リザードンHR争奪戦tricks and tips

初めまして。ぎんじいと申します。
初めてnoteを書かせて頂きますので、至らない点が多々あるかと思います。ご了承願います。
先日、イエローサブマリン マジッカーズハイパーアリーナで開催されましたリザードンHR争奪戦を優勝しましたので、折角の機会だと思い、note作成することにしました。
リザードンHR争奪戦に関して、以外の通りに記述していきます。

今回1万文字を超えてしまいましたので、時間に余裕のある方や読み物が好きな方、目次で好きな部分だけ読むのもとても良いと思います。
勿論、全文無料で公開致します。
9/10ライコウ、マギアナの項目を更新


1.リザードンHR争奪戦についての所見


シールド戦ということで、当日に出るカードの運にかなり左右されることはみなさんもご承知かと思います。そこで、努力できる部分は以下になります。
デッキ構築 ①
プレイング ②
①と②のどちらかといえば、ぼくは①のほうが重要だと思っております。
②に関してはポケモンカード初心者でもある程度練習すればすぐに上達できる部分だからです。(友人が実証済み)
また、①では普段のポケモンカードとは違うデッキの組み方となります。ここでかなり練習の成果が出せたと思いました。(もちろんパック運もありますが…)
では身近に練習できる友人が用意できればとても良いですが、厳しい方におすすめの練習方法をご紹介します。

一人で練習するにはデッキを2つ作らないといけませんが、2つとも一々デッキを最初から構築するのは効率が悪いです。そこでリザードンHR争奪戦優勝者のデッキをTwitter等で調べます。するとたくさん出て来ますので、その優勝者デッキをできれば複数用意します。
カードの使い方やカードの長所短所を実際に自分で体感したいときはこの用意した優勝デッキ同士で回すのがおすすめです。
自分の構築力から試したいときはデッキ構築をして、その用意した優勝デッキと回すといった方法です。
ぼくは友人に優勝者のデッキを使ってもらい、ぼくは一からデッキを構築して連勝できるかを試したりをしました。

構築するときのシミュレータはこちらを使用させていただきました。本当にありがとうございます。

作成者様はこちらです。
https://twitter.com/ToineLay

練習方法の紹介は以上となります。

2.カードの特徴


まず、伝説の鼓動のカードですが
カードテキストについても全くわからないという方は、とにかく強そうだと思ったカードを使って構築して対戦してみましょう。
実際にデッキを回していくとカードのテキストを嫌でも覚えてしまいます。
その次にカードの長所と短所を見つけていくことになります。
練習を通して、それぞれぼくが考える重要カードの長所と短所をぼくなりの解釈で解説をしていきます。
これに関しては賛否があるかと思いますので、あくまで一個人の意見だと思って読んで下さると幸いです。

まずはこのパック目玉のアメイジングレアです。
アメイジングレアのカードに関しては
ライコウとジラーチ以外は特に目を向ける必要はないかと思います。理由に関しては他のnoteを書いていらっしゃる方を参考にして頂ければと思います。
ライコウとジラーチに関してですが、めっちゃ強い!必ず採用!と書いてある記事を読んだこともあります。
しかしぼくはそうでも無いかと思います。


まずジラーチです。
ジラーチ自身が戦闘することはまず無いです。ですが、特性を使うにはバトル場に出てくる必要があります。
したがって、毎回逃げたり、入れ替えたりもしくはサイドを1枚献上しなければなりません。
どうしても入れなきゃいけない場面は
サポーターがジムトレーナーを含めて3枚しかない時だと思ってます。

次にライコウです。
ライコウの技はかなり魅力的ですが、ライコウを場に出して次のターンにアメイジングシュートを打てる場面にならない限りはそこまで無理して採用する必要はないかと思いました。(賛否があるかと思いますが…)
理由としては、ライコウを場に出してから育てるとなると当然警戒されます。育てるのに時間がかかってしまうと相手にVポケモンを育てられるので、アメイジングシュートでサイドを取れてもベンチのポケモン1匹のみになる可能性が高いです。ほしいエネルギーが来なかったりがよくあると思いました。
なので運ゲーの要素が大きくなってしまうとぼくは思いました。
ツツケラケララッパが複数あり、ザルードもあって無理無く3色採用ができればありだと思います。ですが、気軽に採用できるカードでは無いと思います。
追記:運用の際に相手のVポケモンにある程度のダメカンをためておいてからアメイジングシュートを使うことによって詰めていける感触でした。
ハガネールVで時間を稼いで育成するプランが良いです。

次はVポケモンです。
巷ではトゲキッス>セキタンザン>マホイップと格付けされてますが、ぼくは
マホイップV=トゲキッスV>セキタンザンV
トゲキッスVmax=セキタンザンVmax>マホイップVmax
と考えてます。

トゲキッスV,Vmax
長所としては1エネルギーで動ける、下技も強い、逃げるが軽い、闘抵抗です。
Vmaxも技が強いです。
雷弱点なので、雷ポケモン相手には基本的には逃げましょう。
最大の短所は火力不足です。
終盤のVmax同士の殴りあいに持ち込まれてしまうとまず勝てません。
したがって、このポケモンは序盤に出せるとかなり強いです。

セキタンザンV,Vmax
セキタンザンVはどちらも技を使うのにエネルギーが重めですが、進化してからの火力が凄まじいです。このカードで大体ゴリ押しできてしまいます。
したがって、ベンチで早めに育成することがおすすめです。
逆に遅いとかなり厳しいかと思います。
理由としては1エネルギーのふんかだんの運ゲーです。
序盤のふんかだんはデッキにかなりエネルギーが埋まっている状態なので強いですが、終盤は厳しいかと思います。雷ポケモン相手にふんかだんをするならまだ大丈夫かと思います。
出たら他に闘ポケモンがいなくても確定で採用します。 

マホイップV,Vmax
このポケモンはVmaxラインポケモンでは一番弱いと巷では評価されておりますが、トゲキッスやセキタンザンとは十分に差別化できているカードだと思います。
このポケモンの短所は逃げが重い、Vmaxの攻撃技がエネルギートラッシュ、鋼弱点です。
マホイップを採用するときはポケモン入れ替えとメタグロスラインがあればかなり強いです。
基本的には中盤から終盤に運用するカードとなります。
中盤?と疑問に思う方もいらっしゃるかと思います。マホイップVの強さは下技のスイートスプラッシュにあります。
スイートスプラッシュを使う相手は主にデンリュウVとハガネールVです。
相手にポケモン入れ替えが無いと一方的に殴り勝てます。したがって、相手がポケモン入れ替えを使ったかどうかの把握がマホイップVを使う上でかなり重要になります。
中盤にマホイップVで殴り勝てれば、終盤で進化をしてキョダイホイッパーで詰めます。
マホイップVは進化のタイミングを間違えなければ強いカードだと思ってます。
無色で技を撃てるポケモンが少なく、超ポケモンも全然出なかった時以外は採用しても問題無いかと思いました。 

ザルードV
長所については特に言うことが無く強いカードです。
短所ですが、草ポケモン全体に言えることですが鋼タイプに耐久されてしまう部分が注意です(特にマッギョとハガネールV)。したがって、ザルードをとにかくバトル場で暴れさせる作戦はあまりよろしくありません。
ザルードを採用する際はかならず壁ポケモン対策はしましょう。(構築については後述します)

デンリュウV
このポケモンは思った以上に活躍をしてくれます。使用するタイミングは主に序盤から中盤です。
先攻2ターン目からのせんこうだんはかなり強いです(よく友人と先攻のせんこうだんってダジャレを言って練習してました)。
こんらん自傷はシールド戦においてかなり痛いです。さらにこんらんは入れ替えたり逃げない限り永遠にこんらん状態です。
にげるエネルギーの重いポケモンに撃てればかなり強いです。
入れ替えて壁を立てられたところで、下技のダメージスパークでにげたポケモンに追い討ちができます。
注意しないといけないポケモンはセキタンザンとジガルデですが、こちらが先にせんこうだんを撃てるだけで相手にプレッシャーをかけることができます。

ハガネールV
このポケモンはかなり強いです。デンリュウかハガネールの二択の採用になった場合はハガネールを採用します。
使うタイミングは序盤のほうが活躍します。
特にゴツゴツメットをつけたポケモンには積極的に攻撃していくと強いです。
注意しなければならない点はベンチ狙撃できるゲノセクトです。
ハガネール自身がベンチにいるときは50ダメージ入ってしまいますし、前に出たら無視されて後ろのポケモンを狙撃されます。
ゲノセクトの対策をできていれば運用はかなり楽になります。
相性のいいポケモンはメタグロスです。
逆にポケモンいれかえとメタグロスのどちらも無い場合の運用はかなり難しくなります。 


次にタイプごとに見ていきます。

ビードルコクーンスピアー
コクーンとスピアーは無視します。
スピアーの特性は強いですが、構築を基本的にエネルギーを多めにすることが多いので、エネルギーを手札に持っている場面が多いです(構築については後述します)。したがってスピアーの特性を生かせる場面がありませんでした(練習で実験済み)。
ビードルは草をメインにするのであれば強いです。主に持ってくるカードはザルードVとメガヤンマになります。
HPが低いのと、草タイプに限定されるので採用率はそこまで高くありません。

タマタマナッシー
ナッシーは鋼ポケモンで完封されてしまいます。特に採用する必要はありません。

ヤンヤンマメガヤンマ
草のコモンポケモンで一番強いカードです。エネルギーが無色なので無理無く採用できます。
ただし、ツインエネルギーやザルードが無く、他に入れたいポケモンがいる場合は採用を見送ります。

シェイミ
上技は先に回復の効果が入るのでゴツゴツメット等にも弱いです。
HPも低いので採用する必要はありませんが、ダメカンが乗っていないエネルギーが少ないハガネールVには刺さります。

ゲノセクト
草のレアポケモンではこれが一番です。
上技も下技も強いです。
ちょくげきだんでマッギョやハガネールが壁で前にいても問題なく後ろのポケモンにダメージを与えられます。
下技でマッギョをちょうど倒せるようにもなってます。
草ポケモンの中では優先して採用します。

ダダリン
このポケモンもコモンのなかではそこそこ強いです。
アロマ草エネルギーツインエネルギーが出た場合は優先して良いと思います。
ツインエネルギー一枚だけですと他に優先したいポケモンが多いので採用は見送る可能性が高いです。


ラクライライボルト
これらのカードは主にドローソースになります。サポートが少なかったときには必ず採用します。サポートが多くても雷ポケモンとして採用するのもありですが、雷ポケモンのアタッカーは他にも優秀なポケモンがいますので、アタッカーの場合は優先度は少しだけ下がります。それでもこのカードは強いです。

バチュルデンチュラ
練習でもあまり採用しなかった雷ポケモンです。雷単体のデッキをつくることが無いので、2色または3色デッキとなったときに雷エネルギーをこのポケモンに割いてる暇がありません。よって採用率はかなり低いです。


ゼクロム
雷ポケモンのアタッカー枠になります。下技のワイドショックがかなり強力ですが、自傷ダメージがありますので終盤には向きません。序盤に手元に来なければ使わずにトラッシュ枠になります。雷ポケモン軸の構成なら優先して採用します。

ゼラオラ
Vポケモン(特にトゲキッス)に強く出れるところと、にげるが0エネルギーが強みです。逆にVポケモンを相手するとき以外は何も仕事ができないので、どちらも見れるゼクロムのほうが優先します。

バチンウニ
上技のくるくるスピンでダメカンをばら蒔く作戦は使ってみると良い働きをします。デンリュウVと組み合わせると強いです。にげるが1エネルギーも強み。
ただし、ゴツゴツメットの効果は受けてしまいますので注意が必要です。
また、仕事をさせるには3回はくるくるスピンをしたいので草のゲノセクトと比べると採用率は落ちます。


ピッピピクシー
ピッピは下技の小さくゆびをふるのギャンブルをしたい方に向いてますが、ツインエネルギーを使って奇襲をかけなければ壁ポケモンを置かれてしまいますのであまり得策ではありません。
ピクシーはハガネールVと組み合わせると強いです。しかし技はそこまで強くないのでピッピで技をつかって運用するかピクシーに進化させて回復をするタイミングが難しいと感じました。かといって複数採用はする枠がありませんので、結局採用をしない構築にすることが多かったです。

キリンリキ
ダメカンを置く技なのでゴツゴツメットの効果を受けない点が強みです。使用タイミングは序盤に壁ポケモン対策で使いますが、このポケモンも草のゲノセクトと比べると体力が低いのと序盤でしかおそらく使用しないので、ダンバルやラクライ、ゲノセクトのほうを優先して採用する傾向が多かったです。

カゲボーズジュペッタ
練習本番で一度も使用しませんでした。
したがって予想となってしまいますが、ジュペッタの特性で弱っているVmaxを気絶させることができれば強いと感じます。しかし、それ以外ではカゲボーズはベンチで腐り、カゲボーズいないのにジュペッタが手札で腐る可能性のほうが高いと感じましたので採用は毎回見送りしてました。

デデンネ
こんらんはデンリュウVのときに強いと解説をしましたが、デンリュウVは体力があるのと序盤から中盤が特に強いので役が被ってしまいます。また、デンリュウVはエネルギー2個で50もダメージが出せます。
このポケモンは終盤では体力が低いため使いづらいので序盤の運用が多いですが、気を付けなければならない点は
特殊状態は進化すると治ってしまいます。
したがって後攻1ターン目や先攻2ターン目にこんらんさせても進化させて回復されてしまう可能性が高いのです。
進化先がないポケモンには強いですが、にげたり攻撃しない選択が相手側が取れますので、10ダメージの打点の低さとHPの低さが大きな短所となってました。デンリュウVが開封時に出なくても、10ダメージしか出ないしこんらんそんなに必要かな…?となって採用を見送ることが多めでした。

ゼルネアス
主に序盤で上技のジオハントをつかってサポートを回収する運用をします。
注意点は鋼が弱点です。したがって中盤以降ではトラッシュからカードを回収できても1枚です。サイド献上しても回収したいカードがあれば良いですが、おそらくゼルネアスを育てるターンに他のアタッカーの育成を優先する場面が多いです。
サポートの枚数が多いプールで入れられれば強いです。

ディアンシー
特性でベンチ狙撃対策になりますが、主に刺さるのがバチンウニしかありません。
バチンウニはそこまで採用率が高くないとでこのカードも特に採用する理由はありません。


ウパーヌオー
ヌオーの下技気まぐれインパクトよりもジガルデのほうが使いやすいしヌオーは進化させないといけない手間があります。
これを採用するならジガルデを採用しましょう。

ツボツボ
練習で一度も採用しませんでした。
3枚以上入れられれば強いと思いますが、HPが低いのでこちらが山を削りきる前にサイドを取られてしまうかと思います。

レジロック
一見シールド戦で強そうなポケモンですが採用率は低いです。理由として、まず闘エネルギーを入れるときは100%セキタンザンが入っているデッキになります。
ですが、無色で技が使えるポケモンが優秀なため、闘ポケモンの中で使えるアタッカーとなるとこのポケモンかジガルデくらいしかおりません。これだとアタッカー不足になりがちなのでエネルギーが2色以上になります。闘エネルギーはエースのセキタンザンになるべくつけたいので、このポケモンの闘エネルギー2枚は使いづらいと感じました。

ジガルデ
闘ポケモンのコモンとレアの中ではこのカードが一番です。
デンリュウVに強気で出せます。にげるが重い部分が注意です。
ツインエネルギーを引けなかった場合は採用率が下がります。理由は先ほどのレジロックと同じで、エネルギーはなるべくセキタンザンにつけたいからです。

イワンコルガルガン
進化させないといけない割にはHPと攻撃力が低いので採用しません。

リオルルカリオ
ルカリオの技はどちらも強いです。鋼を軸にしたデッキなら採用率高めです。
注意点は下技のナックルインパクトが鋼エネルギー2枚使うところです。ディアルガとセットで入るとここが補えますのでおすすめです。

ディアルガ
このポケモンも強いです。ルカリオとディアルガでアタッカー枠になりますが、ルカリオを採用する余裕がないときはこのポケモンをアタッカー枠としても採用できます。
上技のクロックバックはディアルガ自身にもエネルギーをつけられます。HPも高めなので、1撃でやられることは少ないです。
注意点はクロックバックは鋼エネルギー2枚を1匹のポケモンにしかつけられないところです。ケララッパの特性のように好きなようにつけられる訳ではないので気を付けましょう。

マッギョ
壁ポケモンの代表です。
どのポケモンにも壁としておけますが、特に草抵抗があるのでザルードV等には強く出れます。1枚は必ず採用します。
技も強く、相手を逃げられなくします。そのため、このポケモンを倒すかポケモンいれかえを使わせるかの二択を迫ることができる場面が多いです。
注意点はにげるが重いので、エネルギー切ってにげる場面はほとんどありません。
ゲノセクトに弱いので、ゲノセクトを上手く対処できれば強いです。

マギアナ
上技のオーバーホールで事故回避の可能性がある部分が強みです。しかしオーバーホールよりもダンバルのなかまをよぶを優先して使いたいので、採用率はそこまで高くはありません。
使うタイミングは序盤が多いです。中~終盤ですとHPが低いのですぐにやられてしまいます。
追記:マギアナが先発で出てくること自体少ない。理由としては先攻で出すには他の火力ポケモンを出したほうが強いし、後攻だとダンバルのほうが断然強いからです。後から出すにもHPが低いのでオーバーホールをしてからやられてしまうだけのパターンが多いかったです。
草のメインアタッカーのザルードやゲノセクト、ダダリンにも強く出れないので、やはり優先度は低めかと思いますが、最近のデッキを漁っていると採用している人が多めなのでかなりの狙い目です。
おそらくマギアナ採用理由には事故の回避だと思いますが、手札をデッキに戻してシャッフルするので、結局事故る可能性は大いにあると思ってます。それならアタッカーに変えてサイドをとりに行ったほうが懸命だと思ってます。

無色
ルギア
練習で一度も使いませんでした。
このポケモンよりもツインエネルギーをつけたいポケモンが多いので採用しません。

ペラップ
ツツケラケララッパラインが無いときの苦渋の選択となります。
デッキの圧縮になりますし好きな基本エネルギーをもってこれるので、マホイップVmaxに超エネルギーがあと一枚足りないときやザルードVでつぎにジャングルライズを撃つときに役立ちます。
逆にツツケラケララッパを採用する場合は採用しません。

トルネロス
アタッカー補欠候補です。技がどちらも強力ですが、ツインエネルギーをこのポケモンにつける場面はそこまで多くありませんでした。あくまで補欠なので、他にアタッカーがいないときには積極的に採用します。

ツツケラケララッパドデカバシ
問答無用の即採用ラインです。ドデカバシは無くてもケララッパまでは必ずほしいカードになります。
ドデカバシの技はどちらも強力です。
育ちきっていないセキタンザンVmaxに強く出せます。
下技のループキャノンですが、ツインエネルギーが無くても十分に使えます。
エネルギーとHPに余裕があるときは4枚つけることでループキャノンが2発撃てます。したがってトゲキッスVmaxにも強く出れる場面もあります。

以上が収録ポケモンの特徴の解説でした。これらに関しては賛否があるかと思いますが、ぼく自身が練習を重ねて感じたことをポケモンごとにまとめさせて頂きました。

3.デッキ構築


デッキを構築する際に何度か練習を重ねた結果、以下の結論が出ました。

①ツツケラケララッパは必ず採用
②トレーナーズは全て採用(英雄のメダルは除く)
③たねポケモンは7~9枚まで!10枚は多い
④①を採用出来ていれば基本エネルギーは17枚前後が理想
⑤鋼タイプが一番強い

となります。
まず①が確保できなければかなり厳しい戦いになります。逆に多い場合はツツケラケララッパドデカバシは2-2-1で確保するとバランス良くなります。
②でトレーナーズは全て採用(英雄のメダルは略)したときにサポートの枚数がジムトレーナーを入れて5枚以上が理想になります。4枚以下の場合はラクライライボルトのラインを1-1に入れることを視野にいれます。
③でエースポケモンを決めて、それをベースに組んでいきます。タイプは2色が安定しますが、場合によっては3色で考えます。⑤でも説明しますが、基本的には鋼タイプが強いのでエースポケモン+鋼タイプのポケモンが入るかどうかを考えます。
ダンバルが入ることによってなかをよぶが使えるので、たねポケモンが少なくてもベンチに呼び出せます。
このゲームは毎ターンにエネルギーを手札からつけることは必須なので、ポケモンが多過ぎて事故るよりもエネルギーが多いほうが技が使える点で良いです。また、ケララッパの特性によってエネルギーが多め採用されていれば1ターンに3,4毎エネルギーをつけることができます。

したがって④に繋がります。もし①が無い場合は代わりにペラップを採用して基本エネルギーを15枚程度にします。
⑤ですが、今回は炎タイプのポケモンが収録されていないため鋼タイプが一番強いです。草タイプも強いですが、鋼タイプにすべて草抵抗がついているため鋼タイプほどは強くありません。雷タイプは闘タイプに弱いですが、闘タイプのアタッカーがセキタンザンとジガルデくらいしかいません。闘タイプは汎用性の高い草タイプに弱いです。
したがってタイプのみをみると、鋼が一番強くてあとは横並びの印象です。
仮にエネルギー単色デッキを作るのであれば鋼が一番安定します。

ここで、ぼくのデッキとカードプールの紹介を致します。

画像1

画像2


ぼくは箱の右側半分を選びましたが、シールド戦的にも値段的にも強めでした。(カードプールの画像でアメイジングセレビィを置き忘れています…)
(英雄のメダルは略)
デンリュウVの採用はかなり悩みましたが、入れて正解でした。
先ほどの解説では鋼が強いと述べましたが、ダンバルとルカリオしか鋼で採用できるポケモンがいなかったため、デンリュウVを採用して雷エネルギーを採用しました。雷草闘ですべてにVポケモンのエースがいるので対応力が高めのデッキとなったと思います。実際に試合でもデンリュウVやザルードVが序盤から中盤に活躍し、フィニッシャーでセキタンザンVmaxのパターンが多かったです。
この記事を書いている段階でのこのデッキの戦績は10勝3敗ですので、かなり強めだと思ってます。

4.プレイングの注意


デッキが完成したらあとはプレイングですが、ここでの注意点は以下にまとめました。
①最初に出すポケモン
②エネルギー管理
③ポケモンの進化タイミング
④サイドを取りに行く動き

となります。
①最初に出すポケモン
先攻か後攻かで特に強みを発揮するポケモンがあります。
先攻:
ゲノセクト
ダダリン(ツインエネルギーを握っているときに限る)
ザルードV
デンリュウV
リオル(ルカリオをもっていれば)
セキタンザンV(Vmaxをもっていれば)
ハガネールV
トゲキッスV(どちらかといえば)
後攻:
ビードル
ラクライ
バチンウニ
ピッピ(ツインエネルギーがあれば)
キリンリキ
ゼルネアス
ダンバル
ディアルガ
ペラップ
トルネロス
です。もちろん相性もありますが、以上が使用してみて先発に使いやすいと感じたポケモンです。
見たところ後攻に使いやすいポケモンが多いですが、ツツケラケララッパを採用しているのであれば先攻をおすすめします。 

②エネルギー管理
エネルギーの枚数の把握はスタンダードルールでも基本ですが、シールド戦でも同様です。特に手札からエネルギーをつける種類と順番は普段よりもよく考えて行いましょう。

③ポケモンの進化のタイミング
進化をどこでするのか、特にタイミングが重要なポケモンを以下に挙げます
ツツケラ
トゲキッスV
マホイップV
です。
ツツケラはエネルギーのつけ先がショボいと進化させて特性を使ってもあまり強くありません。アタッカーを置いてから進化しましょう。しかし、できるだけ早く進化させましょう。デッキが減ってきている後半になればなるほどケララッパの特性が弱くなります。
トゲキッスVはエネルギーを2つか3つ付いているときはタイミングを伺う必要があります。下技のスピードウィングが130ダメージだからです。
進化させることによって120が最大ダメージになってしまいますので、ダダリンルカリオ等のHPが130のポケモンを警戒して進化のタイミングを伺いましょう。
マホイップVは最後の最後に進化させてキョダイホイッパーで詰めましょう。

④サイドを取りに行く動き
シールド戦ではサイドカードが4枚なので詰められるときはできるだけ早めに詰める動きが重要です。
何度か友人と対戦していると強いポケモン弱いポケモンがわかってくるので、「このポケモンは強いから今はダメージ負いたくない!逃がして様子見!」という動きが目立っておりました。
劣勢の場面ではわかりますが、優勢の場面でもこの選択をしてしまう傾向にありました。相手に隙を与えてしまうだけですので、優勢のときはできるだけ早くサイドを取って詰めていきましょう。特に残りサイドを1枚にしてしまえば、相手は新しくポケモンをベンチに出しづらくさせる圧力がかけられます。

5.当日の流れ


コロナ禍で初めての大きめな大会に参加しました。ぼくが参加したイエローサブマリンマジッカーズハイパーアリーナでの当日の流れをご紹介します。
まず、呼ばれた順番で席に着席をしてテーブルに出して良いものは、持参または購入したスリーブのみでした。
プレイマット使用禁止、ダメカンは試合のときのみに出すように指示を受けました。持参したスリーブも不正防止のため一人一人チェックをされます。
その後、カードのチェックシート等を配られてからパックの開封に移ります。
パックの開封は正面に着席した方と箱のパックをそのまま左右に分けて開封します。基本的にはじゃんけんをして左右どちらかを選ぶ感じでした。
パック開封のみの時間を10分(15分だった気もしますが…)と決められてました。
その後は出たカードをシートに記入し、お互いに出たカードのチェックをするように説明されました。
カードのチェックの時間を30分ですが、その間にエネルギーカードも配られるので、早めにお互いのチェックが終わったらすぐにデッキ作成に移っても良いと説明されました。デッキ作成の時間も30分ありましたので、一人で回す時間も十分にありました。
ジップロックを配られ、開封したカードとデッキ、スリーブ等はすべてそこに入れるように指示がありました。
13時から開始しましたので、ここまでで14時は過ぎておりました。

入念な不正防止のため、準備には時間がかかりましたがとても良い対応だと感じました。
デッキ作成後にはブロック発表のために席移動を行いました。(同じ箱を開けた方とは同じブロックにならないようにするため)
席に着き同時に試合が始まります。試合時間は30分です。試合中も店舗の方がずっと監視をして下さっておりました。とても安心してプレイできたのを覚えております。
決勝トーナメントでは特に引き分けやサドンデス等が発生しませんでしたので、問題無く試合を進めることができました。
正直なところ、店舗対応がかなりの不安材料でした。しかしぼくの出場したイエローサブマリンハイパーマジッカーズアリーナではこれからも安心して大会にエントリーできると思いました。
これから争奪戦に参加される方は、準備から試合までかなり時間がかかってしまいますので、そこは注意点となります。
逆に時間をかけているお店がとても安心できるかと思います。 

6.終わりに


ぼくは昨年にポケカを初めましたが、丁度その時期にミュウツーHR争奪戦の受付が終了しており、当日枠しかなくそれも外れて出場すらできませんでした。
今回初めてシールド戦に出場できたので、とにかく楽しむことを重点に参加しました。ぼく自身は、練習はとことんしたのであとは当日を楽しむだけ!という気持ちでしたが、ずっと練習に付きあってもらい、当日にも付き添ってくれた友人はぼくよりも緊張しておりました笑。
それもあってとてもリラックスして当日試合ができたのでとても感謝しております。次はその友人がシールド戦本番なので、ぼくのシールド戦が終わってから毎日練習をしております!
Twitterで密かに練習を見守ってくださった方、リプライや直接応援に来て下さった方に本当に感謝しております。ありがとうございます。

ここまでぼくの長ったらしい拙い文章を読んでくださいまして、誠にありがとうございました。また何か機会がございましたら、記事を作成したいと思います。
それでは失礼致します。


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