見出し画像

謎の危険を回避

保育園くらいの時に、父親の漁船が停まっている桟橋に姉と遊びに行った。

(※ちなみに私は記憶が2歳からあります。)

姉は先に行っていて、私は姉を追いかけて桟橋を軽く走って渡っていた。

桟橋の橋は少し坂になっていて真ん中辺りで私はコケた。

そのまま私は横向きでゴロゴロと転がった。


そんなに勢いがあった訳でもないしめっちゃ急な坂でもないのに、転がる事をなぜか止められなかった。

やばい!と思いつつ、転がるだけなら桟橋の真ん中で体が止まると思っていたのに、


なぜか体が勝手に急カーブした。



海が目の前に迫り、( 落ちる!! )

と、息を飲んだ瞬間、

本当にギリギリで体が勝手にピタリと止まった。

あとひと転がりで海に落ちていた。


体がなぜか転がり続け、急カーブしたのも不思議だったし、

ギリギリで止まったのも不思議だった。


まるで、誰かに殺されそうになったけど、誰かに助けてもらったみたいな感覚だった。



それに似た出来事がもう1つある。


小学校の頃に、遠足か社会見学かなんかで他県に行った時の事。

場所は全然覚えていないのだけど、古墳があるところだった。

古墳がある自然のある場所をグループごとに回って見ていて、

特に仲が良い人がグループに居なかったので、私は一人で適当に歩いていた。

しっかり歩いていたつもりなのに、

急にグループが一緒だった男子に、

『おい!!』


と、肩を引き止められた。

『なにしよん?!………危ないじゃん………』


男子は全く信じられないという顔で私を見ていた。

なぜなら、

私は、あと一歩で山の崖から落ちる所だったからだ。


引き止めてもらってなかったら確実に転がり落ちていた。

ギリギリで助けてもらった。

ボーッとしていたのか?

でも、少し違うような感覚だった。

そっちに向かっていくまでの記憶が丸きり飛んでいたからだ。

まるで誰かに操られたかのように思えた。

(なんだったんだ……今の………)


たまに思い出して、この時の男子に感謝している。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?