの効果を受けないのでそのまま場に残るのがポイントです。巻き戻った後もロスタイムメモリーの効果で『目に焼き付けて』いれば回収できるという関係が生まれます。


勝ち方としては、変則的なシステムやギミックで相手を惑わしながら、コノハでビートダウンしたり、アヤノでバーンを飛ばしたりする他、下みたいなのも考えてみました。

サマータイムレコード
通常魔法
①:「アウターサイエンス」の効果が発動したデュエル中に発動できる。元々のカード名に「メカクシ団」を含むカードが自分フィールドに10種類存在する場合、自分はこのデュエルに勝利する。

EXモンスターゾーンにコノハ、Pゾーンにアヤノとシンタロー、ユニオンのエネと、カノのコピーは装備カード効果にしようかな?で魔法罠ゾーンも団員4枚揃えれば、メカクシ団が全員集合してエンディング=特殊勝利みたいな演出です。時間を巻き戻しながらこっちを狙うのも楽しそうです。アヤノの召喚条件をめちゃ難しくしないとですね。


以上でやりたいことは大体終わったので、気が向いた時に他のメカクシ団メンバーの効果も作って記事にしたいと思います。

その際はどうぞよしなに。

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