ブサ膝のダメージについて
2AWのチチャリート・翔暉選手は、"ブサイクへの膝蹴り"(通称:ブサ膝)を使う。「ブサイク!」と叫びながら相手に飛び膝蹴りを見舞う技だ。この技は、飛び膝蹴りで肉体的なダメージを与えつつ、相手にブサイクと言う言葉を叩きつけ精神面にもダメージを与えることができる、非常に恐ろしい技である。
しかし、基本的には「ブサイク!」と叫ぶものの、相手の名前を叫ぶだけのときもある(ブサ膝の開発者もそうらしい)。新納刃さんと対戦したときは「イケメン!」と叫んで物議を醸した。
そんなバリエーションのあるチチャさんのブサ膝の、叫ぶ言葉とそれにより与えうる相手へのダメージについて考察した。
1. 「ブサイク!」
ブサ膝の基本形である。このダメージが基本となる。ブサイクと呼ばれはするものの、この技を食らうときは基本的にみんなブサイクと呼ばれるため、特段精神的ダメージを負う必要はないと考える。(前書きの記載との矛盾!)
2. 「イケメン!」
vs.新納刃さん戦で物議を醸した言葉である。他の人が受けた場合には、割かし顔立ちの整ったチチャさんにイケメンと言われれば悪い気はしないだろう。自分のビジュアルに自信のない人はイジりと捉えてしまい追加ダメージを受ける場合もあるかもしれないが、そんなことはないよ、と伝えたい。
3. 「雰囲気イケメン!」
髪型や立ち振る舞いなどでイケメンを演出してはいるが、よく見るとそうでもなくね?と、刺さる人には刺さりそうな言葉である。そうでない人も、自分の振る舞いはそう見られているのかもしれない、と後にダメージを引き摺るかもしれない。
悪口の部類でもいろんなメッセージが含まれた強い言葉だ。同様の言葉に「イケメン風!」というのもある。
4. 「昭和のイケメン!」
イケメンではあるものの、今の流行りではなくちょっと古い。そう言われているようで戸惑うかもしれないが、イケメンではあるので気にしてはいけない。そもそもチチャさんは平成生まれなので、おそらく知ったかぶりだ。
5. 「残念なイケメン!」
これは明確に悪口であるのでダメージを負うべきだ。顔立ちは認めるものの他の部分に欠点があり、「付き合うのは良いかもしれないけど結婚は絶対無理!」とチチャさんは考えていることになる。自らの素行を振り返り、改めるべきを改めてからチチャさんに再アタックしよう!
6. 「イケメンさん!」
これを使われたら、以下の項目をチェックした方が良い。これらのどれかをイジられている可能性がある。
□入場曲が福山雅治か。
□入場が長くないか。
□ジャケットを着ていないか。
□実家がお鍋屋さんか。
7. 「イケメン★スーツ!」
これはチチャさんの自爆だ。2008年に公開されたドランクドラゴンの塚地さんが特殊スーツを着ると谷原章介さんになる映画は"イケメン★スーツ"ではなく"ハンサム★スーツ"だ。間違うと赤っ恥を書くことになる。
8. 「ジャニーズのグループに一人は居る枠!」
狂気的なイケメン集団であるジャニーズ・エンタテイメント。そんなジャニーズのグループに所属しているだなんて最上級の褒め言葉であるはずだが、物言いが何か引っ掛かる。
だが、そんなことはない。ジャニーズの一員であることは何にも代えがたい名誉でしかないのだから。
9. 「普通!」
個性を売りにするプロレスラーには、1番言われたくない言葉かもしれない。一度立ち止まって、自分の今の姿・立ち位置を再確認してみるのも良いだろう。そういうチチャさんからのメッセージである可能性もある。
以上のようにいくつかのパターンを考えてはみたものの、チチャさんの言葉に一喜一憂せずに自信を持ってチチャさんのブサ膝を食らって欲しい。痛みに耐えて頑張るレスラーの姿は、とても格好良いのだから。
fin.
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