5人目の芸人さん(中編)
前編のあらすじ
仲良い人達からの賢いやらかわいいやらの褒めにつぐ褒めを逃げずに真正面から受け止めたまえのりゅうた。
「テイルズオブ好きなところ〜君とまえのりゅうたを褒めるだけのnote〜」
そして、始まった中編。
未だ褒められることに渇きを感じつづけるまえのりゅうた。
そんな彼が、たどり着いた先。
そう、そこはサンミュージック。
さて、この先には、どんなまえのりゅうたの好きなところが待っているのか。
思いのほかいっぱい褒められることをこの時の彼は、知る由もない。
サツキムネタさん
「笑顔。
あとそんなにムネタの事をバカにしないところ。」
ありがとうございます、ロンハードッキリ最低漢。
あなたは、本当に居心地が良い。心地よい。
まるで絶対に抱きつくことのない抱き枕。
そして、1番好きなところの返信が早かった。
それだけでもう好きなの。
ママタルト檜原さん
「ネタを書くことを漫才を愛すると呼んでるところかな！」
ありがとうございます、大喜利王。
ひわちゃんは、僕に影響されてネタを書くことを「脳みそを信じる」と呼んでいたらしい。
あなたの脳みそなんか信頼の塊。右信、左信。
誰もが憧れる笑いの取り方をしている。
大喜利の全てを悟っている。そして、仏の心を持っている。
お笑い観音菩薩。
袖からいつも手を合わせてネタ観てます。
ザ・パーフェクト ハードパンチャー妹尾さん
「（マエリュウの好きなところ）
・ふにゃふにゃしてるから油断して近寄ったら、毒吐いてくるところ。そのギャップが魅力的
・割り勘でもいいから富士そば行こうと誘ってきてくれるとこ
・ハードパンチャーのおもしろさに完全に気づいてるとこ
・女の子みたいな相談してくるところ。Tシャツの丈を5センチ単位で相談してきたり。
・自分の感情に正直なところ
・自分で自分を追い込めるところ
・生意気なのに、ありがとうとごめんねを言える
・LINEで俺がボケて、面白かったら返信くれて、面白くなかったら無視してくれるところ
・一年前からいまだにLINEが途切れてないところ（今は2カ月返信待ち中）
・ダサそうなのに、実は私服オシャレなとこ
・ハードパンチャーの魅力に気付いているところ
・相方宮本も最高なところ
・ツンデレしてきてくれるとこ
・走ってるとこ見たことないところ
・ええ顔してるとこ
・モンローズの単独のとき、モンローズTシャツ盗んだのに通報しなかったところ
・いい匂いがするところ
・身体細いのに尖っている、ホソとがりなとこ
・尖ってるけど、角がたたないところ
・変な人なとこ
あともう１つ！
・前野の周り、才能あるやつばっかなところ（オズワルド伊藤、ラランドさーや、赤もみじ村田、宮本、ハードパンチャー妹尾）」
ありがとうございます、ボケ依存症。
ハーパンは、ボケてない時間が長いと手が痙攣してきます。それぐらい日夜ボケてます。
毎回初めてボケたんかっていうぐらい楽しそうにボケてる。
ずっと自分のボケに、新鮮さを感じてる。
でも、意外と兄貴肌で頼ると真剣に相談してくれます。
まえのとの対応に対して、1番大事なまえのを絶対否定しないを心掛けてる人。
オシャレ打率3割バッター。
めちゃくちゃ良いシャツ着てきたと思ったら、訳のわからんサングラスかけてきたり、中学校の時のジャージみたいなパンツ履いてくる。
ハーパンは、出来る漢だからついついきつく当たっちゃう。
ハーパンの、この漢の、その先が見たい。
そう思わせてくれる漢。
サツキ 門脇のりやさん
「人の目を気にしないで自分に素直である所
まじビッグマウス
本田圭佑に紹介したい
自分のことを追い込める強さを持っている、そこはまじ羨ましい
そのくせ打たれ弱い、そこがまたかわいい
常には前向き、自信満々、親の育て方まじ神
足ほそすぎ
人懐っこいから最高
ムネタと仲良くしてくれる
見た目の割に人の意見を聞く
弱音をはかない
いい匂いがする
あの感じで寿司屋でバイトしてる
あと
酒が強い
も追加しといて！」
ありがとうございます、薬指がきらりと光るサンミュージックの若手の大兄貴。
僕も人付き合いが上手いって言われますが、この人には負けます。
ベンジャミンバトンみたいにおじいちゃんから若返ってきてるんか。
ってくらい、人付き合いわかってる。経験値ある。
あと、懐めちゃ広。
のりやさんの懐広げたら、たぬきの金玉袋ぐらいある。
笑いになりさえすれば全て許す人。
あと、全然噂になんないけど、東京若手でトップクラスに漫才うまい。
言ってる人あんま見たことないけど、俺は知ってる。あとネタちゃんと褒めてくれる。
あと、酒めっちゃ強い。
ぺこぱの松陰寺太勇(松井勇太)さん
「前野の好きなところ。
細身、センスが良い、クリエイターとしてあるべき頑固さを持っている、声を張る時可愛い。」
ありがとうございます、今をときめく世界の良心。
本当にすごく真面目ですごく優しい。
毎回、袖でネタを見てくれる。
終わりで、褒めてくれる。嬉しい。
去年、太勇さんとずっと漫才の話ばっかさせてもらった。
たまに、ロッテの話。
漫才での間の取り方がうますぎる。
ワクワクさせてくれる。
なにより太勇さんに、衝撃を受けたのは、シュウペイさんの全てを受け入れる心。
僕にない。僕に1番足りないところを教えてくれてた。
この人を追っていこうと思った。
あと、自分のワックスに、「松陰寺太勇♪」って書いてた。ワックスの上でも口笛吹いてた。
あと、意外に大きい。
TAIGAさん
「よく笑うとこ！付き合いがいいとこ！いい感じのコメントいうとこ！ネタ面白いとこ！」
ありがとうございます、芸人に愛されるために生まれてきた漢。
このnoteでも好きなとこいっぱい書いたけど、本当に芸人に好かれてる。うらやましい。こうなりたい。
大喜利配信の答えで、「ウンコ」って答えてた。
アーカイブ残って1万人以上が観るのに、とんでもない度胸の持ち主。とても出来ない。
エルシャラカーニ清和さん
「お前の芸人としてのストロングポイントはシニカルさと熱さと同居だ。その内面が芸人の姿勢と芸に現れてる。トガリと素直さとも言うね。
あとは経験から自信をつけてスケールを大きくしろ。その場の空気を自分に向けさせるスケールね。
まぁ後半ダメ出しだが。」
ありがとうございます、漫才。
最初の出会いは、KPROのNewZで最下位の点数つけられて「老害め！」って思った。思わずにはいられなかった。
でも、サンミュージックに入って、呑み行かせてもらうようになって、清和稽古会始まって。
僕の脳内老害から、清和さんを削除しました。
僕は、ストイックって言われるけど、清和さんのせいです。
清和さんが、未だに毎日新ネタを作るからです。
おじさんよりがんばってないのは、はずいから。がんばってるだけ。
ぺこぱさんが、M-1の決勝行って、清和さんが泣くの悔しかった。モンローズが泣かせたかった。今年は、泣かす。
去年、M-13回戦で落ちて、すぐ清和さんからLINEが来ました。
そこには、モンローズに足りないことがいっぱい書いていました。
中途半端な慰めじゃなく本当の優しさってやつじゃん。今の僕ならわかります。
NewZの頃の僕だったら、「老害め！」とTweetしてただろうけど。
なんでこんなに優しいんだろう。
早くその優しさを女性に向けてください。
40越えて、コンビで両方結婚してないコンビなんていません。
50歳目の前にして、子供も作らず新ネタばっか作ってる人は、ツッコミじゃなく大ボケです。
後半は、ダメ出しになっちゃった。
「まだだ。まだ足りない。きっとどこかにまえのりゅうたの最高の好きなところがあるはず。」
そして、サンミュージックを後にするまえのりゅうた。
さあ、この先に待ち受ける者達は、一体。
次回予告
「なんか、あっちから大きな声が聞こえる」
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