✉️母殺しと母権制について
秋分ですが、暑さがなかなか引かないですね。お元気でしょうか?私は今日は寝不足でとても眠いです。
最近は『モルゴースと五人の息子たちの断末魔』という小説を書いています。
アリ・アスター監督の『ボーはおそれている』を見て書き始めました。
ボーと聞くと、アーサー王伝説の「ボーマン」という名を仮につけられたガレス卿を思い出します。
ガレス卿の母親モルゴースは、ガウェイン・アグラヴェイン・ガヘリス・ガレス・モードレッドの母親。
彼女はもともとロト王の妻。しかしアーサー王の子モードレッドを産み、さらにその後若きラモラック卿と恋人になります。三人の男性を渡り歩いていますね。
しかも後の二人とは正式な結婚ではなく、アーサー王とは近親相姦。ラモラック卿は(夫ロト王を殺した)ペリノア王の息子。男性遍歴が面白い人過ぎると思いませんか?
吟遊詩人は旅するもの。我が旅の軌跡が少しでもあなたの心に響きましたら、ぜひとも旅の路銀を投げ銭くださいませ🪙