南阿蘇鉄道OPサニー号トレインの旅【備忘録】
2023年9/6~7にかけてワンピース仲間の相棒と熊本を旅してきました。
相棒との過去の旅で銅像は全部見ているので
今回の目的は、7/15に全線開通した南阿蘇鉄道とのコラボ、サニー号トレインです。
運航日が木、金、土、日、祝日のため、旅の初日の水曜日はジンベエカードをゲットしに宇土へ行っていました。
去年の旅ではまだ作られていなかったのです。
まだジンベエだけ手元にいないのです!
(この必死さが伝わりますように)
熊本空港から車で約一時間。
(毎回相棒がレンタカーを運転してくれています、本当に感謝)
道の駅、宇土マリーナおこしき館に到着です。
ここで念願のジンベエカードをゲットです!
ジンベエの後ろには長部田海庄路が広がっています。
千と千尋の神隠しの世界とも言われています。
ちょうど満潮時だったので海が広がり電柱だけがぽつぽつと海面から立っています。
昨年こちらに来たときはどうやら干潮時だったようで
こんな遠くまで道が続いていました。
そういえばお天気悪かったなあ。
道の向こうへは関係者しか入れないみたいですね。
ジンベエ像の近くにokagesamaMOBAという洒落たお店があり、カードはそこでももらえるのですが定休日でした、残念。
(今回はいろいろな「定休日」に振り回された旅でした…)
このあと、帰り道のゆめタウンで馬刺しやチーズを買い込み、ホテルでワインを飲んだくれたとか、書きたいことがたくさんありますが、
タイトルの南阿蘇鉄道がなかなか始まりませんのでこの辺で。
それでは二日目。
・南阿蘇鉄道 高森駅
昨夜は飲み過ぎさっさと寝てしまったので早くに目が覚めました。
いよいよメインのサニー号トレインに向けて出発です。
宿泊は肥後大津のホテル。
ここから車で約40分の高森駅に向かいます。
サニー号トレインは高森駅~立野駅の間を走ります。
予定の列車は高森駅9:10発。
ホテルからは立野駅の方が近いけれど、高森駅から乗ることにしました。
少しでも早くサニー号トレインに会いたかったのと、満席の場合は乗車できないとサイトにあって焦っていたのだと思います。
その後、座れなくても(定員を越えても)乗車できると聞いたものの、
混み具合が読めなくて、結局だいぶ早く来てしまったわけなのですが。
夏休み明けの9月の平日、まだ秋の観光シーズンにも早く、8時過ぎから高森駅にいる人は、それほど多くありませんでした。
朝食バイキングもそこそこに、早く出立した我々のハリキリは空回りした感じですが、それはそれでいいの。
新しくなった高森駅をゆっくり見て回れたからいいの。
さて…(きょろきょろ)
あっ!!!!!!
ちなみに昨年会ったアニキはこんな感じ↓
なおこのパネルに近づくためには靴を脱いであがらなくてはいけません。
さすが拳王様、特別感が違います。
南阿蘇鉄道唯一の有人駅、高森駅は新しくなったばかりでとても綺麗です。
シティハンターの北条司先生やよろしくメカドックの次原隆二先生からの、全線開通おめでとう色紙もありました。
もう少し駅舎をぶらぶらします。
遊んでないでそろそろ並ばなくては。
辺りにもサニー号トレインに乗るらしき方々が増えてきました。
わくわくが止まりません
いよいよ乗車です。
なお立野~高森は現金しか使えません。
490円です。
車内で両替もできますが、ワンマン運転のためできれば予め用意しておいた方がよいと思います。
前日からちゃんと小銭を用意していた我々に抜かりはありません。
(財布がじゃらじゃらして重かった)
それでは内装を。
写真が下手なので雰囲気だけでもお伝えできればなによりです。
今回は満席になるほど人がいなくて、わりとどこでも座れましたし、写真もわりと好きに撮れて、ラッキーでした。
いよいよ鉄道の旅…の前にひとつ。
公式サイトにもありますが、この路線の途中に隠しキャラのパネルがあります。
現在わかっているのが六人。
当時の段階では情報が少なくて、乗りながら撮れるのか不安でした。
南阿蘇鉄道さんはとても景色がよいところを走ります。
水も山も田畑の緑も本当に綺麗でした。
今回、いつ出てくるかわからないパネルを撮るため窓に張り付いて頑張りましたが、
もう少し余裕があれば、車窓からの景色をもっと楽しめたのではと、後から少し残念に思いました。
なので、これから挑戦する方に何かしらの参考になればと、いくらか詳しめのレポを自分の備忘録を兼ねて書いてみます。
自力で頑張りたい方はネタバレになってますので、ここでお戻りください。
詳しく書くことで公式様の
「応援のために何度も乗ってゆっくり探して」
という、お気持ちに添えてないのではと、ずいぶん悩みました。
が。
皆さん、このノートはダイマです。
心からの応援です。
乗りましょう、サニー号トレイン!
来たかいは十分すぎるほどありました。
サニー号はまだ一年ほど運行予定です。
今からでも全然遅くありません。
ぜひ熊本旅行のご予定を!
では高森駅をしゅっぱーつ。
撮影のチャンスは往復2回です、頑張る。
(パネル位置の左右は、高森→立野で書いています)
・高森→見晴台駅
駅の間に隠しキャラ、ヤマトのパネルが左側に見えてきます
わりとすぐです、心の準備もないうちに現れます。その代わり撮れたときの高揚感はすごいです。
この先もこのままいけんじゃね?(ニヤリ)
って思いましたからね。
全然そんなことなかったんですけどね。
・見晴台→南阿蘇白川水源駅
ここには駅に着くと左側にローがいます。
自然に囲まれてるローです。
ここで外国の旅人さんたち数人が降りました。白川水源に行くのでしょうか。
後で我々も行きましたがとても綺麗な水が湧いていました。
いいところにいるじゃないか、外科医。
・南阿蘇白川水源→阿蘇白川駅
ホームにLOVE CHAIRなるベンチがありました。
真ん中が下がってるから、そんなつもりじゃないのにくっついちゃうね❤️みたいな感じですか、ふふふ。
この先もこのLOVE CHAIRはあちこちで何度も現れます。
お弁当屋のヒライに継いで見かけたものかもしれません。
・阿蘇白川→中松駅
中松までの区間、右側に河松のパネルがあります。
中松→河松というもじりかな?と思いながら窓に張り付いてたのですが、これがとにかく難しい。
友人と手分けして探したのに、行きにはついに見つけられませんでした。
(行きは左側を見ていたので)
帰りに反対側に座ってようやく見つけました。
ちゃんと池みたいなとこにいるのですね。
遠いけどこれが精一杯。
頑張ったよ、わたし、うん。
下車は叶いませんでしたが、中松駅の構内には「ひみつ基地ゴン」というカフェがあるそうです。
カレーが美味しいそうです。
ひみつで、ゴンで、カレー。
それってもうアレではないですか!
ほら、魂に響くあの歌。
バンバラバンバンバン
バンバラバンバンバン
戦隊好きにはたまらない場所みたいですよ。
行きたかったなあ…(定休日でした)
・中松→南阿蘇水の生まれる里白水高原駅
長い駅名は読み数でいけば日本で四位だそうです。
・南阿蘇水の生まれるさと白水高原→阿蘇下田城ふれあい温泉駅
長い駅名×長い駅名で、タイトルが長い…
駅のホーム近くにハンコックがいるとの情報を得ていました。
でも行きには見つからなくて、立野からの帰りに再チャレンジしました。
どこにいるかわかんないので前もってGooglemapで見当を……
ん、ちょっと待って。
駅の近くに縁結びの石。
ハンコックと言えば恋する乙女ですから、これはもう決まりじゃないですか👍️
きっとこの側にあるんだね、おっけー……
……全然違うやん!
妾が甘かった、激甘でした。
姫様はホーム側(高森からなら右側)
目星をつけていた縁結びの石からは、だいぶ離れた立野寄りの方にいらっしゃいました。
なけなしの反射神経を振り絞って撮りました。
・阿蘇下田城ふれあい温泉→加勢駅
サニー号トレインの旅も終わりに近づいてきました。こちらには左側、ホームにキャロットがいます。
ありがとう、一番楽だったよ(涙)
・加勢→長陽駅
ここには右側のホームにサボがいます。
けっこう端なので一両編成のサニー号トレインの停車位置とは、ずれました。
降りて撮りたくなりますが迷惑行為なのでもちろんだめです。
よーし帰りに再チャレンジ。
正面が撮れなかったサボです、悔しいー。
まだ終点ではありませんが、隠しキャラチャレンジはここまでです。
(この後増えたりするかな?)
撮影しながら思った、コツっぽいことを書いておきます。
①予想よりスピードが早い
南阿蘇鉄道さんには初めて乗りましたが、予想以上に早かったです。
観光用のトロッコ列車はゆっくりなのかな?
そこはわかりませんが、サニー号トレインは普通車なので、あ、パネル!と思ったらもう後方にいってしまってました。
早く発見できるよう進行方向に向かって座ることをオススメします。
②窓ガラス。
外装はキャラのデコレーションをしているため内側から見ると
こんな感じです。
窓にフィルムが貼ってあるので、わたしのような下手くそが、しかも慌てて撮ると、外ではなく窓にピントがあってしまいます。
窓にぴたりと張り付くようにして撮りましたが
フィルムのない席を選んだり、
サニー号トレインはそれとして楽しみ、景色の撮影は他の普通車両(普通の窓ガラス)からにしたらどうかなと思いました。
撮影の上手い方はどうかここはスルーで。
③大事なのは反射神経。
もう目で見るな、感じろの世界です(え?)
あっ!→ぱしゃ
これです。
考えている時間はありません。
目の端に見えたらシャッターを押す。
頑張るしかない、結局はそれ。
では最後の区間です。
・長陽→立野駅
次はいよいよ終点の立野。
ここからは本当に素晴らしい景色が続きます。
白川や立野ダム建設の様子も見えます。
トロッコ列車ではありませんが、観光客に配慮してくださり、できる限りゆっくり走ってくれます。
アナウンスもあって感謝と満足しかありません。
ダム予定地を過ぎたら立野駅です。
お疲れさまでした。
・立野駅
新しくできたばかりの立野駅はとてもとても綺麗です。まだ木の香りがしそう。
上から見るのは新鮮ですね。
ここでサニー号は次の運行までしばしお休み。
待機のための線に入ります。
これが「出港まで海軍の目から逃れるために港の隅に停めとこう」という感じがあって大変よきです。
ここで実は大事なことに気づきました。
「サニー号の反対側ってどうやったら撮れるの?」
反対側にはゾロやロビン、ナミ、ブルック、ジンベエがいます。
見なくては収まりません。
ゾロいるし。
停車中に階段から頑張ってみましたがここまでです。ゾロの位置は本当に無理。
とても気になりますがそれは置いといて、
まずは目的のひとつ、ニコニコ饅頭サニー号verを買いに行くことにします。
予定では12:07発のサニー号で
立野駅から再び高森駅を目指します。
時間がめちゃくちゃあります。
でも綺麗な駅舎は過ごしやすく、そしてオタクが二人以上いれば話しながらいくらでも時間を潰せるものです。
座っててもよかったのですが、立野ダムの展望台が徒歩5分とあったので行ってみることにしました。
暑いけど。
じりじりと暑いけど。(インドア派)
そしてダム建設現場へ。
なかなか見られない景色でした、
天気もいいし行ってよかったです。
暑かったけど。
さて。
ここで「どうしたら車両の反対側を撮れるのか問題」を考えます。
このまま高森駅に帰っても結局反対側は撮れません。
……はっ。
反対側のホームに着く駅で撮るのはどうだろう?
そこで駅員さんに若干勢いよく
高森駅までの間で左側で降りる駅はどこですか
と、尋ねました。
ふと、昔ワンピの友人たちと芦ノ湖の海賊船に乗ったときに
どうしたら一番上の甲板にでられますか?
上に行くならお金はどこで払いますか?
と、係のおじさんに詰めよってしまったことが、頭を過りました。
その節は必死な集団ですみませんでした。
駅員さんは、ああ…と我々の思いを即座に汲み取ってくれたようで、長陽駅、阿蘇下田城駅…と教えてくれました。
お忙しいところ、ご親切にありがとうございました。
予定していた12:07発のサニー号より一本早い列車に乗り、反対側のホームに止まる駅でやってくるサニー号を撮ろうという、にわか撮り鉄の誕生です。
11:06の高森駅行きに乗り再び出発。
こちらは普通の車両で、観光客らしき人たちが幾人かいますがサニー号トレインより空いていました。
皆さん右に左に、わりと自由に動きながら景色の写真撮ってます。
我々も行きで撮りきれなかったパネルを狙いますが、さっきよりずっと景色を楽しむ余裕があります。
立野~長陽の間はやはりスピードを緩めてくれながらアナウンスが入りました。
よく見えます。
すごいすごい、絶景!
走行中、ホームや家から笑顔で手を振ってくれる人がいました。
もちろん我々も笑顔で振り返します。
すごく楽しいです。
さて、お待ちかねの反対側の撮影のため
南阿蘇白川水源駅へ。
駅舎にあるカフェはお休みでした、残念。
誰もいない駅で相棒とサニー号トレインがくるのを待ちます。
そして、覚えていますか。
この駅には彼がいましたね。
全景は撮れませんでしたが十分満足しました。
(自分たちに拍手)
白川水源にも行ってみました。
駅からなら徒歩で10分ちょっとです。
湧水の音が聞こえる気がします。
水がすごく冷たいです。
せっかくなのでペットボトルに汲んで持っていきました。(水は無料で汲めます)
これが目が覚めるほど冷たくて、歩いて火照った足がすっきりしました。
ただ長時間は浸けていられません…ホントに冷たい。
このあといくつか寄り道もしましたが
サニー号トレインの旅はこれで終わりです。
レンタカーを返して空港に戻ります。
はあ、旅も終わりかあ……
ん?
トイレ探してよかった、一階にこんな場所あるなんて知らなかったよー!
(すかさず撮影)
熊本空港、とても綺麗になっていましたが
去年撮った↓の看板が、工事の板で覆われて見られなくなっていたのが残念でした。
また見においでってことですね。
ありがとう相棒。
ありがとう熊本。
ありがとう南阿蘇鉄道様。
本当に楽しい旅でした。
《備忘録おわり》
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