8/24 日記 「サイン」

フォロワーのこのツイートに影響されてM・ナイト・シャマラン監督作品「サイン」を見返していた。ある出来事で信心を失った元牧師が、突如地球を襲ってきた異星人によって再び神と向き合わされる映画。
シャマラン映画は傷ついた主人公に降りかかる災難が啓示のようにその傷と結びついていくさまに作品のエモーションが向けられるという特徴がある。半ば荒療治なカウンセリングによって示される、痛みに対する答えがどこか優しく感じられて好きだ。

「人は二つのグループに分けられる。幸運な経験をした時に、一つ目のグループは幸運や偶然よりそれ以上のもの…「サイン」だと考える。誰かが 何かが見守っている証拠だと考えるんだよ。」

この「サイン」を感じられるかが神を信じられるかどうかだと、作品内では示される。
実際のところ自分はどうだろう。この映画のことは大好きだけど、平均的な日本家庭に育てられたからか宗教的な考え方を理解はできても実行はできない。ただオカルトだったりスピリチュアルな観点はかなり好きで、きっと宇宙は超然的な力で動いているものだと思っている。それでも神の存在を意識したことはほとんど無い。起きた出来事にサインと呼ばれる意味はあっても、意図は無いと思いたい。上から見られてるのは気持ち悪いし。
サインを認識できるかどうかは自分次第であるから、きっと世界は意味で満ちているのだと思う。一つの出来事で良い兆候を感じるか逆なのかはその人間のその時の意識によるものでしかなく、プラスの意識があればサインも変化していく。世界が意識を変えるのではなく、意識が世界に影響を及ぼす。そっちの方が好きだ。

ってこれ……フォースじゃん…………
平均的な日本家庭と言うよりスターウォーズに育てられてきたことが判明してしまったから今日はもうこれでおしまい!

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