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佐藤可士和の超整理術

単行本: 224ページ
出版社: 日本経済新聞出版社 (2007/9/15)
言語 日本語
ISBN-10: 4532165946
ISBN-13: 978-4532165949
発売日: 2007/9/15

ポジティブなイメージを端的にビジュアルで表現する。

ドクターのように診察してヒアリングする。

問診ではただ「痛い」というのではなく、どこが痛いのか、どう痛むのか、デリケートな状態を読み取る。
→5w1hで読み取る!?

物事を整理しながらプライオリティをつける
・取り除くべきネガティブな点が問題か?
・誇るべき点があるのに埋もれていないか?

現状把握→問題の本質を突き止め、視点を定める(発泡酒を似せるのではなく、発泡酒として!)→クリアすべき課題を設定する

ファッションにたとえてみて。
スーツを買うお金がないからTシャツでいるか?→NO
→あくまでも自分の好みである

安っぽいのではなく、安いのには理由がある

持ち物
・ステッドラーの製図用シャーペン
・モンブランの青インクの万年筆
・ラミーの赤インクの万年筆
・シャーピーの黒マジック

忙しいからあとまわし、ではなく効率をUPさせるために整理する
→リフレッシュする曜日や時間を決めておく

現実空間をバーチャル空間のようにフォルダ分けする。

ボックスのデザインを統一化することで存在感を消す
→学生服は個性を消して統一感を上げている!?

自分なりの視点を持ち込んできっちり筋を通すこと。

スランプに陥ったとき、思考回路が堂々巡りになってしまったとき、
離れてみる、というアプローチを使う。
→「そもそも発泡酒ってなんなんだ?」など。
→完全な第三者で考えてみる。

アートディレクションは虚構の物を作るのではなく
対象の本質からアイデアを導き出している

片方の端を直角に、もう片方の端を丸くしています。
→黒川紀章さんの建築からイメージ

迷ったら具体的なシーンを思い浮かべる

物怖じせず、仮説を相手にぶつけてみる

無意識の意識化、フロイトの心理療法

ユニクロ柳井社長の語る、「東急ハンズのような服飾パーツカンパニー」
という内容もヒアリングで出てくる
どういう思いで、どういう考え方で臨んでいるかを聞き出す
→ヒアリング上手=仕事に直結

患者に対してのもてなしが欠けている→
リハビリテーション・リゾート。
→心のリハビリにもなる。
ああでもない、こうでもない→コンセプトを1つ打ち出さなければ進まない

<<<まとめ>>>
・視点を引いて客観視してみる
・自分の思い込みをまず捨てる
・視点を転換し、多面的に見てみる
・自分や相手の考えを言語化してみる
・仮説を立てて恐れず相手にぶつけてみる
・他人事を自分事にして考えてみる

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