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潤い不足と不妊症

体の中の水分は、年齢と共に減少します🧃
参考文献にもよりますが、体内の水分量は新生児で約80%、成人で約60%、老人で約50%と、年齢と共に体内に水分を蓄える能力が弱まります😥

中医学では、人間の体は陰と陽からできていて、その陰と陽のバランスが中庸であることが健康を保つ因子とされ、どちらかが勝って、そのバランスが乱れると体調不良や病気となると考えられます🙎🏻‍♀️

陰と陽は相反するものを示しますが、体の中のそれぞれの役割は具体的にどのようなものがあるのでしょうか🤔
陰を体液や血液のような水分とすると、陽はそれらを動かすエネルギーとなります🥗🍖
血液や水分はエネルギーがないと停滞し、むくみや滞りとなります。
エネルギーがあっても血液や体液が少ない場合は、潤いがなくなり、体を乾燥させてしまいまうと考えられています😥
また、体を温める作用が陽なら、体を冷やす作用は陰となります。

この陰陽のバランスをうまく取りながら年をとると、不調をあまり感じることがないかもしれませんが、どちらかが勝ってしまう場合、冷え性や暑がりなど、偏った体質になることがあります😖

女性の場合、ホルモンの影響もあり、月経の前後では、体温も異なることから、男性と比べると生理的にバランスがくずれやすくなります🍒
女性の体温では低温期と高温期に別れ、これも陰と陽で表すことができます🍀

陰が減り、陽が増すまたは、陽が陰より上回ると体から潤いが減り、体温は正常だけど、熱っぽくなり次の様な症状が現れます🥝

☆皮膚がが乾燥する
☆コロコロ便、便秘
☆喉が渇く
☆髪の毛がぱさつく
☆ほてりやのぼせがおこる
☆頸管粘液(おりもの)の減少
☆低温期がない
☆不眠

この陰が少ない体質の方は、不妊症の方にもみられることがあります🍬
漢方を選ぶときに、陰陽のバランスをみることは、弁証をたてるときの重要な情報の一つになりますが、複雑な状況の場合もあり、例えば、エネルギー不足、消化器の症状、生理の状況や感染症などでも似たような症状がみられることがあるため、独自で漢方を選ぶことは注意を要します🙋🏻‍♀️

複雑な体質でない場合の陰が足りなくなってしまう原因として、

☆睡眠不足
☆塩辛い物のとりすぎ
☆慢性病
☆過労
☆過剰な性交渉
☆イライラやストレス

などがあります。
もしも心当たりのある方は、生活や思考を改善してみてくださいね👱🏻‍♀️
難しかったり、何をしたらよいのかわからなかったら、遠慮なくご連絡ください✨


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